2011年7月27日水曜日

勉強会は運営すると大変だけど楽しいよ

TANAKA Kohji です。
2ヶ月続けて、開発系の勉強会を主催しました。
もちろんひとりで主催した訳ではありません。協力者と一緒に、です。


もともと「勉強会はスタッフが一番大変。参加するだけは楽」と思っていたのですが。
実際にどの程度大変なのかは、「一度体験してみたいなあ」とは思っていました。

で、機会があって、ふたつ、主催してみて分かったことは。

「やっぱり大変。それと同時に、楽しい」

ということです。

今回はどちらも40人前後ということで、中規模な勉強会です。
開催日を決めたら、内容も固めないまま、とりあえず勉強会の告知サイトであるATNDで公開したのですが、その後3週間程度で開催しましたので、大体スタッフとしてその勉強会のために費やす日数は前後含みで4週間程度だったと思います。

もちろん4週間のうち実際に何かをしたのは、当日の発表のための資料作りぐらいですから、TODOさえ最初に決めてしまえば、あとはスタッフ間で分担すれば難しいことは無いです。

開催日までに、わたしがやったことの主なものは、集客関連です。
専用のtwitterアカウントで告知をしたり、個人のアカウントで勉強会にまつわる情報を発信したりしました。

以前、大人数な勉強会に参加したときに、スタッフの方が、全メンバーをフォローし情報発信を行っていたことを思い出し、両勉強会とも、twitterの参加者リストを作成し、参加者をフォローするということもしてみました。

これらの作業は、業務の合間を見て行うのですが、たしかにこれらにかかる手間暇は多少あります。

ただ、わたしが感じた「勉強会運営の大変な部分」は、ここではなく、勉強会当日にありました。

どちらも、当日、大して重大なスタッフワークをしていた訳ではないのですが、「気疲れ」のようなものがありました。
自分では意識してませんでしたが、無意識に参加者の方に不都合無いかを気を配っていたのか、懇親会開始する頃に「もう飲むだけだから良かった」と考えるくらいには疲れていたようです。
(ちなみに懇親会は他のスタッフに任せてしまいました。すみません)

どちらの勉強会後も、翌日は「腑抜け」た状態になりましたので、その意味からも、作業の疲れというより、気の疲れだったのでしょう。

「勉強会の運営は大変」というのはそういうことです。
逆に言えば、「参加するだけの勉強会は、気楽」だなあと、あらためて思いました。
この「気が楽」というのが、大変さの裏返しなのかなあと。


さてさて。
では、「勉強会運営の楽しさ」とはなにか。

これは間違いなく、いろいろな参加者の方と、交流できるところにあります。
元来わたしは、自分から積極的に「話しかけて回る」のが苦手です。
(異業種交流会とかのパーティ形式のやつは最も苦手です。それじゃあいけないのですけど)

それが、スタッフとして関わると、特に大変でもありませんでした。

「声をかけてもらえる」ことが大きいのでしょう。
自分から声をかける状況じゃなくても、相手の方から挨拶していただけます。
すると、まだ話をしていない方に話しかけるのも、随分楽なのです。

第一声も「ありがとうございました」から入れるというのも良いですね。
どんなふうに話しかければ良いかって意外と考えてしまいますが、スタッフとして参加すると、その点は楽でした。


勉強会で、交流もしたいという方、ぜひいちどスタッフ(もしくは発表者)としてやってみてはいかがでしょう?
参加するだけよりよっぽど楽しいです。


ということで今後も機会があれば勉強会を開催していきたいと思います。
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