2012年6月27日水曜日

CakePHP HTML Cache Plugin の2.x対応と追加機能とか

@mon_sat です。
CakePHP HTML Cache Plugin についてメモしておきます。

CakePHPにはキャッシュの機能がありますが、純粋な静的ファイルを書き出すもっと強力なキャッシュをおこなうためのプラグインがあります。
(symfonyでは sfSuperCache 、Fuel PHP ではfuel-pagecacheという同様のプラグイン等があるそうです)

仕組みは、mod_rewriteの機能を利用し、webroot/cache以下に、該当するhtmlやrss等のファイルがあれば、それを直接表示し、無ければ、CakePHPが通常の描画後、webroot/cache以下にページを書き出すというもの。

一度作成するとphpすら使われませんので当然速いわけです。

ただしそのファイルを消さないと永遠にCakePHPが再表示しませんので、以下のコマンドのようなことでファイルを消してあげる必要がありますが。

find /full/path/to/app/webroot/cache -mmin +360 | xargs rm -f

さてこのプラグイン、もともとはMatt Curry氏が作成したプラグインです。
その後CakePHP2.x系への対応がまだのようでしたので、forkして作成したのが、こちらです。

インストールと準備

ダウンロード後、APP/Plugin/HtmlCacheとなるように配置してください。
bootstrap.phpでPluginをloadします。

# APP/Config/bootstrap.php
CakePlugin::load('HtmlCache');

webroot/.htaccess を修正します。
(修正内容は extras/.htaccess のようにします)

<IfModule mod_rewrite.c>
    RewriteEngine On
    RewriteCond %{REQUEST_METHOD} ^GET$
    RewriteCond %{DOCUMENT_ROOT}/cache/$1/index.html -f
    RewriteRule ^(.*)$ /cache/$1/index.html [L]
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
    RewriteRule ^(.*)$ index.php [QSA,L]
</IfModule>

プラグインの使用

あとは、Controllerで $helpers = array('HtmlCache.HtmlCache'); のようにします。
ただ特定のactionだけ使用するというケースがほとんどでしょう。ですので。
viewファイル内で使用する場合は、次のようにします。

$this->Helpers->load('HtmlCache.HtmlCache');
$this->HtmlCache->options($options);    // 必要に応じて

オプションの指定

オプションは配列で指定します。
# view
$this->HtmlCache->options(array('cache_dir' => 'statics'));

オプション(デフォルト)
  • 'test_mode' => false,
    • trueにするとdebug level が1以上でもキャッシュファイルを書き出します
  • 'host' => null,
  • 'domain' => false,
    • trueにすると、複数ドメインで運用している場合にhostごとに書き出すことができます
    • $_SERVER['HTTP_HOST']もしくはhostオプションの値が使用されます
  • 'www_root' => APP . WEBROOT_DIR,
    • webルートのフォルダをフルパスで指定します
  • 'cache_dir' => 'cache',
    • デフォルトでは webroot/cache 以下にキャッシュファイルが作られます
    • ここを修正した場合は webroot/.htaccess も適宜修正しましょう
  • 'filename' => 'index.html',
    • 拡張子なしでCakePHPにアクセスしたときに書き出すファイル名です
    • index.htm や index.php を使用したいという場合はここを書き換えます
  • 'file_path' => null,
    • まったく別のURL(パス)で書き出したいという場合は、ここを編集します
    • 例) 'file_path' => $this->webroot . DS . $item['Item']['filename'],
というわけでRSS等の出力に絶大な効力を発揮する HtmlCache Plugin を紹介しました。

ぜひご活用ください

MontBlanc-Sucks/HtmlCache
ご意見・ご要望・ご質問は、 @mon_sat までお願いします。
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2012年6月26日火曜日

CakePHP OGP Plugin つくりました

@mon_sat です。

OGPタグというものがあります。
facebookとかでシェアしたときに、任意のタイトルやdescription、画像等を設定するmetaタグです。
このブログの場合は、次のようになります。

さて、このOGPタグと、titleタグ、metaタグの一部(description)等は、内容が重なります。

これらを、view等から簡単に設定できると良いですね。
というわけで @yando さんのアドバイスを受け、プラグインにしてみました。

CakePHP OGP Plugin

インストールと設定

プラグインをダウンロードし、 APP/Plugin/Ogp となるように設置します。

git で clone / submodule add する場合は、次のような感じで
cd your_app
git clone git://github.com/monsat/Ogp.git Plugin/Ogp

