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2011年7月12日火曜日

Google+がGoogle Appsでも提供されるのは当然の流れ

TANAKA Kohji です。
まだまだ続くGoogle+のネタです。
グーグル、Google+をGoogle Appsユーザーに提供へ
Googleのエンタープライズ担当プレジデントであるDave Girouard氏は米国時間7月7日、公開メモの中で、「Google Apps」ユーザーが「Google+」を利用できるようにすると述べた。
http://japan.cnet.com/news/service/35005048/
Googleは以前から記事にしている通り、その戦略のなかで、Google Apps™ を中核に据えてきています。

現在Googleのアカウントは、gmailのアカウント、google以外のドメインのアカウント、Google Apps のアカウントと3種類が混在している状態ですが、これもしばらくすれば解消することでしょう。

となると当然Googleのサービスは、すべてGoogle Apps ユーザーへ提供されるものと考えられ、Google+もそのひとつとなります。

Google+はグループウェアとして発展するという予想をしている人もいるようです。

すでにGoogle Apps があるので、グループウェアという言い方が適切かどうかは分かりませんが、ビジネスに活用できるように進化させるのは、Googleとしては当然の流れかと思います。

今後APIが整備されれば、グループウェアのように利用できるようなサードパーティ製アプリも登場するのは論をまちません。
facebookでもすでにそのようなアプリも存在します。


Google Apps で提供されれば、ビデオチャット機能のHangoutがTV会議に使われたりと一気にビジネスユースの活用が見込まれます。

というわけで、期待が持てるGoogle+
まだのかたも是非お試しを。
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2011年7月11日月曜日

Google+のサークルによる「クラスタ別」発信のすすめ

TANAKA Kohji です。
Google+ を相変わらず弄っています。
どんなにフォローを増やしても、今のところスパム業者はいないので、情報に紛れが少ないのが良いですね。

さて。
Google+ではサークル別に発言の公開範囲を分けられるということは以前書いた通りです。

使ってみて分かったこととして。

  • 共有機能を使うと、読んだ人が、自分のフォロワーに公開できる
    • 元発言の公開範囲が設定されている場合、共有によって一般公開にすることはできない
  • ただし、元発言者が「共有を禁止」することもできる
ということ。

つまり
私が、友人に「今日飲みましょう」と、友人サークルに発言したとしても、その友人の誰かが「共有する」と、もともとの友人サークルに属さない人も読めてしまうということです。

共有を禁止することもできますが、現状では、公開後のみ設定可能なので、発言後、共有を禁止するまでには、何らかのタイムラグは発生してしまいます。
(おそらくしばらくすれば、発言時に設定できるようになるでしょう)


以上を受けて、どのように使用するのが良いかを考えてみました。
  1. 日本語/英語等、言語別にサークルを作り、発言するときの言語によって公開範囲を設定する
  2. webサイト開発者/一般の人等、発言内容別にサークルを作り、発言内容によって公開範囲を設定する
私の場合、概ね、このふたつ。

前者は、twitterで日本語と英語でアカウントを分けているケースがあるでしょう。
英語圏のフォロワーに対しては英語アカウントでtweetし、日本語圏のフォロワーに対しては、日本語アカウントでtweetすると。
それと同様のことを、サークル機能を使って実現できる訳です。
この場合、その発言が共有されても、もともとpublicな発言なので問題が無い、ということになります。

後者は、わたしがtwitterでやっていることですが。
専門用語を使う使わないで気を遣いたくないので、今のところアカウントを分けています。
専門的な内容であれば、それが通用するクラスタへ。一般的な内容であれば、経営者等と繋がっているアカウントでtweetしています。

このように「相手にとって無益であれば、公開対象に含めない」ということができるのがGoogle+のサークル機能といえるでしょう。

発言を読んだ人が、この発言が誰宛かを意識する必要がなく、現状、もっとも使いやすい使い方ではあるかと思います。

というわけでクラスタ別に発言するというこのやり方で、しばらく使ってみたいと思います。
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2011年7月6日水曜日

facebookページをつくりました

TANAKA Kohji です。
久しぶりにfacebookネタ。

ここ数日はGoogle+に押されていますね、facebook。
Google+内では、いくつか、「Google+ vs Facebook」な動画がアップロードされています。
いずれもGoogle+にfacebookが負けてしまう内容(笑)

