TANAKA Kohji です。
2ヶ月続けて、開発系の勉強会を主催しました。
もちろんひとりで主催した訳ではありません。協力者と一緒に、です。
もともと「勉強会はスタッフが一番大変。参加するだけは楽」と思っていたのですが。
実際にどの程度大変なのかは、「一度体験してみたいなあ」とは思っていました。
で、機会があって、ふたつ、主催してみて分かったことは。
「やっぱり大変。それと同時に、楽しい」
ということです。
今回はどちらも40人前後ということで、中規模な勉強会です。
開催日を決めたら、内容も固めないまま、とりあえず勉強会の告知サイトであるATNDで公開したのですが、その後3週間程度で開催しましたので、大体スタッフとしてその勉強会のために費やす日数は前後含みで4週間程度だったと思います。
もちろん4週間のうち実際に何かをしたのは、当日の発表のための資料作りぐらいですから、TODOさえ最初に決めてしまえば、あとはスタッフ間で分担すれば難しいことは無いです。
開催日までに、わたしがやったことの主なものは、集客関連です。
専用のtwitterアカウントで告知をしたり、個人のアカウントで勉強会にまつわる情報を発信したりしました。
以前、大人数な勉強会に参加したときに、スタッフの方が、全メンバーをフォローし情報発信を行っていたことを思い出し、両勉強会とも、twitterの参加者リストを作成し、参加者をフォローするということもしてみました。
これらの作業は、業務の合間を見て行うのですが、たしかにこれらにかかる手間暇は多少あります。
ただ、わたしが感じた「勉強会運営の大変な部分」は、ここではなく、勉強会当日にありました。
どちらも、当日、大して重大なスタッフワークをしていた訳ではないのですが、「気疲れ」のようなものがありました。
自分では意識してませんでしたが、無意識に参加者の方に不都合無いかを気を配っていたのか、懇親会開始する頃に「もう飲むだけだから良かった」と考えるくらいには疲れていたようです。
(ちなみに懇親会は他のスタッフに任せてしまいました。すみません)
どちらの勉強会後も、翌日は「腑抜け」た状態になりましたので、その意味からも、作業の疲れというより、気の疲れだったのでしょう。
「勉強会の運営は大変」というのはそういうことです。
逆に言えば、「参加するだけの勉強会は、気楽」だなあと、あらためて思いました。
この「気が楽」というのが、大変さの裏返しなのかなあと。
さてさて。
では、「勉強会運営の楽しさ」とはなにか。
これは間違いなく、いろいろな参加者の方と、交流できるところにあります。
元来わたしは、自分から積極的に「話しかけて回る」のが苦手です。
(異業種交流会とかのパーティ形式のやつは最も苦手です。それじゃあいけないのですけど)
それが、スタッフとして関わると、特に大変でもありませんでした。
「声をかけてもらえる」ことが大きいのでしょう。
自分から声をかける状況じゃなくても、相手の方から挨拶していただけます。
すると、まだ話をしていない方に話しかけるのも、随分楽なのです。
第一声も「ありがとうございました」から入れるというのも良いですね。
どんなふうに話しかければ良いかって意外と考えてしまいますが、スタッフとして参加すると、その点は楽でした。
勉強会で、交流もしたいという方、ぜひいちどスタッフ(もしくは発表者)としてやってみてはいかがでしょう?
参加するだけよりよっぽど楽しいです。
ということで今後も機会があれば勉強会を開催していきたいと思います。
2011年7月27日水曜日
2011年7月26日火曜日
CakeCafe と デザイナー向けCakePHP勉強会の懇親会
というわけでMacBook Air を買ってほくそ笑む@mon_satです。
思えば1台目の白いmacbookもBicCamera有楽町店内のApple製品売り場でしたが、結局3台目となる今回も、急遽土曜日に入荷していると知り、前金支払済の某量販店の予約を断ってまで、買いました。
さてさて。
先日のデザイナー向けCakePHP勉強会の記事では漏れてしまったことについて書いてみます。
もともとわたしは、「勉強会と交流(懇親会など)はセット」だと思っていて。
交流がメインということはありませんが、交流しないと、勉強会の面白さは半減すると思っているのです。
単に知識をつけるだけであればUstreamで流れているものも多いですが、やっぱりそれではもの足りません。
できれば、参加者の方に「勉強になった」ということ以上のメリットを感じてもらいたいと思います。
それには勉強会場で周囲の人と話すだけではなく、交流の時間があって、自然と参加者同士で話ができる仕組みがあったら良いのかと思っています。
というわけで懇親会なのですが。
今回は対象がデザイナーさんということで女性も一定割合いるかなと。
となると、「お酒の場で交流ということで良いのだろうか?」という疑問がわいてきた訳です。(後から考えれば *杞憂* だった訳ですが)
で、思いついたのが、勉強会前に交流しちゃえ、というもの。
参加したのは、以下の方々。
@kyouheikarino、@tomix、@NEKOGET、@ken_c_lo、@webarton、@teminanase
と、@konsan、@kara_d、@hiromi2424、@mon_sat。