CakePHP2.xではプラグインを明示的に読み出す必要があるので

# APP/Config/bootstrap.php
CakePlugin::load('Ogp');
とし、Controllerで、OgpHelperを読み出します。

# APP/Controller/AppController.php
public $helpers = array( 'Html', 'Form', 'Ogp.Ogp');
これで準備完了です。

次に、サイトの設定をします。
# APP/Config/bootstrap.php
Configure::write('Site', array(
  'site_name' => 'サイトのタイトル',
  'description' => 'サイトの説明',
  'image' => '/img/image.png',  // サイトの画像
  'type' => 'website',                 // サイトの種類(blog等)
  'separator' => ' - ',                 // ページタイトルとサイトタイトルの間の文字列
));
Configure::write('Ogp.settings', array(
  'base' => 'Site.',
  'autoKeys' => array('type', 'site_name', 'description', 'image'),   // viewで設定しなくても必ず書き出すOGPタグ
));

Configureで Ogp.settings.base で設定しているので、
Configure::read('Site.site_name') や Configure::read('Site.description') などが利用されます。

使い方

layoutファイルの次の記述の箇所に、他のmetaタグと一緒に書き出されます。

# layout
echo $this->fetch('meta');

viewファイルでは、以下のように使います。
# view
// <title>タグ($title_for_layout)も同時に設定されます。
$this->Ogp->title('ページのタイトル');
// フルURLで書き出されます。
$this->Ogp->image($post['Post']['author_image_url']);
// その他は、ogpタグのname(og:無し)とcontent
$this->Ogp->set(
  'description',
  "stripped \n and <b>tags</b>",
  // options
  array(
    'meta' => true,
  ),
);

contentに使用される文字列は、タブ・改行文字およびhtmlタグを除去します。
※ stripTagsオプションを false にすると、htmlタグの除去は行われません

metaオプションを true にすると、通常のmetaタグも同時に書き出されます。

この記事の例では、次のようなタグが出力されるでしょう。(順番は変えてあります)

<title>ページのタイトル - サイトのタイトル</title>
<meta property="og:title" content="ページのタイトル - サイトのタイトル" />
<meta property="og:site_name" content="サイトのタイトル" />';

<meta name="description" content="サイトの説明" />
<meta property="og:description" content="サイトの説明" />
<meta property="og:type" content="website" />

<meta property="og:image" content="http://example.com/img/author_image_example.png" />

という具合です。
$this->Ogp->title()を設定しなければ、Site.site_nameの値がtitleタグとog:titleに使用されます。

ぜひご活用ください

monsat/Ogp · GitHub
ご意見・ご要望・ご質問があれば、 @mon_sat までお願いいたします。
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2012年6月25日月曜日

jQuery Link Box プラグイン作りました

@mon_sat です。
非常に車輪の再発明的ではありますが、jQuery Link Box プラグインを作りました。
(jquery 1.7以上に対応しています)


簡単に言うと、リンクの外側のボックス(div等)全体をクリック可能にするためのプラグインです。

使用例は以下およびsample/index.htmlをご覧ください

使い方


jqueryを読み込みます

<script type="text/javascript" src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.7.1/jquery.min.js"></script>
<script type="text/javascript" src="../jquery.linkbox.js"></script>
</body>の直前に記述するか、<head></head>内に記述してください。

クリック可能にするbox(div等)にdata-click="linkbox"を記述します

<div data-click="linkbox" class="sample">
    <p>sample <a href="/">最初のリンク</a> が使用されます。</p>
    <p>sample <a href="/p/blog-page.html">このリンク</a> は直接クリックする必要があります。</p>
</div>
[data-click="linkbox"]が書かれた属性内の最初のリンクが使用され、ボックスをクリックしたときに遷移します。

(オプション)必要に応じて、ボックスにスタイルを設定します

ボックスがクリック可能であることを示すようなstyleを記述しましょう。
.linkbox {
    background-color: #eee;
}
div.sample {
    cursor: pointer;
}
デフォルトでは .linkbox というクラスが使用されます。
※ 追記(2012-06-29):iPad等で有効にするためには、cursor: pointer をあらかじめ指定しておく必要があります。