アメリカではmixi疲れならぬfacebook疲れのようで、濃すぎる関係を求められるfacebookに嫌悪感を抱いているユーザーも多いことを知りました。

さて、そんななか。
日本では、mixiがあるので、facebookにそこまでの濃さは感じていない人が多いようです。

というわけで、弊社の公式サイトに、facebook Like Box を貼付けました。


まだまだ日本では堅調なfacebookの今後はどうなっていくのでしょうね。

というわけで今日もGoogle+で遊びます。
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2011年7月4日月曜日

Google+の提唱する使い方は浸透するのか

TANAKA Kohji です。
昨日の「Google+はじめました」の続きです。

Google+というサービスの特徴のひとつが、昨日の記事にある「公開範囲を発言内容によって制御する」というものです。

facebookも現時点で「できることはできます」が、それをするUser Interface とはなっていません。

では、この機能が、今後浸透するかどうかを予想してみましょう。

まず、発言する側にとっては、非常に使いやすい機能です。
たとえば友人とお酒を飲む約束をしていて、その件について会社の同僚には知られたくないとき、「公開範囲を友人として」発言するというのは、想像しやすいところです。

その他、家族宛、もしくは、大学の同級生といった使い方ができるので、SNSによくある「みんなが使うようになって、却って発言がしにくくなった」ということは起こらないといえばおこらなそうですね。

しかし、そのリアクションはどうでしょう。
昨日書いたように、サークルという単位は発言者の個人的なくくりとなっています。

それにコメントを返す側は、自分がその対象に含まれていることは、発言がストリームに表示されることで分かりますが、その他誰が含まれているかは、ぱっと見では分かりません。
(PCで使用している場合は、発言横の「限定公開」というリンクをクリックすると誰宛の発言なのかは分かります。たとえ他の人をサークルに追加していなくても)

その場合、返信のコメントが適切かどうかが判断つかなくなる可能性があるのです。

もっといえば、それが一般公開された発言だと、受け取り側が誤認すれば、本来内輪の話だったものも、「ああ、この件はオープンなんだ」と誤解するということが起こらないとは限りません。

そこまで我々は賢くなれるのか?というのが、注目しているところです。

もちろん、やりようはあります。
元発言の先頭に、誰宛かを明記するとか。

また、この仕組みが浸透すれば、メールの宛先同様、確認するというステップが基本となるということもあるでしょう。

それだけに、浸透すればとても面白い仕組みといえますね。


まず間違いなく、facebookはこの機能を追従するでしょう。
技術的に難しいものではないうえに、facebookのサービスポリシーと相反する内容であるとは思えません。
(ただ今以上に不可解なUIにはなりそうですが)


これが浸透すると、本当の意味で、SNSはソーシャルとなると思っています。
twitterも当初は単純なサービスでしたが、今では多少複雑な感があります。
これくらい乗り越えていけたら、非常に楽しみなんですけどね。
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2011年7月3日日曜日

「Google+はじめました」

TANAKA Kohji です。
夏ですね。冷やし中華の季節です。
というわけで(?)今回は「冷やし中華はじめました」ならぬ「Google+はじめました」

Google+をまだ利用していない方も多いかもしれません。
というかまだまだ一般的な認知度は低いので、聞いたことも無いという方もいるでしょう。

Google+は、Googleが満を持して投入したfacebookに近いSNSです。
かねてよりGoogleとfacebookの関係性の悪さは知られていて、Googleとしてはfacebook内の情報を「検索エンジンとして」利用できないというのがもどかしく、しかしfacebookにいくら提携を申し込んでも無碍にされるという構図。

GoogleといえばOrkutからはじまって、最近ではGoogle Buzz等、SNSについては、惨敗の歴史があります。

それでもGoogleとしては「人間関係そのもの」を集約していくfacebookのような仕組みはのどから手が出るほど欲しい訳です。
そんななか登場したのが、Google+(グーグルプラス)です。

https://plus.google.com/
現在は試験運用中ということで招待制です。
(そしてその招待も一時的に受付けを制限している模様)

