昨日の記事で予想した「どのようにiPhoneを扱うのか」については、正解は 3「ノーコメントを貫く」でした。
この新商品発表会が、iPhoneを販売することが決定したことを説明する機会ではあったのですが、Appleとしては、発売日(時期)を含め明言できない限りは発表しないといういつもの姿勢を崩さなかったようです。
(報道でも10月となっていたり来年頭となっていたりバラバラですので、まだ不確定事項が多すぎるのでしょうね)
しかしながら「未来は選べる」というコンセプトや「ともコミ」というSBのホワイトプランを意識したサービスを始めることからも、Windows Phoneに続いてiOS(iPhone/iPad)を開始するという姿勢が垣間みられました。
引き続き、iPhone販売が前提ということで話を続けますが。
auは過去、スマートフォンに対し、「明らかに間違った」戦略をとってきました。
それは、今回のKDDI田中社長のプレゼンでも、「過去を否定するような」内容であったことからも、自認していることでしょう。
そのうえで今回の「iPhoneへの舵取り」は、成功するのでしょうか?
auのスマートフォン戦略を総括すると「壮大な手のひら返し」と見れないこともありません。
というのも
「テンキーで日本語を入力するのに慣れた日本市場にスマートフォンは合わない」(2008年)
「auの本気度を見てほしい」Androidスマートフォン「IS03」に賭けるKDDI (2010年10月04日)
KDDI、IS01のOSバージョンアップは「実現不可能」 (2010年11月16日)
と二転三転してきているという過去があります。
Android au というコンセプトも、当然のこととして、なかったことになりました。
au によるiPhoneは、相当売れると思います。
しかし、それによる利益は未知数です。
インターネット利用の増大によるARPUは高まると思いますが、それにともなう回線設備の増強も必要です。
iPhoneがWiMax対応するとは当面考えにくいため、WiMaxへ通信量を逃がすというのもAndroidに限られます。
(そのWiMaxすら今後は、都心を中心に回線が逼迫するという可能性もあります)
それでは、auが、スマートフォンの戦略でiPhoneという逆転HRをきっかけに勝利するための条件はなんでしょうか?
個人的な見解では「今のような『手のひら返し』をしないこと」
これにつきると思います。
以前記事にしたとおり、既存のケータイビジネスとスマートフォンビジネスの大きな違いは「(端末を)売ったら終わりではなく、継続して(サービスを)提供するということ」です。
IS01で起こったような、OSバージョンアップをしないという愚挙はもちろん、iPhone販売後にApple製品からの脱却等、方向転換をしてはいけません。
Softbankはその点一貫しています。
それだけの覚悟があるのか?また、企業の体質として、経営方針が揺らぐような転換が起こらないのか?
そこにつきると思っています。
あくまで個人的に。
意外と、ヘビーユーザーがauに移った結果、却って「SBの通信回線が相対的に良くなった」となるかもしれません。
それでも「既存ユーザーのための投資」を行えるのか?
わたしはそこに注目しています。
Android au というコンセプトも、当然のこととして、なかったことになりました。
au によるiPhoneは、相当売れると思います。
しかし、それによる利益は未知数です。
インターネット利用の増大によるARPUは高まると思いますが、それにともなう回線設備の増強も必要です。
iPhoneがWiMax対応するとは当面考えにくいため、WiMaxへ通信量を逃がすというのもAndroidに限られます。
(そのWiMaxすら今後は、都心を中心に回線が逼迫するという可能性もあります)
それでは、auが、スマートフォンの戦略でiPhoneという逆転HRをきっかけに勝利するための条件はなんでしょうか?
個人的な見解では「今のような『手のひら返し』をしないこと」
これにつきると思います。
以前記事にしたとおり、既存のケータイビジネスとスマートフォンビジネスの大きな違いは「(端末を)売ったら終わりではなく、継続して(サービスを)提供するということ」です。
IS01で起こったような、OSバージョンアップをしないという愚挙はもちろん、iPhone販売後にApple製品からの脱却等、方向転換をしてはいけません。
Softbankはその点一貫しています。
それだけの覚悟があるのか?また、企業の体質として、経営方針が揺らぐような転換が起こらないのか?
そこにつきると思っています。
あくまで個人的に。
意外と、ヘビーユーザーがauに移った結果、却って「SBの通信回線が相対的に良くなった」となるかもしれません。
それでも「既存ユーザーのための投資」を行えるのか?
わたしはそこに注目しています。