原子力発電所の復旧作業はなお続いていて、まだまだ予断を許さない状況です。
東京電力管内では計画停電が続き、まだまだ節電の必要もあるでしょう。
プロ野球界も開幕日をどうするかで二転三転しています。
今この状況で心配になるのは、1年でもっとも電力使用量が大きくなる夏場です。
夏場は最大1500万kwの不足が見込まれているとのこと。(もちろんこれは猛暑なのか冷夏なのかによると思いますが)
ここ数年クールビズが定着してきました。
第1次小泉内閣第2次改造内閣にて環境大臣に就任した小池百合子が内閣総理大臣の小泉純一郎から、「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。それ以降、環境省が音頭をとり、ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季にセ氏28度以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけている。
クール・ビズ - Wikipediaもともと冷房の効いた社内で冷え対策に毛布等を使用するという矛盾を解消しようとしたこの施策。今回のような電力使用を抑えるための 施策なのです。
当時はネクタイやスーツを作っている企業からの反発もありましたが、ヒートアイランド現象で文字通り過熱化した都内を中心に、あっという間に広まりました。
ここからは完全に私見ですが。
今年はもう1段階押し進めるべきかと思います。
可能な限り冷房を切りたい状況です。
そこで。
ノーネクタイ・ノージャケットは、条例等で定める。
そして、もっと軽装を「政府が先頭に立って」推進する。
具体的には。
- 業務中もTシャツやポロシャツによる格好で良い
- 従来仕事で着用しないような薄手のスラックスや短パンの着用も認める
といった具合。
南国を思い浮かべれば良いですよね。
職場に適した格好って何でしょうか。
業種や季節によって変わったりしないのでしょうか。
CO2削減とかエコだとか言うのであれば「冷房が効いた社内で長袖を着る」ことを止めるのが先ですね。
今後、原子力に頼らない長期のエネルギー政策も見直す必要があるでしょう。
今が良い機会だと思うのですが。
節電はピーク電力を下げるのが最も効果的といわれます。
ピークの夏場はカジュアルビズにしませんんか?