思えば1台目の白いmacbookもBicCamera有楽町店内のApple製品売り場でしたが、結局3台目となる今回も、急遽土曜日に入荷していると知り、前金支払済の某量販店の予約を断ってまで、買いました。
さてさて。
先日のデザイナー向けCakePHP勉強会の記事では漏れてしまったことについて書いてみます。
CakeCafe は、とても素敵なイベントとなった
まずは、CakeCafeから。(ATNDの募集ページ)
きっかけは、思いつきの発言。
もともとわたしは、「勉強会と交流(懇親会など)はセット」だと思っていて。
交流がメインということはありませんが、交流しないと、勉強会の面白さは半減すると思っているのです。
単に知識をつけるだけであればUstreamで流れているものも多いですが、やっぱりそれではもの足りません。
できれば、参加者の方に「勉強になった」ということ以上のメリットを感じてもらいたいと思います。
それには勉強会場で周囲の人と話すだけではなく、交流の時間があって、自然と参加者同士で話ができる仕組みがあったら良いのかと思っています。
というわけで懇親会なのですが。
今回は対象がデザイナーさんということで女性も一定割合いるかなと。
となると、「お酒の場で交流ということで良いのだろうか?」という疑問がわいてきた訳です。(後から考えれば *杞憂* だった訳ですが)
で、思いついたのが、勉強会前に交流しちゃえ、というもの。
参加したのは、以下の方々。
@kyouheikarino、@tomix、@NEKOGET、@ken_c_lo、@webarton、@teminanase
と、@konsan、@kara_d、@hiromi2424、@mon_sat。
なかでも盛り上がったのは「ワイヤーフレーム作るなら1px単位で調整したものを作ろうよ」というもの。
わたしは個人的に、Getting Real by 37signals の下記の文章に賛成です。
不要なペーパーワークにさよなら機能スペックから離れるのは良い出発点ですが、そこで終わってはいけません。過剰なペーパーワークもやめます。書類が現実の何かにならないのなら、作らないのです。
作り、書かない。何かを説明する場合は、実際に試作品や模型を作るほうが紙より説得力があるものです。実際のインターフェイスや試作品は、いずれ現実のプロジェクトになるものです。一方紙切れはゴミ箱行きでしかありません。
1つ例をあげましょう。もしワイヤーフレームが書かれていて、実際のデザインに直接ならないのであれば、わざわざ書く必要はないのです。もしワイヤーフレームが実際のデザインにつながっていくのであれば、作ります。
アプリケーションから逸脱した書類は無用です。そこからは何も進展しません。あなたがすること全ては進化の道を辿り実現化しなければいけません。書類が現実に生まれ変わらなければ、死んだも同然です。
(Agileな開発が可能な自社開発ではなく)ウォーターフォールが基本の受託開発では、ワイヤーフレームが、それなりに重要な位置づけとなる場合が多いようです。
というわけで上述の話になったのですが、あまりに同じ意見ばっかりでびっくりしてしまいました。(逆に反対の立場の人の意見も聞いてみたいところ。自分の気づいていない何かがあるかもしれないし)
そんなこんなで、勉強会前に交流するという企画。
普段できない話題、しない話題、が盛りだくさんでした。
次回の勉強会前もやりますよ!
(会社勤めの人はちょっと難しいかもしれませんよねえ。良いアイディアあったらください)
懇親会 #cake_beer
で、勉強会が終わって懇親会です。
事前の予想では(参加率50%で)20人ちょっとかなと思っていたのですが、最終的に30人を上回る盛況となりました。
なんだ皆お酒好きじゃないか。
場所は、ワシントンホテル1Fのビアバー「Billy's STAND」
定員30名のお店に、寿司詰め状態で飲みました。
飲み放題の生ビールですが、ジョッキに1杯1杯、店員さんが丁寧に注いでいくため、30人分揃うのに時間がかかりそう!ということで、ジョッキも持たずに乾杯するという画期的なエア乾杯(笑)
何というか。皆テンションが高かったこともあり、違和感無く、乾杯終了。
参加者の方には、ちょっと狭くて申し訳なかったのですが、結果的には自然と話ができる距離となり、却って良かった感じです。
わたしもいつもと違い、いろいろな方とお話しでき、大満足。
普段はあまりデザイナーさんと話をする機会が無いので、参考になることが多い。
この輪を、これからも広げていけたらいいなあと、そんなことを思った懇親会。
時間的に21時〜23時ということで、遅めで申し訳ない時間帯でしたが、参加していただいた皆さん、ありがとうございました!
「楽しめた」という方は、ぜひ積極的に勉強会へ。
そして、次回の勉強会も是非ご参加を。
なお、お酒が好きな方々は、 #cake_beer というハッシュタグをチェックしておいてください。
飲みたくなったとき、誰かがつぶやき、急遽飲み会が決まるという、そんなコミュニティ(笑)
また、モンブランサックスという鍵付のfacebookグループもあります。
デザイナーさんも是非気軽に参加リクエストください!一緒に面白いことしましょう!
では、次はCakeRadioGaGaで勉強会の裏話の予定です。明日夜かな??
2011年7月24日日曜日
第1回「デザイナー向けCakePHP勉強会」開催!