さてさて、そんななか。
臆面も無くtwitter上で招待をリクエストし、何とか制限がかかる前に招待状を入手しました。

事前情報としては。

  • Googleがついに本気を出したようだ
  • 単なるfacebookクローンではない
というもの。

周囲の期待値のみが高まるなか、早速使ってみました。

まず、友人をサークルに登録していきます。
この、サークルというのは、いわゆるテニスサークルとかゴルフ愛好会とかのサークルではなく、友人知人の関係をグループ化し、分かりやすくタグ付け(ラベリング)していくもの。

あくまで個人的に利用するものなので、たとえば「パパ会」というサークルに、わたしのパパ友を入れていったとしても、そこに入れられた人が「『パパ会』というサークルに入ってること」を認識することはできません。


本来の意味の「circles(円)」ということでしょう。
UIもそのようにできています。
そしてこのサークルに登録したり、登録を外したりするところのUIだけが、無駄にリッチで面白い。

友人知人を選択し、そのサークルのなかにドラッグアンドドロップすると登録されていきます。


その他大抵は、facebook等の(狭義の)SNSと同等なのですが。
Google+の場合、友人知人の登録は、一方的に行えます。
twitterが、他のユーザーのフォローに、そのユーザーの同意を必要としないのと同様、Google+では、「家族」「友人」「知人」「フォロー中」というデフォルトのサークルや独自のサークルに、当人の承諾無しに加えることができます。
このへんは、非常にtwitterぽいのです。

そして、facebookとの大きな違いというのが。
自分の発言が、他のユーザーのストリーム(stream)に表示されるというのは一緒なのですが、発言時に公開範囲を自由に定められます。
たとえば、家族宛の「今日は飲んで帰るから遅くなります」というのを、家族のみに発信することも可能です。
(ストリームとはtwitterでいうタイムライン(TL)のようなもの)

twitterは、そのオープンなポリシーから、発言を制限することはできません。
mentionを使用することで、相手方をフォローしていないメンバーのTLに載せないことは可能ですが、その発言自体がprivateになるわけではありません。

facebookは、発言を表示する相手方を限定することが、できることはできますが、実際にそれを細かく制御して発言している方はいないでしょう。
それは、そういう使い方を、現時点では、してもらおうとは思っていないからだと思います。

Google+の場合「どのサークルに対して」発言するかというのを、指定するというのが、サービスの基本姿勢としてあるようです。
たとえば、ストリームの表示を「友人」に絞っている場合、その状態から発言をしようとすると、公開範囲は「友人」が基本となります。

「facebookでもできる機能」である公開範囲を細かく設定するという特徴は、Google+が「こういうふうに使ってください」というように前面に押し出しているものなのです。
その意味で、facebookでできるできないという話は、まったく的外れな視点となります。


というわけで、ここ数日は、毎日触っているGoogle+。非常に興味深いです。
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2011年6月22日水曜日

みくちゃんとアメンボ #6

TANAKA Kohji です。
今日も最近良く見る夢の話。(設定忘れてるんじゃないかという突っ込みがありましたけど、あくまで夢ですからね。ただ現実と相似形なだけで)
みくちゃんとアメンボ #1
みくちゃんとアメンボ #2
みくちゃんとアメンボ #3
みくちゃんとアメンボ #4
みくちゃんとアメンボ #5

