2011年11月25日金曜日

先輩にも後輩にも

TANAKA Kohji です。
不思議な一ヶ月が過ぎようとしています。

ことの始めは、母が急に事務所に訪ねてきたことから。
事前の電話もない突然の訪問に驚いたのですが、電話は単にSIMカードの認識がされず電源OFF状態なだけでした。

その日にお会いしたのは皆、母と同世代な方々。
その後も何度かお会いしているのですが、皆バイタリティに溢れています。

わたしの30年後はそのように振る舞えるかと思うと、少しだけ自信がありません。

ただ、負けられませんよね。
体力というアドバンテージがある以上。


ここ1〜2年、若い人たちと話す機会も増えました。
高校生から、20代前半の学生等など。

共通して言えるのは、志が高い人が多いということです。

私が学生の頃、起業したいという人も何人かいましたが、どこか、胡散臭い人たちが混ざっていました。
とにかくお金が稼ぎたいとか何とか。

今の人たちも、そういった思いが無いとは言えないのですが、それ以上に、何かを成し遂げたいという思いの方が大きいのです。

彼らと話をすると、いつでも力がみなぎってきます。
何というか。気持ちで負けないようにしないと、という感じ。

経験が、その人にとって、プラスになるのかマイナスになるのか。
今の私には、社会に出てからの15年ほどは、プラスでしかありません。


負けられませんよね。先輩にも。後輩にも。
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2011年11月8日火曜日

クラウドの真打ち登場間近

TANAKA Kohji です。
昨日、インターネットのレンタルサーバー事業で有名なさくらインターネットが「さくらの夕べ」と題するイベントを開催しました。

以前から新サービスさくらのクラウドの発表日ではないかと言われていたのですが、実際噂通りに発表されました。
以下、同イベントで発表された情報をもとに続けます。(わたしは同イベントには参加していませんが)


サービス開始は11月15日の15時を予定し、石狩データセンター開設と同時になるそうです。

料金プランは非常に使い勝手が良くまとまっています。
クラウドホスティングサービス(以下クラウド)は「初期費用不要で、使った期間(時間)で課金」というのが一般的ですが、期間が1日単位(または月単位)となっているくらいの差しかありません。

「1日だけ利用すれば、1日分の料金しか必要無い」のです。
もちろんオンラインで申し込みすると、即時に使えるようになるのがクラウドでは一般的。
これは自社のサービスリリース前など、不要な期間の料金が発生しないことを意味します。

また一般的なレンタルサーバーでは、予想されるアクセスが「徐々に増える」場合であっても、最初から高いスペックのプランを選択せざるを得ません。
しかしクラウドであれば、当初は最安のプランにしておいて、アクセス増に合わせてプランを変更していくことが可能です。
たとえば土日だけアクセスが増えるサイトであれば、土日だけ上位のプランを利用するという使い方もできるでしょう。

初期費用、使っていない期間の料金、無駄なスペックに対する料金、等など。
私たちは今までどれだけコストを払ってきたのでしょうか。
今後はそれらは不要になるのです。

より使い手に最適化されたサービスと言えます。
ここに、以前テーマは『○○』勉強会でお話しした「今後はすべてがクラウドへ」という流れが生まれると予想した理由があります。


さくらインターネットのさくらのクラウドが特徴的なのは次の点

  1. 申し込んだ時点で分かるシンプルな利用料金
  2. より安価なVPSサービスとの相互利用
前者は、一般的な「転送量課金」がないことで分かります。
転送量課金とはクラウドの料金をもっとも分かりにくくしているもので、どの程度アクセスされたかという実績による課金のため、事前に予測することができません。
日本の企業の場合、「月いくらかかるから、それを稟議にかける」という行為が行われます。
しかし、この月いくらかかるかが、分からないのが転送量課金です。