「ブログ書くまでが勉強会」という名言を紹介したにもかかわらず、勉強会後腑抜けて週末までブログ書けなかった @mon_sat です。
というわけで、7/21の木曜日、かねてより企画していましたデザイナー向けCakePHP勉強会を開催してきました。
(ATND:デザイナー向けCakePHP勉強会)
きっかけは業務上のパートナーである @konsan と @hiromi2424 と話をしている中で出た話。
CakePHPのユーザー層としてデザイナーさん達が入ってくれば、今よりも開発がスムーズに進み、それが納品するクオリティにも影響するだろうと。
それが春先のこと。
そのとき考えたアイディアのひとつが、デザイナ向けに勉強会をやることでした。
デザイナー向けCakePHP勉強会(viewやデザイン部分の勉強会)を今月19〜21日のどれかで開催する方向でやんわりと固まった。 #CakePHP #cake_beerless than a minute ago via HootSuite Favorite Retweet Replymon_sat
mon_sat
mon_sat
いろいろあってようやく開催できたのが7月。
いつものようにskypeで話しているときに「エイッ!」と日付を決めてしまいました。
ありがたいことに色々な方にRTしていただき、 @kara_d さんにもご協力をお願いし、無事日付確定。開催の運びとなりました。
話し手について
勉強会の開催を決定した後、CakePHPコミュニティの方々が、お手伝いいただけるということで手を挙げていただきました。タイムテーブルを見たらLT枠、20:00過ぎからか。リモートでよければできないことも。。 | デザイナー向けCakePHP勉強会 : ATND
http://atnd.org/events/17625less than a minute ago via Echofon Favorite Retweet Replynojimage
nojimage
http://atnd.org/events/17625less than a minute ago via Echofon Favorite Retweet Replynojimage
nojimage
@mon_sat 2~30分枠、人いないならどっちかできるよ! #cakephp4dless than a minute ago via TweetDeck Favorite Retweet ReplyMasaharu Takishita
ecworks_masap
ecworks_masap
他にもfacebook等で決まったり、それとは別にmentionで申し出をいただいたりしながら、最終的に今回のメンバーに決まりました。
(今回お断りした方すみません。次回はぜひ)
CakeCafe
今回はフリーランスの方(や起業している方)も多いかなと思い、勉強会前に交流するという時間を設けました。
これについては別途書きたいのですが、結果的にスタッフ合わせて10名で開催。
ちょうど良い規模で、楽しい会となって良かったです。
勉強会
さて本番。
今回はさくらインターネットさんのご好意で、無償で会場を貸していただきました。
会場の広さは、定員45人がちょうど良い広さ。
そして設備に驚きます。
まず各席の人が使える電源があります。
無線LANもばっちり。Ustreamを行いながら、各自がwebサイトを見ながら、という環境でも一切遅延無い。(当然と言えば当然ですね、さくらインターネットさんですから)
余談ですが、当日のWifiのパスワード文字列には cake の文字が。スタッフの配慮に感動(笑)
大きなスクリーン&プロジェクターと、マイク等の音響もばっちり。
過去いくつも勉強会出てきましたが、もしかしたら最高の環境かもしれません。
無料の勉強会という条件はありますが、勉強会会場を探している方はぜひこのページをチェックしてみましょう。
今回は、はじめて勉強会の司会を務めました。
(というか勉強会の主要スタッフになったのは先日のCakePHP2.0勉強会に続いてまだ2回目です)
開催直後いきなり長めのトークがあるのですが、まあ不慣れなところが出てしまい、何というか「まったく参加者の雰囲気をやわらげることができず」(笑)
そんなこんなでメインセッションへ。
内容は各スライドを見ていただくとして、今回のセッションの流れについて説明しようと思います。
そもそも今回の勉強会は「プログラムに不慣れなwebデザイナーさんであっても、CakePHPに興味があり、積極的に勉強したいという方」を対象者の中心にしようと思いました。
そういう方々がどうやったら「CakePHPを好きになってもらえるか」また「CakePHPをより深く勉強しようと思ってもらえるか」を考えたつもりです。
まず「CakePHPについての基礎知識」ということで、「フレームワーク(FW)」や「CakePHP」についての基本的なところからやろうと。
というのも、世の中にはフレームワークはたくさんあり、現在主流のRuby on Rails 系のFWだけでも数多く、PHPに限ってもSymfony、Code Ignighter、Zend Frameworkと、いろいろあります。
私自身が、Ruby on Rails の思想に惚れ込んだからこそ、派生のFWといえるCakePHPに興味を持ちましたし、CakePHP自体の発展の過程も分かっているからこそ、今も業務でCakePHPを選択している訳です。
cakephpに限らずFWって学習時のストレスがたまにしんどくなる。だからこそ学習前に、そのFWを惚れ込むことが大事だと思う。less than a minute ago via Twitter for iPhone Favorite Retweet Replymon_sat
mon_sat
mon_sat
