2011年3月29日火曜日

ビジネス勉強会@新橋あらため「テーマは『○○』勉強会」第9回は4月14日(木)規模拡大の特別版です

TANAKA Kohji です。
前回まで名前もつけずにやっていたビジネス勉強会@新橋ですが、次回の開催が決定しました。
そのお知らせおよび、その他ご連絡を。

まず。
ようやく勉強会の名前が決まりました。

  • テーマは『○○』勉強会
です。

もともと各自が「自分の得意分野」等、他の人に知ってもらいたいことを全員が、自由に、話すスタイルをとっていたので、毎回のテーマを定めず、運営していました。

これは「テーマがない」のではなく、あくまで、「テーマは発表者次第」ということです。

○○のところは各人によります。
あえてそうすることで、知識のギブアンドテイクをしたときに、思わぬ化学反応があって、「受け取る人によって感じ方が違う」という興味深いものになるのです。(それを勉強会後の懇親会のときに話し合うと自分では気づかなかった別のことにも気づけます)

というわけで「大人の」勉強会なのです。
ぜひ貴方のテーマを教えて下さい。

つづいて。
次回第9回のご案内です。
次回は 4/14(木)16時〜

前回は、震災直前の3/9に開かれました。
通常第3週に行われることの多い当勉強会ですが、コアメンバーの谷口さんの「3月は年度末で月中から忙しいところもあるので」という提案でいつもより1週早かったのです。
その2日後に震災を経験し、幸い被害の軽かった首都圏に拠点を構える私たち。
4月度は「震災復興支援」の場にしようということで一致しました。

というわけで今回は特別に以下の形式です。
  • 青森の食材でつくられる青森のお料理が食べられる会場で「勉強会+懇親会」を開催
    • 場所の移動無しで懇親会を行います
    • PCを接続できる42"TVモニターで資料を映すことが可能です
  • 今回はいつもの少人数制ではなく、10名以上でも開催します
    • わたしたちの元気を東北地方に届けるべく、1名でも多く参加できるよう大きめの会場としました
    • 最大25名まで可能です
  • 原則的に「勉強会+懇親会」セットでご参加下さい
    • ふだんは「なるべく懇親会もどうぞ」というスタンスですが、今回は原則両方セットとします
    • もちろんスケジュールの都合のつかない方は、どちらか片方だけの参加でも構いません
  • 義援金を贈りましょう
勉強会自体は、いつもの通り、全員が(人数によって)10分程度の持ち時間で、何かしらお話ししてもらいます。(初めての方は携わっている事業についてでもOKです)

今回わたしは、以前勤めていた会社のときに知った「PM理論」という管理者育成の考え方をお話しします。
(このように本業と別のことでもOKですよ。テーマは『○○』ですから)

貴方の持っている知識をオープン&シェアし、自らも学びましょう。
「何かを始めるにあたって遅すぎるということはない」のですから。

会費もいつもの通り。
勉強会は会場費1,000円(余った分は義援金へ回ります)
懇親会は飲食代の実費。

場所:りんごの花(勉強会&懇親会) http://www.ringonohana.com/
*四谷3丁目の青森食材を使った青森PRのお店
東京都新宿区荒木町11-24 荒木町エーシービル
丸ノ内線の四谷三丁目駅or都営新宿線の曙橋駅

興味のある方は @ktanaka までお問い合わせ下さい!
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2011年3月25日金曜日

「クールビズ」や「カジュアルビズ」は機会である

TANAKA Kohji です。
昨日今年の夏はクールビズならぬ「カジュアルビズ」でと書いたところ好評を得ました。
というわけで、今日はさらにその続きを。
(今回は前回以上に思いつきに近いです。これが議論の先鞭となれば幸いです)

正しいことでもすぐに実施される訳ではないということを考えなくてはなりませんね。
今や一般的なクールビズですら当時の反発は大きいものがありました。

クールビズ導入の際にあった批判は、主に以下のものがあるようです。(wikipediaより)
  • キャンペーン費用が大きいのではないか
  • クールビズによる二酸化炭素削減量の計算根拠が不明
  • 室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下するという試算がある
  • 売り上げの減少に繋がるためネクタイ業界の反発
(一部解消したものや意味不明なものは割愛)


まず、キャンペーン費用について。
「3年間で80億円以上の予算」とあります。
1年あたり30億円弱程度でしょうか。正直反発するような額ではないとは思いますが。それでも反発はあるでしょうから。
現代において、周知をする努力をしなければ、それは存在しないと同義であったりします。
優れた映画や小説があっても、存在をしらなければ、それにお金を使うことはないでしょう。