さくらのクラウドでは選択するのは4つ
  • サーバ(スペック)
  • 追加ディスク(容量)
  • ネットワーク
  • 操作オプション
すべて選択したとおりに課金され追加がかからないため、申し込み時点でその月(日)にいくらかかるかが分かります。
もちろん、今日からディスク容量を増やす(減らす)ということも可能です。
便利ですね。

もうひとつの特徴はVPSとの連携。
事前の発表では、さくらのクラウドの最小プラン(2G)でも高スペックの場合に、より安価なVPSで運用するということが可能だということです。

たとえば映画のサイトの場合、公開前から公開終了まではクラウドを利用し、その後はVPSで安価に運用していくということが考えられます。
それを簡単なステップで移行することができる予定です。

より無駄の少ない運用が可能となっていくでしょう。

「クラウドは何となく難しい」という方もいるかもしれません。
しかし、より便利になるのです。
たしかに「至れり尽くせりのホテル」のようなサービスであるレンタルサーバーよりは難しいですが。

今後はすべてクラウドへ移行していくことでしょう。
今から準備をしておけばライバルの一歩先をいくことができますよ。
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2011年11月4日金曜日

VisionとValue Propositionを考える

というわけで無事結婚9周年を迎え10年目に突入したTANAKA Kohji です。

さて、現在プロトタイプを公開していて、今月中には正式にリリースしたいtipshare.infoですが。
おかげさまで徐々にTipsの投稿も増えてまいりました。

Tipsとは「役に立つ、小さな情報」のことですが、「こんなの知らなかったの私だけだろうな?」「これは誰でも知ってるだろうな」というようなネタが、意外と他の人の役に立つというのが面白いところ。

まさに「君の当たり前に僕らは感嘆させられるんだ」なのです。

さて、このような投稿を今後もっと増やしていきたい訳ですが、その先にあるものは何なのかということ。

以前、どうしてtipshareを作ったかということを述べていますが、Tipsという小さい単位の情報を、小さいままに流通させることで、役に立つ情報が世の中にもっと増えれば良いなということを考えている訳です。

情報が小さいとtwitter等のメディアでも流通しやすく、また、APIを通じて他のアプリケーション経由で流通させていくことも容易です。

というわけでこれからVisionを明確にしていくのですが、この辺が目指すべきところということで考えています。
水道哲学という考え方が好きなので、そんな表現を使うかもしれません。

一方で先日知った「Value Proposition」という考え方。
画像検索するといろいろでてきますが、顧客が対価を払う「他では簡単に得られない価値」のことで「何を提供することを約束するのか」ということでもあるそうです。

まったく考えたことありませんでした。
こういったことを。
いろいろ考えてみて、今のところ「自分の役に立つTipsを、必要なときにいつでも使える環境を提供すること」という感じかなあと思っているのですが、こういうのは短時間でつくるよりも、あれこれ考えて最終的に落ち着くところに落ち着くと思うので、まあ年内はずっと考えていこうと思っています。

起業したときよりも、今の方がしっかり地に足をつけてできているような気がします。
起業したときに考えたビジョンもあることはあるのですが、今考えると一週間くらいでさくっと作ってしまった感が否めません。
するとどうしても、あとでぶれてしまうのです。
忙しい日々を通じて「私たちはどうしてもこれをやりたい」という意識の奥底にアクセスできてはじめて、VisionやValue Propositionは固まっていくのでしょう。

というわけで、本番はこれから。
まずは最初の関門に挑戦します。
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2011年11月2日水曜日

Thanks

ハロウィンという楽しみが増えて、この時期が以前より好きになってきたTANAKA Kohji です。

さて、本日11月2日は、私の妻の誕生日であり、我々の結婚記念日でもあります。
普段家事も育児もすべて任せていますが、非の打ち所の無い仕事ぶりでいつも感謝しています。
わたしが仕事に専念できるのも妻が家を守ってくれているからこそ。

一日も早く家事を分担できるように、もっと本業で上を目指していきたいと思います。
立ち止まること無く。

Thanks a lot.


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