この勉強会でCakePHPを好きになってくれる人がいたとしても、学習の途中でくじけてしまってはいけません。
そして、このことは、当然ながら公式サイトでは謳われません。
そうやってくじけて、場合によってはCakePHPを嫌いになる人もいるようです。
それはものすごく不幸なことです。
ぜひ好きになれるフレームワークを選択しましょう。
というわけで、このテーマにぴったりな @cakephper さんにお願いしました。
つづいて、CakePHP(のView周り)についてのセッション。
今回のメインです。
これはもう、ベストセラー書籍『Pocket詳解 CakePHP辞典』の著者の @ecworks_masap さんしかいません。
今回はCakePHPの知識についてのセッションはここだけだったこともあり、ベーシックなところを説明していただくという、使い慣れた方には逆に難しいところをお願いいたしました。
ひとくちにデザイン周りといっても、その範疇は広く、かなり大変だったと思いますが、CakePHPの基本がお分かりいただけたのではないでしょうか。
セッションの最後は、応用編。
今回はデザイナーでありながらCakePHP自体をプログラマー以上に自由に使いこなす @kara_d さんに。
自身の経験をもとにお話しいただこうという我々の気持ちを見透かしていたかのように「MVCのVを極めしWebデザイナーになる」ということで、ど真ん中な内容でお話しいただけました。
このような話は、純粋なプログラマーでは難しいのです。
おそらく、参加者の方も、一番ためになったところだったと思います。
引き続いてLT(Lightning Talk)です。
LTとは5分程度で話をすること。エッセンスが凝縮されるので、短時間でも非常に勉強になりますよね。
今回は、PHPTAL+CakePHPということで @nojimage さんに、つづいて、デザイナーさんが触れる機会の多い Paginator 周りを @ogaaaan さんにお願いしました。
他にも Ktai Library や、Viewについての細かいところ、FormHelperが吐き出したHTMLタグのデザイン等についてもやりたかったのですが、時間の関係でできませんでした。
このへんは次回以降ということで。
全体を通して、スタッフ一同がやりたかったことは。
PHPerのなかでもCakePHPが共通言語となり、いろいろな話がしやすくなったということを感じていて、デザイナー・プログラマー間でもCakePHPが媒介となって共通言語ができれば良いなあと。
その試みのひとつがこの勉強会でした。
勉強会の冒頭でも話をしたのですが、同じくwebサイト(アプリ)を作っているものとして。立場の違いはあれど、より良いものを作るための努力は続けていかなくてはなりません。
私たちスタッフができるのは、CakePHPを知ってもらって、好きになってもらうことです。
ぜひ、CakePHPの魅力でもある「CakePHPコミュニティ」の輪を広げていきましょう。
(今回参加した方々はもうコミュニティの一員ですよ?)
ひいてはそれがCakePHPの発展につながり、(デザイナーさん、プログラマー問わず)自身の業務にも還ってくると思っています。
まだまだ伝えきれない思いはあるのですが、今日はとりあえずここまで。
ぜひ次回の勉強会でお会いしましょう。
See you the next time.
Video streaming by Ustream
発表資料: CakePHPのデザイン周辺(PDFファイル)
勉強会についてのブログ記事
- デザイナー向けCakePHP勉強会 に行ってきました。 - slumbers
- デザイナー向けCakePHP勉強会に行ってきました #CakePHP4d - 納豆には卵を入れる派です。
- デザイナー向けCakePHP勉強会に参加してきました。 | BONNOU
- VIVEMENT DEMAIN: 【デザイナー向けCakePHP勉強会】に参加してきました #CakePHP4d
- デザイナー向けCakePHP勉強会に行って来た - なんちゃってプログラマのめもちょ
- デザイナー向けCakePHP勉強会:sandmanの旅行の写真”とか”:So-netブログ
- なんかのメモ: cakePHPを試そう
- その他、教えてください( @mon_sat )
2011年7月14日木曜日
おかげさまで1周年。第12回テーマは『○○』勉強会
TANAKA Kohji です。
昨日、12回目を迎えるテーマは『○○』勉強会を実施してきました。
前々回に続いて2度目の茅場町開催。
10~15人が入れる部屋を7人で使用。高性能なプロジェクターとwifiが使えて非常に快適でした。
価格も安いのでお勧めの会議室です
そして、今回で一周年を迎えることができました。
軽い思いつきではじめたこの勉強会ですが、谷口社長をはじめ、毎回の参加者の方々の多大な協力のもと、無事毎月開催を行えています。
本当にどうもありがとうございます。
よろしければ、ぜひ今後もご愛顧のほど。
毎回、テーマを決めずに行っている当勉強会。
今回は以下のようなラインナップ。
昨日、12回目を迎えるテーマは『○○』勉強会を実施してきました。
前々回に続いて2度目の茅場町開催。
10~15人が入れる部屋を7人で使用。高性能なプロジェクターとwifiが使えて非常に快適でした。
価格も安いのでお勧めの会議室です
そして、今回で一周年を迎えることができました。
軽い思いつきではじめたこの勉強会ですが、谷口社長をはじめ、毎回の参加者の方々の多大な協力のもと、無事毎月開催を行えています。
本当にどうもありがとうございます。
よろしければ、ぜひ今後もご愛顧のほど。
毎回、テーマを決めずに行っている当勉強会。
今回は以下のようなラインナップ。
- 太陽太陰暦/西暦を取り入れた経緯
- Salesforce/Ctrix/3つのPC(3つのCloud)