そして肝心なことは、広告の費用対効果は果てしなく計りづらいのです。
ではどうするか。
こういうときは、全体としてどのようなメリットがあるかで考えなくてはならないでしょう。
広告その1点を取って費用対効果を計るのではなく、「クールビズ導入」の結果として、「全体として効果があったかどうか」です。
そう考えれば、キャンペーン費用は、単なる必要経費でしか無く、「成功さえすれば」その経済効果ですぐに回収可能です。(そしてまったくお金をかけずに成功することは現代ではほとんどありません)

今回カジュアルビズを導入するための費用は、おそらく年間30億円も要りません。
お金をかけずとも必要性を国民が充分に理解するでしょう


次に二酸化炭素の削減量について。
京都議定書の目標を達成するために、日本ではチームマイナス6%という旗印を掲げています。
クールビズからカジュアルビズにすることで、どれだけ削減効果があるのかは、まったく分かりません。
しかし、日本全体として、夏場の電力使用量を削減できれば、それがCO2排出量の削減に繋がるのではないかと考えます。(詳しいことは識者に譲りますが)
おそらく導入の推進要因として、削減量についても言及されるとは思いますが、少なくとも今より増えることは考えづらく、「計算根拠が不明」という理由で推進しないというのも変な話かと思いますね。


作業効率について。
これこそ計算根拠が不明なのですが(笑)
まあ暑くなれば効率が落ちるのは間違いないでしょう。
しかし、もはや「効率」云々の話ではなくなっていることは確かです。
「計画停電」で「混乱」と言ってますが、突然都内が停電する方が「遥かに混乱」します
2006年の首都圏大規模停電を覚えている方も多いでしょう。

2006年8月14日の日本標準時午前7時38分頃に、旧江戸川を航行中のクレーン船がアームを架線に接触させ、これを切断。これにより東京23区東部と神奈川県横浜市、川崎市の一部、千葉県浦安市、市川市の一部を中心に、広い範囲で停電した。件数としては1987年7月に発生した停電の際の280万件に次ぎ、史上2番目に多く、電力量では過去4番目となったが、大手会社の多くがお盆休みとなっている時期のため、電力需要が通常より低下していた事もあり、およそ4時間42分後の12時20分には全面復旧した。このうち、神奈川県内では約10分で復旧、千葉県内でも午前8時20分ごろまでに復旧した。
停電による信号機の停止を始め、鉄道に影響が出たほか、ビルのエレベーターに人が閉じ込められる事故が相次いだ。電力の暫定復旧後も電力供給が十分でなかったことから、交通機関では冷房の出力を弱めて運行が行われた。
携帯電話が繋がり難くなり、ひかり電話が一時不通になった。日本政府は、危機管理センターに情報連絡室を設置した。
管内全域で、電気が通らない時間は一瞬でもあってはならないのです。


最後に服飾業界について。
この方々が直接的に影響を受ける方でしょう。
クールビズの一般化によりネクタイはそもそも着用していないケースも目立ちます(当時の野党が頑に「ネクタイを着用していた」ことをもってしても(?)ネクタイを外さない人は多いでしょうが)

よく言われるように「ピンチはチャンス」であり、これを機会にカジュアルなネクタイを広めるべきかと思います。
とはいえ、クールビズ(ノーネクタイ)を条例化するのであれば、さすがに「残念だけど頑張れ」というわけにもいかないでしょう。
WTOとか環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が無ければ「この機会に中国を始め海外製のネクタイは輸入禁止」とか言えますが(笑)

通常の経済活動において支援するとしたら減税でしょうか。
「カジュアルネクタイ」の売り上げは減税対象とするとか。

すくなくとも、政府が無料でPRしてくることは、チャンスとなります。
日本の技術力・開発力を世界に見せる良い機会でもあるのです。
(これが世界に普及すればその効果は計り知れません)

業界も努力し、政府や自治体は支援する。

今なら2ヶ月以上の時間があります。
始めるのは早いにこしたことは無いと思いますがどうでしょうか。
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2011年3月24日木曜日

今年の夏はクールビズならぬ「カジュアルビズ」で

TANAKA Kohji です。
原子力発電所の復旧作業はなお続いていて、まだまだ予断を許さない状況です。
東京電力管内では計画停電が続き、まだまだ節電の必要もあるでしょう。
プロ野球界も開幕日をどうするかで二転三転しています。

今この状況で心配になるのは、1年でもっとも電力使用量が大きくなる夏場です。

夏場は最大1500万kwの不足が見込まれているとのこと。(もちろんこれは猛暑なのか冷夏なのかによると思いますが)

ここ数年クールビズが定着してきました。
第1次小泉内閣第2次改造内閣にて環境大臣に就任した小池百合子が内閣総理大臣の小泉純一郎から、「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。それ以降、環境省が音頭をとり、ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季にセ氏28度以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけている。
クール・ビズ - Wikipedia 
もともと冷房の効いた社内で冷え対策に毛布等を使用するという矛盾を解消しようとしたこの施策。今回のような電力使用を抑えるための 施策なのです。