ここで登場人物をおさらい

  • みくちゃん
    • 女の子。小学生くらい?
    • クラスの人気者
    • 遊ぶには「お友達になってね」「いいよ」が必要
    • 交換日記が広まる
    • 「読んだよ」とか返事するのも暗黙のルール
    • 最近は交換日記しなくなった子も増えてきた
  • アメンボちゃん
    • 転校生の女の子。小学生くらい?
    • クラスの人気者
    • 交換日記は誰が見ても良いというルール
    • 「読んだよ」というのも名前の書いた判子をぺたっと押すだけ
  • バーディ君
    • 転校生の男の子。ハーフ。小鳥の飼育係
    • クラスの人気者
    • 友達付き合いはゆるい関係
    • 交換日記も短い。誰が見ても良い
  • バーグ君
    • 転校生の男の子。ハーフ
    • クラスの人気者になってきたかも
    • みくちゃんと同じようなルール「お友達になってね」「いいよ」が必要
    • 交換日記はバーディ君のやつに近いかも
まずは、みくちゃんとアメンボちゃんの交換日記の話から。
(ここからは、ふたりを見て個人的にどうおもったかの話)

みくちゃんのお友達は、何かとっても絆が深い。
他所に浮気をしない感じ。
裏を返せば、今からその輪に加わるのは躊躇われる。

でも別に特段みんな仲が良い訳でもないところが不可解だけど。
ただ、総じて絆が深い。

交換日記は位置づけが微妙になった。
お友達になってしまえば、そこでわざわざ交換日記しなくても良いかな?って感じ。
やることが無くなる人もちらほらいる。

そして重要なことは。
ルールを変えすぎ。

当初、お友達の輪に加わるのは、誰かのお友達でなくてはならなかった。それがいつからか関係なくなった。
最近も「読んだよ」という暗黙のルールができあがる前提となってた「書いた人は誰が読んだか分かる」というのも変更されたみたい。
ルールの変更に、ちょっとポリシーが無い。


一方で、アメンボちゃんのお友達は。
もともとみんな「交換日記をしよう」ということで加わったお友達だから、交換日記は今でも人気。
交換日記の質はお世辞にも良いとは言えないけど(たまに読めなくなっちゃう事件が起こるし)それでも根強い人気がある。不思議。
書かれてる内容は、どれも一緒に見える。交換日記を書く時のお約束が守られていないことも多い。
過去に交換日記を書いていなかった人が、書き始めるのにちょうど良いというイメージ。

そのうえでお友達作りもできる。
どちらかというと、こっちのほうがポイント。
何となくだけど、ゲーム性があるというか。
自分の力で「お友達を増やしていく」という満足感もある。
誰だってお友達が増えると嬉しいよね。
そのためにアメンボちゃんが用意した仕組みも良くできてる。

アメンボちゃんの方が、みくちゃんのやり方よりも、徐々に浸透していくのかな今後は。
ただちょっと。
交換日記を読んでも、何かの役に立つということは少ない。
たぶんそれはこれからもずっと。
変わらない気がする。

困るのは、「交換日記とは、アメンボちゃんのやつがスタンダード」という風潮になること。

というわけで交換日記としてはまああれだけど、お友達作りとしては良い方式。
「お友達を増やしたい」という子は使ってみると良い、と思う。


みくちゃんもアメンボちゃんも、女の子。
一方、バーディ君とバーグ君は、男の子。
ここに大きな違いがあるんだけど、まずはバーディ君とバーグ君の関係から。
つづきはまた。
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2011年6月21日火曜日

みくちゃんとアメンボ #5

TANAKA Kohji です。
みくちゃんとアメンボ #1
みくちゃんとアメンボ #2
みくちゃんとアメンボ #3
みくちゃんとアメンボ #4

当初、この学年の子らは、2学年下の、まきちゃんのことを知らなかった。
いや、知らなかったというのは正確じゃないか。
あまり、気にしていなかったというか。

気づいたら、人気者だったという感じ。

というのも。
ケータイを使って遊ぼうという子が、みくちゃんやアメンボちゃんの学年ではあまりいなかったんだ。
まきちゃんは、ケータイでゲームをしようということで、お友達を作っていった。
「たくさんのゲームが無料で遊べるよ」ってことで、すぐに広まっていった。

上の学年の子の認識はそんなものだった。

でも、違ったんだ。
まきちゃんのやってることも、実はお友達作りだった。
みくちゃんやアメンボちゃんが交換日記を中心にお友達を作っていったのに対し、まきちゃんはゲームだった。