- ビジネスをクラウドへ
- クラウドサービスやfacebookを活用してみて
- ゼロ金利時代にするべきこと
- 色彩学
- 宮古島通信
- マレーシアの食文化体験
いつにも増して豪華なラインナップとなりました。
私は「ビジネスをクラウドへ」ということで、今回はクラウドサービスを何故利用した方が良いのかという点を中心に、クラウド活用の入り口について話そうと準備しておいたのですが、@TatsuyaKiyokawa さんの「Salesforce/Ctrix/3つのPC」のお話のなかでクラウドの話があり、偶然にも同様のテーマを別角度から話をすることになりました。
得てしてこのような用語は「バズワード」となり、言葉は流通するのですが、中身が伴っていなかったりして、人によっては馴染めないものです。
しかし、なかには万人が活用するべきものは少なからずあります。
というわけで何か感じるところがあれば、ぜひとも、今日から実践してほしいと思います。
以前にも述べましたが、どのサービスを利用するかの判断基準のひとつに「ユーザー数の多いもの」という点があり、他人に薦めるときの条件にしています。
「操作方法等で分からないとき」インターネット上で解決策を見つけやすいからです。
ビジネスで競合相手の先を行くため、苦手な方も、くじけることなく自分のものにしていただきたいと思います。
おまけ。
今回は首都圏に9店舗しか無いといわれるマレーシア料理のお店のひとつ「マレーカンポン」さんで懇親会を実施。
パクチー等が苦手な人でも、非常に食べやすい料理ばかり。
バクテーという薬膳料理や米麺の料理は特に美味しかったです。
せっかくオフィスの近くにあるので、これからも行ってみようと思います。
2011年7月12日火曜日
Google+がGoogle Appsでも提供されるのは当然の流れ
TANAKA Kohji です。
まだまだ続くGoogle+のネタです。
現在Googleのアカウントは、gmailのアカウント、google以外のドメインのアカウント、Google Apps のアカウントと3種類が混在している状態ですが、これもしばらくすれば解消することでしょう。
となると当然Googleのサービスは、すべてGoogle Apps ユーザーへ提供されるものと考えられ、Google+もそのひとつとなります。
Google+はグループウェアとして発展するという予想をしている人もいるようです。
すでにGoogle Apps があるので、グループウェアという言い方が適切かどうかは分かりませんが、ビジネスに活用できるように進化させるのは、Googleとしては当然の流れかと思います。
今後APIが整備されれば、グループウェアのように利用できるようなサードパーティ製アプリも登場するのは論をまちません。
facebookでもすでにそのようなアプリも存在します。
Google Apps で提供されれば、ビデオチャット機能のHangoutがTV会議に使われたりと一気にビジネスユースの活用が見込まれます。
というわけで、期待が持てるGoogle+
まだのかたも是非お試しを。
まだまだ続くGoogle+のネタです。
グーグル、Google+をGoogle Appsユーザーに提供へGoogleは以前から記事にしている通り、その戦略のなかで、Google Apps™ を中核に据えてきています。
Googleのエンタープライズ担当プレジデントであるDave Girouard氏は米国時間7月7日、公開メモの中で、「Google Apps」ユーザーが「Google+」を利用できるようにすると述べた。
http://japan.cnet.com/news/service/35005048/
現在Googleのアカウントは、gmailのアカウント、google以外のドメインのアカウント、Google Apps のアカウントと3種類が混在している状態ですが、これもしばらくすれば解消することでしょう。
となると当然Googleのサービスは、すべてGoogle Apps ユーザーへ提供されるものと考えられ、Google+もそのひとつとなります。
Google+はグループウェアとして発展するという予想をしている人もいるようです。
すでにGoogle Apps があるので、グループウェアという言い方が適切かどうかは分かりませんが、ビジネスに活用できるように進化させるのは、Googleとしては当然の流れかと思います。
今後APIが整備されれば、グループウェアのように利用できるようなサードパーティ製アプリも登場するのは論をまちません。
facebookでもすでにそのようなアプリも存在します。
Google Apps で提供されれば、ビデオチャット機能のHangoutがTV会議に使われたりと一気にビジネスユースの活用が見込まれます。
というわけで、期待が持てるGoogle+
まだのかたも是非お試しを。
2011年7月11日月曜日
Google+のサークルによる「クラスタ別」発信のすすめ
TANAKA Kohji です。
Google+ を相変わらず弄っています。
どんなにフォローを増やしても、今のところスパム業者はいないので、情報に紛れが少ないのが良いですね。
さて。
Google+ではサークル別に発言の公開範囲を分けられるということは以前書いた通りです。
使ってみて分かったこととして。
Google+ を相変わらず弄っています。
どんなにフォローを増やしても、今のところスパム業者はいないので、情報に紛れが少ないのが良いですね。
さて。
Google+ではサークル別に発言の公開範囲を分けられるということは以前書いた通りです。
使ってみて分かったこととして。
- 共有機能を使うと、読んだ人が、自分のフォロワーに公開できる
- 元発言の公開範囲が設定されている場合、共有によって一般公開にすることはできない