(オプション)任意のaタグのリンク先を使用したい場合

[data-linkbox="target"]という属性が存在するリンクは、優先して使用されます。
<div data-click="linkbox">
    <p>sample <a href="/">最初のリンク</a> ですが、直接クリックする必要があります。</p>
    <p>sample <a href="/p/blog-page.html" data-linkbox="target">このリンク</a> は優先して使用されます。</p>
</div>


デモ


サンプル2
https://github.com/monsat/jquery.linkbox

<a href="/" data-linkbox="target">このようなリンク</a>の場合、優先して使用されます
https://github.com/monsat/

ぜひご活用ください

monsat/jquery.linkbox · GitHub
ご意見ご要望ご質問は、@mon_satまでお願いします。
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2012年6月24日日曜日

Webデベロッパ ハッカソン at PoRTAL Shibuya に参加してきました

@mon_sat です。
金曜日から土曜日にかけて行われた Webデベロッパ ハッカソン at PoRTAL Shibuya というイベントに参加してきました。

金曜日の夜に開始し、翌午前中まで開発そして成果発表をして終了という、比較的負担の少ないハッカソンです。

ちなみにハッカソンとは hack + marathon ということで、各自が開発をしつづけるというイベントです。たいていは夜通しおこなわれるところがマラソンっぽく体力勝負なわけです。

デザイナー向けCakePHP勉強会でも使わせていただいた PoRTAL Shibuya に10名以上の開発者が集まり、それぞれ普段ではなかなかできないようなことを中心に開発してました。
CakePHPの勉強会等で知り合った方も何人か参加していて、CakePHPに関する質問をしあったりする光景も。

わたしも前日から開発していた monsat/jquery.linkbox に加え monsat/Ogp · GitHub と、 MontBlanc-Sucks/HtmlCache の追加機能を作りました。じつは来週の仕事の準備なんですけど(笑)

HtmlCacheは、もともとMatt Curry氏が作成したHTML等の静的ページを書き出すためのプラグインです。
その後 sams 氏がCakePHP2.0対応を試みていたようなので、forkしてその続きをすでに開発していたのですが。
この日は「任意のディレクトリやファイルを削除する機能」を実装しました。
これによりサイト全体のキャッシュを削除したり、任意のフォルダ以下のキャッシュを削除というような利用が可能になります。

詳しくは別途ブログにまとめたいと思いますが。

話をハッカソンに戻し。
やはり、こういうイベントで他の方と開発をおこなうというのは、非常に刺激になります。
詰まったときに他の方と話をすることで解決の糸口を見つけたりもできますし。

そして、成果発表する時間があるので、「何かしら作る」というモチベーションも高まることでしょう。
どんなに些細なことでも、それが自分にとって有益であれば良いのだと思います。
こういうイベントに積極的に参加することで、開発スキルや、開発の基礎体力がついていくのかもしれません。

まだ参加されてない方は、事前に登録しておくと良いですね。
というわけで次回のイベントでお会いしましょう。

他の参加者のブログ記事

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BloggerでOGPタグを出力する設定方法

というわけで TANAKA Kohji です。
Blogger の記事を facebook でシェアしようとすると、HTMLの先頭にある JavaScript が本文の代わりに読み込まれて困っていました。

そこで、OGPタグを出力するように変更してみました。

検索設定でメタタグ(description)を設定する

設定検索設定より、メタタグの設定を行います。
この部分は、ブログのトップページ等をシェアした場合等に使用される説明文です。
(metaタグのdescriptionや、og:descriptionに使用されます)

テンプレートのHTMLを修正する

ここは多少専門的な知識が必要になります。
テンプレートHTMLの編集より、テンプレートを編集します。

(事前にページ右上の『バックアップ/復元』より現在のテンプレートのバックアップをとっておくと安全です)