自分をゲームの中のキャラクターにして、キャラクター同士が交流するという、現実とゲームの間くらいの遊びが流行った。
ゲームの中でお友達の家に遊びにいったりする。
自分の部屋も自由に作れるんだ。

最初にお小遣いをもらって、それでその世界の家具とか洋服とかを買う。
部屋や自分をキレイに着飾って、そしてお友達を増やしていく。
なかには、最初に貰うお小遣いでは足りないから、本当のおかねで買うという子もいた。それもひとりやふたりじゃない。

実はまきちゃんにはおかねがたくさん入った。

まきちゃんの提示する遊びでどんどんお友達が増えていって、その世界にはまっていった。
そうして多くの子が、本当のおかねを払っていったんだ。まきちゃんに。

ここが、みくちゃんやアメンボちゃんと違うところだった。
もちろん、バーディ君やバーグ君とも違うところだった。

みくちゃんやアメンボちゃんはケータイが、その学年の子の必須アイテムだと知ってるから、ケータイでも交換日記をできるようにした。
だからそこそこ人気もあった。

それでも、まきちゃんのようには、たくさんのおかねを集めることはなかったんだ。

ここで3人の関係を整理すると。
みくちゃんは、お友達作り自体を目的として、友達の輪を広げていった。交換日記はあくまでお友達と繋がるための手段という感じ。
アメンボちゃんは、まず、交換日記をしようということを言った。そして、それを使ってお友達作りもできるよということで広まっていったんだ。
どちらかというとアメンボちゃん方式のほうが自然かもしれない。
お友達作り自体を目的にすると、日記を書かなくなっちゃう子がいても不思議じゃないよね。
あと、濃厚な人間関係に疲れたというのもあるかもしれない。

それに対し、まきちゃんの学年は。
お友達作りの目的もあるし、ゲーム自体が楽しいということもある。
流行るべくして流行ったといっても、決して言い過ぎじゃない。

ただ、このお話の中心である、みくちゃんとアメンボちゃんの学年とは、あまり交わることが無いみたい。使ってる子はそれほど多くないし、多くないから使い始めようというきっかけもなかなかない。

というわけで、いよいよお話は大詰めです。
みくちゃんとアメンボちゃんとバーディ君とバーグ君、それぞれどんな関係性があって、これからどうなりそうなのか。
ここからは個人的な意見として書いていくつもり。
ではでは。
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2011年6月20日月曜日

みくちゃんとアメンボ #4

TANAKA Kohji です。
みくちゃんとアメンボ #1
みくちゃんとアメンボ #2

バーディ君はものすごく人気者になった。
みくちゃんもアメンボちゃんも多くのお友達がいて、それは変わらないんだけど、バーディ君の人気はとどまるところを知らなかった。
何か、学校中でバーディ君の日記のような便せんが回っていた。
タイミングを外して、お友達より遅れて参加した子は、始めるときに「今更だけど、始めます」と書くのが普通になった。なんとなく、乗り遅れた感があったのだろうね。

そんなときに、バーグ君の交換日記が広まったんだ。

バーグ君のは、当初さほど使う人がいなかった。
使いづらいというのもあったし、みくちゃんと同じ形式だから、なかなか使う子が増えないというのもあった。
それでバーグ君は変わっていったんだ。
まず、バーディ君方式を取り入れた。ひとりひとりに、小さな掲示板のようなものを渡して、そこに、バーディ君でやってるような、ライトなことを書けるようにした。

そして、書かれたことに「いいね!」を簡単にいえるようにしたんだ。

これも最初はさほどでもなかったけど、いいねが、書いた子にすぐ伝わるようになってから、このいいねの輪が広がった。

最初に気づいたのは、クラスでも人気の子ら。みくちゃんの交換日記やバーディ君のやつでも、多く読まれている子ら。
その子らが、いいねの楽しさを、みんなに教えていったんだ。

どうやったかって?
それは、ただ、いいね!を伝えていっただけ。片っ端から。
この片っ端からというのが肝。

前述したように、いいねをもらったらすぐに分かる。
だから、いいねは、すればするほど、相手も嬉しい。
それに「同時に」バーグ君の小さな掲示板を使っていると、あ、今いいねって言ってくれたということで、何となく、同じ場所にいるような雰囲気なんだよね。違うクラスの子でも。

