2011年4月28日木曜日

Google Apps ™ (無償版)のユーザー数制限が50人から10人へ

TANAKA Kohji です。
Google Apps ™ のサービスに一部変更が加えられます。
おもな変更は次の2つ

  • Google Apps for Business に月600円/ユーザーという月払いのプラン、フレキシブルプランが新設
  • Google Apps のユーザー制限が10人に変更
となります。

後者は、無償で利用したいユーザーにとっては残念な改訂ではあります。

しかし、見方を変えれば、Google が本気で、Google Apps を柱としたビジネスに注力している証左と見ることもできるのではないかと思っています。

先日、ある大手のWebサイトを運営する企業のCTOの方とお話ししてきました。
その際、メールはGoogle Appsを利用しているということを伺いました。
(カレンダーは利用していないそうです)

たしかに、メールやドキュメントのような一部のみを利用するというのは、コストパフォーマンスに優れるかもしれません。
社員数100人の企業でも月6万円程度でIMAPによるメールを利用できるのです。
メンテナンスフリー。

もしかしたら、大手企業の導入も進んでいくのかもしれませんね。

というわけで興味のある方は、Google Apps ™ 正規代理店である株式会社ダイレクトサーチジャパンへ。
もちろん、無償版の導入でもご相談ください。(5月10日までなら旧ユーザー数での制限になりますのでお早めにどうぞ)
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2011年4月27日水曜日

ホリエモンの実刑確定に思うこと

TANAKA Kohji です。
昨日、ホリエモンこと堀江貴文氏が、証券取引法違反に問われた裁判は、最高裁による上告棄却というまさかの裁定で決着がついた。

本人も述べる通り、これ自体は仕方が無いのかもしれません。
(もちろん量刑を含めて納得のいくものではありません。最高裁で充分に審議する必要があったと思いますが)

ニコニコ生放送で拝見した記者会見を見て思ったのは、主に以下の二つ

  • 堀江氏の語った「今回の事件が与えた日本経済への影響の大きさ」は、全国民が知る必要があるということ
  • そのうえで何をするべきかというヒントを与えてくれているということ
です。

前者は、端的に言うと、「ベンチャー企業のExit手段である『上場』と『M&A』がしにくくなっている」ということです。
アメリカでは、ベンチャー企業のExitは、上場から、(Google等による)買収へと移ってきました。
YouTubeは、5年前Googleに買収されるまでに、ただの一度も利益を上げていません。それでもGoogleが買収した額は、16億5000万ドル(約1950億3000万円)です。
日本でこのようなことがおこらないのは、日本人としての国民性等他の原因が大きいところではありますが、それでも状況が悪化しているというのは、決して私の事業にとって追い風ではありません。

まして、今後、東日本大震災の影響が、日本経済を直撃することでしょう。
大不況に陥るという向きもあります。
復興のための規制緩和が叫ばれるなか、日本は、過剰なコンプライアンスに縛られることなく、経済の活性化に繋がる施策を実施する必要があるでしょう。

そのためには、日本国民がこの事件を客観的に評価し、日本経済へ与えた影響を、充分に知る必要があると思っています。


後者については、それぞれの人が、それぞれ解釈するということが良いと思いますが。
会見では若い方からの質問に「日本はもうオワコンだから中国とビジネスを」という趣旨の発言をしていましたが、私は、そこではない別の箇所に注目しました。
(海外へというのは至極同意です)


わたしのアンテナにひっかかったのは次のふたつ。(表現は変更してあります)
「情報を多方から入手していると相対的に未来を知ることになる」ふむ。なるほど。
https://twitter.com/#!/ktanaka/status/62801752692502528
「皆が『貴方の言うことはよく分かる』ということをやっても遅い」ふむ。ふむ。
https://twitter.com/#!/ktanaka/status/62802282940600320 
思わずメモ的につぶやきましたが。

何か新しいことをやろうとすると、あまり賛同者を得られなかったりします。
そこを充分に説明するスキルは必要なのですが、一方で、賛同しか得られないものというのは、得てして平々凡々な毒にも薬にもならない何かだったりします。

とくに、インターネット(に限らずiOSアプリ等を含め)の世界では。
未だに「どうやって儲けるの?」と、日常的にインターネット に触れていない方から聞かれます。
一般化した、twitterもfacebookも、経営者はその道が見えていますが、それはなかなか周囲には伝わらなかったと思います。

「情報格差が存在するから」というのが、その事象を理解するのに、私にとっては良い補助線となりました。

情報リテラシーという言葉が出てきました

まさに。私が今、この震災前後で考えていたことのひとつです。
このスキルを磨くことが、今の時代を生き抜くための、最優先の事柄かと思います。
twitterもそのツールのひとつ。

しばらく間が空いていた当ブログですが、また今日から復活していきたいと思います。
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2011年4月15日金曜日

第9回「テーマは『○○』勉強会」は経済支援もかねて開催しました!