以下を参考に、修正してください。

修正する前のコード(ctrl+f 等で該当箇所を探してください)
    <title><data:blog.pageTitle/></title>
修正後のコード
    <b:if cond='data:blog.url == data:blog.homepageUrl'>
        <title><data:blog.pageTitle/></title>
    <b:else/>
        <title><data:blog.pageName/><b:if cond='data:blog.pageName'> | </b:if><data:blog.title/></title>
    </b:if>
    <meta expr:content='data:blog.title' name='og:site_name'/>
    <meta expr:content='data:blog.pageTitle' name='og:title'/>
    <meta content='blog' name='og:type'/>
    <b:if cond='data:blog.metaDescription != &quot;&quot;'>
        <meta expr:content='data:blog.metaDescription' name='og:description'/>
    </b:if>
修正したら保存しましょう。

記事投稿時に『検索向け説明』を設定する

これはちょっと冗長なのですが、記事投稿時に、検索向け説明を設定する必要があります。
(投稿画面の右側)

ここは記事本文から自動的に設定してほしいところですが、いたしかたありません。

facebookでシェアする

あとは、記事公開後に、facebookでシェアすれば終了です。

というわけで設定していない方は、お試しください。


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2012年6月19日火曜日

今年は閏秒の挿入年

最近は減りましたが、2度寝が大好きな TANAKA Kohji です。
今年は約4年に1度の閏年ですね。
2月29日があり、通常の年よりも1日長いのはご存知の通り。

それにたいし、閏秒というものがあります。
閏秒(うるうびょう、英: leap second)は、現行の協定世界時 (UTC) において、UT1との差を調整するために追加または削除される1秒である[1][2]。1972年以来、これまでに閏秒の挿入が24回実施されている(2011年末現在)。
(中略)
地球の自転に基づく世界時は、太陽が朝に出て夕方に沈むといった、日常生活に関係する時間観念からすれば便利である。しかし、月による潮汐摩擦や地球内部の核、海水や氷河の分布変化など、さまざまな原因により地球の自転運動は一定の速さではない[6]。ゆえに UT1 は1秒の長さが一定せず、時の標準を学術的に正確に定めるのに向いていない。この点では1秒の長さが一定である国際原子時は便利である。しかし国際原子時は地球の自転に従わないため、やがて両者のずれは拡大し、理論上は時間観念とも食い違うことになる。
閏秒 - Wikipedia
というわけで、地球の自転によるずれを修正するために、閏秒という「1秒」をどこかに挿入することがあるのですね。

これは不定期に行われ、大体6月末か12月末のUTC深夜24時直前に挿入されることが慣例です。
世界標準時との時差は9時間ですから、日本では7月1日か1月1日の9時直前になります。

今年は、3年半ぶりに閏秒が挿入されます。
7月1日は、他の日よりも1秒長いのです。

9時直前は、117で時報を聞くというのも面白いかもしれません。
記憶が定かではありませんが、たしか、通常より、プップップポーンの始まりが1秒遅れるはず・・・
(追記 NTTからの発表でもそうでした)

「1秒を大切に」ということを考える1日にしても良いかもしれません。


2度寝に気をつけて過ごしたいものですね(笑)
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2012年6月18日月曜日

WindowsユーザーがMacに移行して買うべきたったひとつのアプリ

新しいMacBook Air や Proが発表されても、ずっと我慢の子を続ける TANAKA Kohji です。

この機会にmacユーザーになるという方も多いのではないでしょうか。
もしくは、この機会にmacにしたいんだけど、ExcelやらIllustratorやら現状の環境からの移行が大変そうで二の足を踏んでいる方も多いでしょう。

そういったかたが買うべきたったひとつのソフトをご紹介します。
それが Parallels Desktop です。
このソフトが無ければ、わたしはiMacを買わなかったといえるほど強力なソフトです。

基本的には、Mac OS X 上で windowsを動かすためのソフトなのですが、Switch to Mac Edition というのを利用すると、現在のwindowsの環境をそっくりそのままMacの中に持ってこれるのです!