みくちゃんのやつ、アメンボちゃんのやつ、バーディ君のやつ。こういうのにすぐに飛びつく子らを「アーリーなんとか」っていうらしいんだけど。

みくちゃんのやつは、その「アーリーなんとか」グループの子らにはもう飽きられていた。
アメンボちゃんのやつは、その「アーリーなんとか」グループの子らは、なぜか利用しない子が多かった。
「アーリーなんとか」グループの子らは、もっぱらバーディ君のやつを使っていたんだけど。
人気の子らが、バーグ君のやつの楽しさを伝染させたので、一気に使う子が増えていったんだ。

今は、バーグ君のやつは、徐々に使う子が増えている感じ。
使い方がよく分からないって言って、戸惑う子も多いんだけど。


そんなみんなのお話。
まだまだ、もう少し詳しく書いていきたいと思う。
みくちゃんはその後どうしたのか、アメンボちゃんはこれからどうなりそうなのか、バーディ君やバーグ君は、これからも人気者であり続けるのか。

この学校の場合、他の学校とは違って、ある特徴があった。
それはケータイと呼ばれる携帯電話。学校内のほとんどの子が持っていたし、低学年を中心によく使われていたんだ。
そのケータイが大好きな、まきちゃん、という子の話。
その子の話をしてから続きを書いていこうと思う。
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2011年6月19日日曜日

みくちゃんとアメンボ #3

TANAKA Kohji です。
みくちゃんとアメンボ #1
みくちゃんとアメンボ #2

みくちゃんとアメンボちゃんは、友達がたくさんいます。
どちらも交換日記が人気ですが、ふたりのやってることが違うのです。

そんなとき、ふたりの転校生が来ました。外国から。
そのひとりが、後に小鳥の飼育係になる子。バーディ君。

バーディ君はとてもフランクだった。
友達付き合いもゆるい。
「友達になってね」「いいよ」は要らない。
そして交換日記も、もっとライトな感じ。
休み時間でもいつでも書けるように、小さな便せんだけにした。

それに思ってることを、ちょこっと書くだけ。
読むのも簡単で、読みたい人が読むだけ。
そんな新しい交換日記。交換しないから、交換日記でもないけど。
「読んだよ」とか「面白いね」とかも、自分の便せんに書けば良いんだ。
他の人の文章を「面白い」といって他の人に紹介することもできるようになった。
これで新しい友達が増えていくから面白い。

ただ、友達関係になる訳じゃないから、面白い日記を書く人は、たくさんの人に読まれることになる。たくさんの人に読まれてるからといって、たくさんの人と友達関係になる必要はない。
だから、みくちゃんやアメンボちゃんのように、友達の輪の中心の人が書く日記は、他のクラスの人も含めて多くの人が読んでる。

そして、他のクラスの人気者のお友達の日記を見つけるのも簡単になったし、読むこともできる。

長い日記を書くのが苦手な子も、便せんに書く程度ならってことで、これまで交換日記をやらなかったお友達もはじめるようになった。

そしてこの、ライトな輪が広がっていったんだ。
バーディ君はものすごく有名になった。
じっさい、長い日記を書くことを止める子もいたみたいだし。だって簡単だったから、こっちのほうが。

もしかしたらみくちゃんがやっていた「友達になろう」「いいよ」というルールが嫌になっちゃた子が多かったのかもしれないね。
友達にしか日記を見られないというのは良いんだけど、アメンボちゃんの交換日記みたいに、いろんな人に見せるような、そういうほうが好きなお友達も増えてきたのかもしれない。

このライトな日記は、みくちゃんもアメンボちゃんも真似をすることになった。
でもあまり広まらなかったかも。
バーディ君のがあったからね。
同じことをしても仕方が無かったんだ。