- ただし、元発言者が「共有を禁止」することもできる
ということ。
つまり
私が、友人に「今日飲みましょう」と、友人サークルに発言したとしても、その友人の誰かが「共有する」と、もともとの友人サークルに属さない人も読めてしまうということです。
共有を禁止することもできますが、現状では、公開後のみ設定可能なので、発言後、共有を禁止するまでには、何らかのタイムラグは発生してしまいます。
(おそらくしばらくすれば、発言時に設定できるようになるでしょう)
以上を受けて、どのように使用するのが良いかを考えてみました。
- 日本語/英語等、言語別にサークルを作り、発言するときの言語によって公開範囲を設定する
- webサイト開発者/一般の人等、発言内容別にサークルを作り、発言内容によって公開範囲を設定する
私の場合、概ね、このふたつ。
前者は、twitterで日本語と英語でアカウントを分けているケースがあるでしょう。
英語圏のフォロワーに対しては英語アカウントでtweetし、日本語圏のフォロワーに対しては、日本語アカウントでtweetすると。
それと同様のことを、サークル機能を使って実現できる訳です。
この場合、その発言が共有されても、もともとpublicな発言なので問題が無い、ということになります。
後者は、わたしがtwitterでやっていることですが。
専門用語を使う使わないで気を遣いたくないので、今のところアカウントを分けています。
専門的な内容であれば、それが通用するクラスタへ。一般的な内容であれば、経営者等と繋がっているアカウントでtweetしています。
このように「相手にとって無益であれば、公開対象に含めない」ということができるのがGoogle+のサークル機能といえるでしょう。
発言を読んだ人が、この発言が誰宛かを意識する必要がなく、現状、もっとも使いやすい使い方ではあるかと思います。
というわけでクラスタ別に発言するというこのやり方で、しばらく使ってみたいと思います。
2011年7月6日水曜日
facebookページをつくりました
TANAKA Kohji です。
久しぶりにfacebookネタ。
ここ数日はGoogle+に押されていますね、facebook。
Google+内では、いくつか、「Google+ vs Facebook」な動画がアップロードされています。
いずれもGoogle+にfacebookが負けてしまう内容(笑)
アメリカではmixi疲れならぬfacebook疲れのようで、濃すぎる関係を求められるfacebookに嫌悪感を抱いているユーザーも多いことを知りました。
さて、そんななか。
日本では、mixiがあるので、facebookにそこまでの濃さは感じていない人が多いようです。
というわけで、弊社の公式サイトに、facebook Like Box を貼付けました。
まだまだ日本では堅調なfacebookの今後はどうなっていくのでしょうね。
というわけで今日もGoogle+で遊びます。
久しぶりにfacebookネタ。
ここ数日はGoogle+に押されていますね、facebook。
Google+内では、いくつか、「Google+ vs Facebook」な動画がアップロードされています。
いずれもGoogle+にfacebookが負けてしまう内容(笑)
アメリカではmixi疲れならぬfacebook疲れのようで、濃すぎる関係を求められるfacebookに嫌悪感を抱いているユーザーも多いことを知りました。
さて、そんななか。
日本では、mixiがあるので、facebookにそこまでの濃さは感じていない人が多いようです。
というわけで、弊社の公式サイトに、facebook Like Box を貼付けました。
まだまだ日本では堅調なfacebookの今後はどうなっていくのでしょうね。
というわけで今日もGoogle+で遊びます。
2011年7月4日月曜日
Google+の提唱する使い方は浸透するのか
TANAKA Kohji です。
昨日の「Google+はじめました」の続きです。
Google+というサービスの特徴のひとつが、昨日の記事にある「公開範囲を発言内容によって制御する」というものです。
facebookも現時点で「できることはできます」が、それをするUser Interface とはなっていません。
では、この機能が、今後浸透するかどうかを予想してみましょう。
まず、発言する側にとっては、非常に使いやすい機能です。
たとえば友人とお酒を飲む約束をしていて、その件について会社の同僚には知られたくないとき、「公開範囲を友人として」発言するというのは、想像しやすいところです。
その他、家族宛、もしくは、大学の同級生といった使い方ができるので、SNSによくある「みんなが使うようになって、却って発言がしにくくなった」ということは起こらないといえばおこらなそうですね。
しかし、そのリアクションはどうでしょう。
昨日書いたように、サークルという単位は発言者の個人的なくくりとなっています。
それにコメントを返す側は、自分がその対象に含まれていることは、発言がストリームに表示されることで分かりますが、その他誰が含まれているかは、ぱっと見では分かりません。
(PCで使用している場合は、発言横の「限定公開」というリンクをクリックすると誰宛の発言なのかは分かります。たとえ他の人をサークルに追加していなくても)
その場合、返信のコメントが適切かどうかが判断つかなくなる可能性があるのです。
もっといえば、それが一般公開された発言だと、受け取り側が誤認すれば、本来内輪の話だったものも、「ああ、この件はオープンなんだ」と誤解するということが起こらないとは限りません。
そこまで我々は賢くなれるのか?というのが、注目しているところです。
もちろん、やりようはあります。
元発言の先頭に、誰宛かを明記するとか。
また、この仕組みが浸透すれば、メールの宛先同様、確認するというステップが基本となるということもあるでしょう。