どういうことか。
つまり、これを利用することで、現在windowsで使用していたすべてのソフト、そしてすべてのデータをMacの中にとりこめ、Macを使いながらにして、同時に従来のwindowsのパソコンを使用するというような芸当が可能になります。

Spacesという機能を使い、複数のデスクトップを使うことがMacではできるのですが、そのひとつにwindowsを当てるということもできます。
また、ParallelsのCoherenceというモードを使用すると、windowsのデスクトップは無くなり、スタートメニューのみが残ります。あとは、wordやexcelといったソフトを立ち上げるたびに、Mac上で立ち上がったかのように、別々のwindowのなかでそれらのソフトが動くのです。ここまでくると、仮想かソフトを使用している感覚ではなく、本当にMacの中で旧PCが動いているかのような錯覚に陥ります

注意点としては、windowsに充分なメモリを与えること。
最近はメモリも安くなってきました。
わたしは当時最安iMac標準の4GB(2GB x 2)のほか空きスロット2つに4GBを差し、合計12GBとしています。
これだけあると、windowsの2GBをまるまる当てても、充分にMac側に余裕ができます。
MBPなら最大16GBです。windows7だろうが割り当てられることでしょう。

わたしはいまだにMac版のIllustratorを買わずに済んでいます。
これはwindows時代に清水の舞台を飛び降りる気持ちで購入したIllustratorCS3が現役という理由が大きいです。
古いphotoshopも同様に現役です。

Macがwindowsと比較して優位と言えないのが、ソフトの豊富さです。とくにフリーウェアの多さはwindowsには敵いません。

後悔せずに移行するために買うべきたったひとつのソフトは、Parallels Desktopのほかはありません。
とってもおすすめですから是非どうぞ。
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2012年6月16日土曜日

Yahoo!ミュージックのサービス終了

まずはこちらをご覧ください。
というわけで、Yahoo!ミュージックのサービスが2012年8月27日で終了するそうです。
投稿したコンテンツも削除されるとのことで完全な終了ですね。

まさかPing今秋終了のお知らせ...WSJ報道 : ギズモード・ジャパンDVDリッピング違法化・違法ダウンロード刑罰化の著作権法改正が衆院で可決 | 家電 | マイナビニュースを受けてサービス終了するわけではないと思いますが、非常に寂しい限りですね。

Yahoo!ミュージックのトップページでも掲載されているのかな?と思ったら
ん???
Yahoo!ミュージックからご利用の皆様へ大切なお知らせというわけで、人によってはスルーされそうです。もしかしたら直前になって知る人も多いかもしれません。

Xデーは8月27日。
わたしはほとんど音楽を聴かないので影響は皆無ですが、これまで愛用してきたユーザーも多いはず。そういう方々へ最後のサービスがあっても良いかもしれませんがいかがでしょうかね。
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Yahoo!ニュースの閲覧履歴をfacebookに投稿できるという新機能を爆速で試してみた

facebookから名前を「漢字で登録してね」と言われる TANAKA Kohji です。
Yahoo!ニュースの新機能のニュース見ましたでしょうか?
Yahoo!ニュース、読んだ記事をFacebookに自動配信できる新機能
ヤフーは6月14日、「Yahoo!ニュース」でFacebookへのアクティビティの自動投稿が可能になったことを発表した。この機能を利用することで、Yahoo!ニュースの記事を表示させるだけで「Yahoo!ニュースの○○の記事を読んだ」という自身のアクティビティが、自動的にFacebook上の友人のウォールに表示されるようになるという。
Facebookアカウントでログインしている状態で、Yahoo!ニュースの記事詳細ページなどに表示される「Facebookの友達に記事を知らせよう」枠の「利用開始」ボタンをクリックし、Facebookと連携することで利用できる。あらかじめ公開範囲を設定することも可能だ。
アクティビティとして自動投稿されたくないときは、一時的に自動投稿を停止することもできる。また、自動投稿されてしまった場合も、あとから削除できる。なお、ブログ/意見、企業トレンド、リサーチ、ランキングは、アクティビティ自動投稿の対象外となる。

というCNETの記事。

なんかネガティブな反応のTweetとともに知ったのですが、なかなか物議を醸しそうな新機能ですね(笑)

