2011年3月3日木曜日

Amazonのクラウドサーバーに待望の東京拠点登場でクラウドが加速する

TANAKA Kohji です。
昨夜、突然ともいえるニュースが。
それを知ったのは、もはやリアルタイムな情報収集手段として定着したtwitterのTL。
Amazonが東京データセンター開設 EC2のレイテンシ改善へ
Amazon Web Servicesが東京にデータセンターを開設。国内ユーザーがEC2を使う場合のレイテンシが「数ミリ秒」に改善しているという。
記事はITmediaより。

クラウドサーバーの旗手ともいえるAmazonが待望の東京拠点をリリース。
価格は他の拠点よりもちょっとだけ高いですが、国内の他のサービスと比較すると割安です。
最安のスモール(デフォルト)インスタンスで $0.10/時。
月間使い続けても、24h×30日で$72です。1$81円で5,832円!!!
安すぎます。
もちろん、時間単位なので、使っていないときには課金されません。
また、AWSのベーシックおよびプレミアムサポートも日本語でご利用いただけるようになりました。AWSプレミアムサポートのお客様は、24時間x365日体制でAWSに習熟したスタッフによる、個々に対応可能で迅速なレスポンスを持つサービスを日本語で受ける事ができます。AWSプレミアムサポートは問い合わせ回数に制限なく、月々のお支払いでご利用いただく事ができ、長期間の契約は不要です。
更に、数か月のうちには、日本円でのお支払いが可能になるオプションを提供予定です。
これはAWSユーザーへあてたAmazonからのメール。
現在は円高傾向にあるため日本円のメリットは無いかもしれませんが、企業にとっては円建てでの支払は嬉しいところ。

今まで、どんなに小さなアクセスでも0.8秒程度かかっていたものが、0.1秒以下でのアクセスも可能だそうです。

特にECサイトのように、サーバーが落ちると機会損失が発生するような場合、クラウドに載せて拡張しやすくしておくことが肝心です。
この春には「さくらのクラウド」もスタートするでしょうし、いよいよ本格的な普及期に突入することでしょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加

Facebookへの「いいね!」ありがとうございます