それだけに、浸透すればとても面白い仕組みといえますね。
まず間違いなく、facebookはこの機能を追従するでしょう。
技術的に難しいものではないうえに、facebookのサービスポリシーと相反する内容であるとは思えません。
(ただ今以上に不可解なUIにはなりそうですが)
これが浸透すると、本当の意味で、SNSはソーシャルとなると思っています。
twitterも当初は単純なサービスでしたが、今では多少複雑な感があります。
これくらい乗り越えていけたら、非常に楽しみなんですけどね。
昨日の「Google+はじめました」の続きです。
Google+というサービスの特徴のひとつが、昨日の記事にある「公開範囲を発言内容によって制御する」というものです。
facebookも現時点で「できることはできます」が、それをするUser Interface とはなっていません。
では、この機能が、今後浸透するかどうかを予想してみましょう。
まず、発言する側にとっては、非常に使いやすい機能です。
たとえば友人とお酒を飲む約束をしていて、その件について会社の同僚には知られたくないとき、「公開範囲を友人として」発言するというのは、想像しやすいところです。
その他、家族宛、もしくは、大学の同級生といった使い方ができるので、SNSによくある「みんなが使うようになって、却って発言がしにくくなった」ということは起こらないといえばおこらなそうですね。
しかし、そのリアクションはどうでしょう。
昨日書いたように、サークルという単位は発言者の個人的なくくりとなっています。
それにコメントを返す側は、自分がその対象に含まれていることは、発言がストリームに表示されることで分かりますが、その他誰が含まれているかは、ぱっと見では分かりません。
(PCで使用している場合は、発言横の「限定公開」というリンクをクリックすると誰宛の発言なのかは分かります。たとえ他の人をサークルに追加していなくても)
その場合、返信のコメントが適切かどうかが判断つかなくなる可能性があるのです。
もっといえば、それが一般公開された発言だと、受け取り側が誤認すれば、本来内輪の話だったものも、「ああ、この件はオープンなんだ」と誤解するということが起こらないとは限りません。
そこまで我々は賢くなれるのか?というのが、注目しているところです。
もちろん、やりようはあります。
元発言の先頭に、誰宛かを明記するとか。
また、この仕組みが浸透すれば、メールの宛先同様、確認するというステップが基本となるということもあるでしょう。
それだけに、浸透すればとても面白い仕組みといえますね。
まず間違いなく、facebookはこの機能を追従するでしょう。
技術的に難しいものではないうえに、facebookのサービスポリシーと相反する内容であるとは思えません。
(ただ今以上に不可解なUIにはなりそうですが)
これが浸透すると、本当の意味で、SNSはソーシャルとなると思っています。
twitterも当初は単純なサービスでしたが、今では多少複雑な感があります。
これくらい乗り越えていけたら、非常に楽しみなんですけどね。
2011年7月3日日曜日
「Google+はじめました」
TANAKA Kohji です。
夏ですね。冷やし中華の季節です。
というわけで(?)今回は「冷やし中華はじめました」ならぬ「Google+はじめました」
Google+をまだ利用していない方も多いかもしれません。
というかまだまだ一般的な認知度は低いので、聞いたことも無いという方もいるでしょう。
Google+は、Googleが満を持して投入したfacebookに近いSNSです。
かねてよりGoogleとfacebookの関係性の悪さは知られていて、Googleとしてはfacebook内の情報を「検索エンジンとして」利用できないというのがもどかしく、しかしfacebookにいくら提携を申し込んでも無碍にされるという構図。
GoogleといえばOrkutからはじまって、最近ではGoogle Buzz等、SNSについては、惨敗の歴史があります。
それでもGoogleとしては「人間関係そのもの」を集約していくfacebookのような仕組みはのどから手が出るほど欲しい訳です。
そんななか登場したのが、Google+(グーグルプラス)です。
https://plus.google.com/
現在は試験運用中ということで招待制です。
(そしてその招待も一時的に受付けを制限している模様)
さてさて、そんななか。
臆面も無くtwitter上で招待をリクエストし、何とか制限がかかる前に招待状を入手しました。
事前情報としては。
本来の意味の「circles(円)」ということでしょう。
UIもそのようにできています。
そしてこのサークルに登録したり、登録を外したりするところのUIだけが、無駄にリッチで面白い。
友人知人を選択し、そのサークルのなかにドラッグアンドドロップすると登録されていきます。
その他大抵は、facebook等の(狭義の)SNSと同等なのですが。
Google+の場合、友人知人の登録は、一方的に行えます。
twitterが、他のユーザーのフォローに、そのユーザーの同意を必要としないのと同様、Google+では、「家族」「友人」「知人」「フォロー中」というデフォルトのサークルや独自のサークルに、当人の承諾無しに加えることができます。
このへんは、非常にtwitterぽいのです。
そして、facebookとの大きな違いというのが。
自分の発言が、他のユーザーのストリーム(stream)に表示されるというのは一緒なのですが、発言時に公開範囲を自由に定められます。
たとえば、家族宛の「今日は飲んで帰るから遅くなります」というのを、家族のみに発信することも可能です。
(ストリームとはtwitterでいうタイムライン(TL)のようなもの)