というわけで試してみましたよ。

Yahoo!ニュースで記事を閲覧し、自動配信の設定

Yahoo!ニュースの記事個別ページに移動すると、記事および配信元リンクの下に、当機能の表示が確認できます。
(ただしその時点でfacebookにログインしている必要があります)
まず、利用開始ボタンをクリックし、facebookとの連携を行います。

facebookでアプリの設定をする

facebookに移動しアプリの承認を行う画面となります。(1の枠)
(なお、この時点でキャンセルを行えば何も設定されません)
facebookアプリを承認する場合はこの画面に記載された情報を良く読まなければなりません。
2の枠の位置に書かれた内容を見ることで、このアプリがfacebookで何ができるかを確認することが可能。
この場合は、あなたのfacebookに登録した情報のうち最も基本的なものへのアクセスとともに、あなたにかわって投稿する機能への承認確認です。
(前者はどのアプリでも表示されます。その他の情報をアプリが使用する場合は、この欄がずらずらと増えていきます)

自分の意図に反して自動的に投稿されるスパム系のアプリもありますが、必ずこの画面での承認を必要とします。スパムと言われたからスパムアプリだと決めつけるのではなく、何をするアプリで、何ができるのかを確認し、承認するか承認しないかを決めましょう。思考停止はよくありませんね。

Yahoo!ニュースのアプリの場合、自動投稿以上のことはできないようですので承認してすすむのですが、その前に、3の枠の箇所で、自動投稿されるニュースの閲覧履歴の公開範囲を指定できます。

このアプリの使い方を、自分の閲覧履歴としてのみ利用する場合は、ここを自分のみなどに変えると良いでしょう。
すべてのユーザーにすると、Yahoo!ニュースを閲覧するたびに、あなたのアクティビティとして表示されます。
図書館の貸し出し情報も、Yahoo!ニュースの閲覧履歴も個人情報ですから気をつけなくてはなりませんね(笑)

自動投稿の設定

Yahoo!ニュースの閲覧が自動投稿されるのにはもう1ステップあるようです。
ふたたび記事ページを表示し、開始リンクをクリックして開始されます。

facebook内での表示のされ方

その後Yahoo!ニュースの記事ページを閲覧するたびに、facebookへ自動投稿されるわけですが、facebook上ではどのように表示されるのでしょうか。
facebookの場合、自分の投稿がどう表示されているかは分かりづらいのですが、もっとも簡単に確認するのは、自分のページから、アクティビティを確認することでしょう。
タイムライン
アクティビティログ
他の人のウォールからも同様に確認できることと想像できます。
(まだ実際には確認できてないので分かりません)

自動投稿を中断する・履歴を削除する

自動投稿を中断するには、Yahoo!ニュースの記事ページより中断リンクをクリックすることで行えます。
また、個別に閲覧履歴の投稿を削除するのも、右上の×削除のリンクで行えます。(facebook上のアクティビティログからももちろん可能)

アプリの使用をやめる

アプリの使用自体をやめ、使用開始前の状態に戻すことも可能です。(なお一度投稿したものは、アクティビティログから削除する必要はあります)
プライバシー設定のアプリの設定から行えますので、facebookのヘッダーの右端の▼からプライバシー設定をクリックし表示されるページで、広告、アプリ、ウェブサイト設定の編集リンクをクリックします。

こんな画面になりますので利用しているアプリ設定の編集から
アプリを指定し編集もしくは×リンクから連携の削除(使用の中止)ができます。

新機能についての所感

おおまかな使い方は以上です。あとは自動的に投稿されますので、個人情報のだだ漏れに気をつけつつ使っていきましょう。

さて、この新機能ですが。
いまいち理解しづらいのは、どのような利用シーンを想定しているかということ。

Yahoo! JAPANにとっての狙いは、facebook上に多くの記事を投稿してもらい、Yahoo!ニュースの閲覧数を高めること(および広告を多く見てもらうこと)ということになるでしょう。

しかし同様の機能を実装しているサイトをわたしはあまり聞いたことがありません。

ユーザーにとって閲覧履歴としての役割は果たすでしょうが、その場合自動投稿する必要性を感じません。

この機能を使うことにより、良い記事がシェアしやすくなるわけではないため、どうしてもサービス提供側がひとりよがりな機能を実装したという感が否めないのです。
もしfacebook上に多くの投稿を流すことが目的であれば、よりクリックしやすい、目立つシェアボタンを使用することのほうが効果があるような気がします。

アプリの使用を承諾させる上に、その後自動投稿のリンクをクリックさせるのは、ややSTEP数が多いですし。

スタートしたばかりでしょうから、意見を聞きつつ改善を図ろうという意図なのかも知れません。もしそうだとすると以前のYahoo! JAPANのやり方からの脱却であり歓迎するべきことですが。