TANAKA Kohji です。
昨日、9回目となりました勉強会を実施しました。

前回の勉強会の直後に震災に遭い、今回は「被災地の経済支援」をかねて実施。
ご協力いただいたのは、四谷三丁目の「りんごの花」青森ゆかりの食材や料理を出してくれる素敵なお店です。

店内に設置された大画面TVを使用させていただき、いつも6~8名の会議室でやっているところを、今回は、店内を貸し切っての開催でした。

メンバーは、過去最多となる12名+懇親会のみ参加者1名。
もちろんもはや恒例となったスカイプ参加者1名含みで。

今回のメンバーは、以下の方々
なお、今回の参加者の方々をリスト化しましたので、以下からご確認下さい。
https://twitter.com/#!/ktanaka/study-201104/members

わたしは今回は、事前に予告した通り、PM理論のお話をしました。
PM理論は非常に優れた理論ですが、一方で非常にシンプルな理論でもあります。
チームリーダー等、管理者を育成するときは、常に、P型なのかM型なのかを意識しながら行うと良いでしょう。

例によって時間が押してしまい、一部の方にはきちんとお話しするだけの時間が設けられませんでした。ごめんなさい。

次回は改善しますので、次の機会も、ぜひご参加を!
個々の話は、また別途記事にします。

それでは。

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    2011年4月7日木曜日

    facebookがくるー?

    TANAKA Kohji です。
    facebookを利用している方は多いでしょう。
    しかし、それでも、まだまだ一般的に見たらアクティブユーザー数は多くありません。
    (一方twitterはすでに一般に浸透していると言えるのが分かるかと思います)

    どのレベルで一般に浸透と言えるかは議論の分かれるところかと思いますが、日本の場合、単純な話、テレビでfacebookの解説が増えてきたら、浸透したと言えるでしょう。

    まったくの勘ですが。
    これから増えてくるのではないかと思っています。
    (余談ですがtwitterのときはその数ヶ月前に「きた」と思ったのを覚えています)

    facebookは、ここ1年で大きく状況が変わってきました。
    いわゆるギークな人たちの間でブレイクしたのが半年前といえるでしょう。

    私の評価は当時も今も変わらず「PCが常時使える人に便利な」ツールorサイトなのですが、世間的な評価が変わってきているのはひしひしと感じます。

    おそらく今以上に「facebook活用」というキーワードでセミナー等をする人がふえていくことでしょう。


    • まだ始めていない人は、今すぐにアカウントを作成する
    • すでに始めている人は、facebookページを(とりあえず)作成しておく
    と良いですね。
    減るもんじゃないんだし、すぐ始めましょう(笑)

    え?何すれば良いか分からない?それは後からで結構です。まずは今すぐ行動を!
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    2011年4月5日火曜日

    iPad2の日本発売は復興の兆し

    TANAKA Kohji です。
    エイプリールフールもさらっとスルーし、遅ればせながら4月最初の更新となりました。

    今年は何事も自粛ムードで、お花見するにも覚悟が要りそうな状況ですね。
    場所取りは楽だと思いますけど。

    さて。
    震災で延期されている日本でのiPad2の発売日ですが、今の時点で発売日の発表はありません。
    Appleのことですので、発売すると決めたら早いのでしょうが、もう少しだけ我慢する必要がありそうです。

    フラッシュメモリやDRAM、電子コンパス、タッチスクリーンガラス等に日本製の部品が使われていると言われていて、日本のみならず海外出荷分にも少なからず影響が出ているようです。

    現時点で発売されていないのは日本のみということで、近々発売されることは間違いないと思います。
    そして、それはとりもなおさず上記の部品を扱っている企業が通常の生産を行えているという証左にもなるでしょう。

    というわけで。
    iPad2の日本発売は、Apple製品を支えている日本企業にかかっているのかもしれません。
    頑張れ!日本。
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