twitterは、そのオープンなポリシーから、発言を制限することはできません。
mentionを使用することで、相手方をフォローしていないメンバーのTLに載せないことは可能ですが、その発言自体がprivateになるわけではありません。
facebookは、発言を表示する相手方を限定することが、できることはできますが、実際にそれを細かく制御して発言している方はいないでしょう。
それは、そういう使い方を、現時点では、してもらおうとは思っていないからだと思います。
Google+の場合「どのサークルに対して」発言するかというのを、指定するというのが、サービスの基本姿勢としてあるようです。
たとえば、ストリームの表示を「友人」に絞っている場合、その状態から発言をしようとすると、公開範囲は「友人」が基本となります。
「facebookでもできる機能」である公開範囲を細かく設定するという特徴は、Google+が「こういうふうに使ってください」というように前面に押し出しているものなのです。
その意味で、facebookでできるできないという話は、まったく的外れな視点となります。
というわけで、ここ数日は、毎日触っているGoogle+。非常に興味深いです。
夏ですね。冷やし中華の季節です。
というわけで(?)今回は「冷やし中華はじめました」ならぬ「Google+はじめました」
Google+をまだ利用していない方も多いかもしれません。
というかまだまだ一般的な認知度は低いので、聞いたことも無いという方もいるでしょう。
Google+は、Googleが満を持して投入したfacebookに近いSNSです。
かねてよりGoogleとfacebookの関係性の悪さは知られていて、Googleとしてはfacebook内の情報を「検索エンジンとして」利用できないというのがもどかしく、しかしfacebookにいくら提携を申し込んでも無碍にされるという構図。
GoogleといえばOrkutからはじまって、最近ではGoogle Buzz等、SNSについては、惨敗の歴史があります。
それでもGoogleとしては「人間関係そのもの」を集約していくfacebookのような仕組みはのどから手が出るほど欲しい訳です。
そんななか登場したのが、Google+(グーグルプラス)です。
https://plus.google.com/
現在は試験運用中ということで招待制です。
(そしてその招待も一時的に受付けを制限している模様)
さてさて、そんななか。
臆面も無くtwitter上で招待をリクエストし、何とか制限がかかる前に招待状を入手しました。
事前情報としては。
- Googleがついに本気を出したようだ
- 単なるfacebookクローンではない
というもの。
周囲の期待値のみが高まるなか、早速使ってみました。
まず、友人をサークルに登録していきます。
この、サークルというのは、いわゆるテニスサークルとかゴルフ愛好会とかのサークルではなく、友人知人の関係をグループ化し、分かりやすくタグ付け(ラベリング)していくもの。
あくまで個人的に利用するものなので、たとえば「パパ会」というサークルに、わたしのパパ友を入れていったとしても、そこに入れられた人が「『パパ会』というサークルに入ってること」を認識することはできません。
本来の意味の「circles(円)」ということでしょう。
UIもそのようにできています。
そしてこのサークルに登録したり、登録を外したりするところのUIだけが、無駄にリッチで面白い。
友人知人を選択し、そのサークルのなかにドラッグアンドドロップすると登録されていきます。
その他大抵は、facebook等の(狭義の)SNSと同等なのですが。
Google+の場合、友人知人の登録は、一方的に行えます。
twitterが、他のユーザーのフォローに、そのユーザーの同意を必要としないのと同様、Google+では、「家族」「友人」「知人」「フォロー中」というデフォルトのサークルや独自のサークルに、当人の承諾無しに加えることができます。
このへんは、非常にtwitterぽいのです。
そして、facebookとの大きな違いというのが。
自分の発言が、他のユーザーのストリーム(stream)に表示されるというのは一緒なのですが、発言時に公開範囲を自由に定められます。
たとえば、家族宛の「今日は飲んで帰るから遅くなります」というのを、家族のみに発信することも可能です。
(ストリームとはtwitterでいうタイムライン(TL)のようなもの)
twitterは、そのオープンなポリシーから、発言を制限することはできません。
mentionを使用することで、相手方をフォローしていないメンバーのTLに載せないことは可能ですが、その発言自体がprivateになるわけではありません。
facebookは、発言を表示する相手方を限定することが、できることはできますが、実際にそれを細かく制御して発言している方はいないでしょう。
それは、そういう使い方を、現時点では、してもらおうとは思っていないからだと思います。
Google+の場合「どのサークルに対して」発言するかというのを、指定するというのが、サービスの基本姿勢としてあるようです。
たとえば、ストリームの表示を「友人」に絞っている場合、その状態から発言をしようとすると、公開範囲は「友人」が基本となります。
「facebookでもできる機能」である公開範囲を細かく設定するという特徴は、Google+が「こういうふうに使ってください」というように前面に押し出しているものなのです。
その意味で、facebookでできるできないという話は、まったく的外れな視点となります。
というわけで、ここ数日は、毎日触っているGoogle+。非常に興味深いです。
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