この機能単体の評価は置いておくとして。
もし変わりつつあるというのであれば、今後も新しい機能が追加されていくということですから、今後の機能追加も注目したいところです。

タイトルで爆速とあるけどとくに爆速ではないという意見がありそうですが、まああまり意味は無いです。はい。
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2012年6月7日木曜日

虚構新聞がまた誤報、もとい正報。おーぷん2ちゃんねるオープン

まずは虚構新聞のこちらの記事
転載自由の匿名掲示板「転載ちゃんねる」がオープン
匿名掲示板のコメントを抽出・編集した「まとめサイト」向けに、書き込みの著作権を放棄し「転載自由」をうたった新しい匿名掲示板「転載ちゃんねる」が5日オープンした。「村八分SNS」などで知られる、管理人の「ひらゆき」氏は「昨日の2ちゃんねる騒動で『転載禁止』と名指しされたブログ管理人も気軽に利用してほしい」と話す。
先日突然大手2chまとめサイトが相次いで休止や方向転換を発表。
その裏には2ch運営者の側から名指しで転載禁止の通達を受けたという経緯があります。

そこで虚構新聞がそのことをネタにしているわけですね。
ただそこは、新聞記事に現実が追いつくことで有名な虚構新聞
またまた単に他社よりちょっと早く記事がでただけという結果になってしまった模様。
(最近は日経新聞も頑張っていますね)

転載自由な2ch風掲示板が実際にオープンしたようです。

一見して2chと見紛うデザイン。
それどころか掲示板としての機能もほぼ同一です。
メインページには次のような記載が。
■open2chって?
open2chは転載自由な2ちゃんねる風掲示板ですよ。。。
すべての投稿はクリエイティブ・コモンズライセンスの元に
コピペブログ等で商用、非商用問わず自由に利用できます。
■2chに完全対応!
open2chはすべての2chの板に完全対応しています。。
2ch.netのドメインの前にopenを付けるだけで簡単に open2chにアクセスできます。
掲示板に投稿された記事は、自由に転載可能で、「コピペブログ等で商用、非商用問わず自由に利用でき」るとのこと。
これなら安心ですね!

それどころかドメインの前にopenをつけるだけでアクセスできるらしいです。
http://uni.2ch.net/newsplus/ (ニュース速報+@2ch掲示板)
の場合は
http://uni.open2ch.net/newsplus/
になる模様
分かりやすいですね。


作成したのは satoru.net さんでした。
どうりで素早いわけですね。
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2012年6月5日火曜日

プレゼン資料の作成やサイト製作で使うアイコンを探せる「Open Clip Art Library」

いっつも自分で使うのを忘れてしまいがちだけど便利なサイトをご紹介します。

プレゼン資料などで写真やアイコンを使用したいときは多いと思います。
前者はGoogleの画像検索やFlickrなどで再使用OKな写真を探すことでかないますが、アイコンやイラストはなかなか使いたいものはありません。

そこでこの OpenClipArt です。
このサイトは、再使用可能なクリップアートが多数掲載されています。
主な特徴としては

  • パブリックドメインで提供され再使用が可能(無料・修正可能)
  • ベクター形式でも配布されているので加工が簡単
  • オンラインで画像の加工が可能
という感じです。

使い方も簡単です。
画像をクリックすると下のような画面になり、View Imageボタンでsvg形式で表示(ダウンロード)、PNGボタンでpng形式で表示(ダウンロード)できます。
svgファイルは、Illustrator等で加工しても良いですが、凝ったことをしないのであれば、Edit Imageボタンで画像エディタを使えます。
また、たとえば iPhoneと検索 すると
このように80以上出てきました。
これらがすべてベクター画像で配布されているのです。

プレゼン資料やWebサイトのアクセントとして、ぜひ活用したいですね!
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2012年6月4日月曜日

豊洲新市場についてのニュースサイト「豊洲新市場ニュース」を開設しました

株式会社ダイレクトサーチジャパンは、2015年3月までの開場をめざし計画が進んでいる「豊洲新市場(仮)」およびその周辺地域の情報をまとめたニュースサイトをリリースいたしました。

どうぞよろしくお願いします。
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