あと、もしかしたら、そうじゃなくて、そのライトな関係性の方が、クラスの皆は求めていたのかもしれない。

そんなバーディ君が、今は一番人気に見える。

そして、もうひとりの転校生。
青い目をした男の子。
サッカーとハンバーグが好きな男の子。
バーグ君。

この子は、みくちゃんと似ていた。
だから最初は人気が無かったんだ。

というわけで次回はバーグ君のお話をするね。
みくちゃんとアメンボ #4
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2011年6月18日土曜日

みくちゃんとアメンボ #2

TANAKA Kohji です。
みくちゃんとアメンボの話の続き。

みくちゃんほどではないけど、アメンボちゃんもすぐに人気者になっていった。
アメンボちゃんも交換日記が好きだった。

ふたりは似てるんだけど決定的な違いがあって。
みくちゃんは、あくまで、友達を増やすために交換日記をやっていた。だから交換日記はお友達にしか見せないというのが何となく決まっていた。実際見せないお友達が多かった。
一方、アメンボちゃんの交換日記は、誰でも見ても良いよというルールだった。ルールというか、ルールがなかったんだ。お友達じゃないと見てはいけないという。

みくちゃんの交換日記とは違って、誰でも読める場所にも置いてある。

だから他のクラスの子が、見にくることもあった。

交換日記がきっかけでお友達になることもあるから、アメンボちゃんの交換日記を通じて友達が増えた子もいた。

他にも違いがあった。
「読んだよ」とか「面白いね」ということを書いてあげるというルールもなかった。

一部にはそれを煩わしいと感じる子もいたんだよね。

そのかわり、もちろん面白いと思った時は「面白いね」と書いてあげるし、「読んだよ」というのも名前の書いた判子をぺたっと押すだけで良かった。はんこを押すだけだから、簡単だし、似顔絵入りのはんこは、アメンボちゃんが配っていたからみんな持ってる。

気楽だからすぐに広まったんだ。


そして、みくちゃんの交換日記とアメンボちゃんの交換日記を両方やる子もいたんだけど、結局どちらか片方しか書かないお友達の方が増えてきた。

みくちゃんにしたら面白くない。

そんなとき。
また転校生がくるんだ。

それもふたり。

しかもふたりともハーフだった。

そんなわけで続きはまた次回。
みくちゃんとアメンボ #3
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2011年6月17日金曜日

みくちゃんとアメンボ #1

TANAKA Kohji です。
最近よく見る夢の話。

どこから話せば良いのか。
とりあえずの登場人物の中心は。(年の頃は小学生くらい)

  • みくちゃん
    • クラスの人気者。
  • アメンボ
    • あだ名。やっぱりクラスの人気者。転校生。クラスで飼ってるペットのアメンボの飼育係。
他にも出てくるのだけど、それは追々。

もともとクラスにはみくちゃんという人気者がいました。
人懐っこくて、みくちゃんの周りには人の輪ができる。
みくちゃんとの交換日記はクラスのみんなの娯楽のひとつ。毎日書いている。

みくちゃんと遊ぶにはルールがあって、それは、「お友達になってね」と言わなくてはいけない。何となく、気づいたらお友達だった、っていうのはNG。
みくちゃんだけじゃなく、ミクちゃんを好きなお友達はみんなそうやってお友達になっていく。
「お友達になってね」「いいよ」
素敵な関係。みんなが仲良くなっていく素敵なルール。

あっという間に、学校の多くの人がみくちゃんと遊ぶようになった。
みくちゃんと直接遊ばない場合でも、お友達同士でもその素敵なルールは生きていた。

ずっと素敵な関係で輪を広げていきたい、とみくちゃんは思ってる。
そしてそうなっていった。

お友達同士でも新たなルールが生まれていったりもした。
交換日記を読んだら、「読んだよ」って言ってあげる。だってその方が書いた人が嬉しいから。
「面白い」ってコメントしてあげたりもする。
そうやってルールができていった。


そこへ、転校生がやってくる。
その子は、誰もやりたがらない、クラスのペット?のアメンボの世話をすることに。飼育係になった。
最初はみんな遠慮してたけど、そんなことがあって、すぐに人気者になった。


そしてふたりを中心としたこのお話が始まるんだ。
つづきはまた。
みくちゃんとアメンボ #2
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