当時はネクタイやスーツを作っている企業からの反発もありましたが、ヒートアイランド現象で文字通り過熱化した都内を中心に、あっという間に広まりました。

ここからは完全に私見ですが。
今年はもう1段階押し進めるべきかと思います。
可能な限り冷房を切りたい状況です。

そこで。
ノーネクタイ・ノージャケットは、条例等で定める。
そして、もっと軽装を「政府が先頭に立って」推進する。
具体的には。
  • 業務中もTシャツやポロシャツによる格好で良い
  • 従来仕事で着用しないような薄手のスラックスや短パンの着用も認める
といった具合。
南国を思い浮かべれば良いですよね。

職場に適した格好って何でしょうか。
業種や季節によって変わったりしないのでしょうか。

CO2削減とかエコだとか言うのであれば「冷房が効いた社内で長袖を着る」ことを止めるのが先ですね。

今後、原子力に頼らない長期のエネルギー政策も見直す必要があるでしょう。
今が良い機会だと思うのですが。

節電はピーク電力を下げるのが最も効果的といわれます。
ピークの夏場はカジュアルビズにしませんんか?
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2011年3月23日水曜日

「愛と感謝を胸元に」

TANAKA Kohji です。
昨日、Takizawa Shigeru 氏のオンラインショップ salone Ondata (サローネ オンダータ)にて、Takizawa Shigeru ブートニックボタンを注文しました。
ブートニックボタンの画像はこちら

スーツの胸元にある、一般的に社章をつける穴(空いてませんが)。
あれは別に社章をつけるためにあるわけではありません。
「フラワーホール」といい、もともとは花を挿していた訳です。

上記オンラインショップ内には、もう少し詳細な記述があります。
ブートニエールとは、もともとフランス語でボタンホールのことを指す言葉。中世ヨーロッパにおいて、男性が女性に結婚を申し込むときに花束を差し出し、もし女性が受け入れる場合には、その花束の中から一本を抜いて、男性の胸に挿した、という習慣が由来だそうです。転じて、ブートニエールは、ボタンホールだけでなく、ボタンホールに挿す花のことを指すようになったそうです。
とはいえ現代において、花を挿したら目立って仕方がありません(笑)

ということが由来かどうかは知りませんが(笑)
salone Ondata では、ブートニックボタンをつけて、日常の感謝と愛を表現しましょうということで、販売しているようです。(1個3,150円)

そして。
このたび限定500セットで、売り上げの30%が今回の被災者へ日本赤十字を通して寄付されるとのことです。
普段スーツを着る機会の少なくなったわたしも注文しました。

よろしければお早めに。(残り100セットだと先日伺いましたので)

支援の輪が広がると良いですね。
今日も新しい朝を迎えたことに感謝をしつつ。

PS 昨日お伝えした SUKUEL もおかげさまで多くの方にご利用いただいています。引き続きご愛顧よろしくお願いします。
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2011年3月22日火曜日

東北地方を「応援」しよう

TANAKA Kohji です。
今日も1日、新しい朝を迎えたことに感謝して、過ごしていきたいと思います。

さて。

をリリースしました。
KANAELという素敵なサービスをご存知の方も多いでしょう。
http://枝野官房長官にはきちんと寝て.ほしい.jp のように、「○○ほしい」となる言葉を作成すると、それがそのままURLになるというサービスです。
クリックするとカウントされ、同じ思いを持っている人の数が分かるようになっています。

今回、このKANELの作者さまの協力を得て、震災の被災者を応援しようというコンセプトのサイトを公開いたしました。

中央の入力フォームに応援したいこと(たとえば「東北地方の被災者を(応援)」)と入力しURLを作成します。
あとは、twitterボタン等をクリックし、作成したURLを広めましょう。

あなたのつぶやきで、応援の輪が広がります。

なお、このサイトによる収益は、日本赤十字を通じて被災者に寄付されます。
ぜひ広告も見てくださいね。

あなたの応援したいことを教えてください。
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2011年3月15日火曜日

通常営業です。ただし在宅勤務

TANAKA Kohji です。
妻の実家と連絡取れました。山形県に住んでいますが、停電した程度で済んだそうです。
現在は電気も復旧しライフラインは概ね問題ないとのこと。

まだまだ苦しい状況の方々、ぜひとも希望を持って、苦境を乗り越えてください。

弊社は在宅勤務ながら、通常営業を行っています。
「遠隔地で円滑にビジネスを」と題して勉強会でお話ししましたが、まさにその経験が役立っています。

交通インフラはまだ充分ではありません。
早急に事務所以外で働ける環境を構築することを優先するべきかと思います。
私たちの業界が率先して在宅勤務を行わなければなりません。

最後に。
twitterやメール等で、不安をあおる内容が散見されます。なかにはそれを他の人に転送するように言うものも。
情報の真贋は常に見極めなければなりません。
いかに判断するか、を近々記します。
次回勉強会でもお話ししたいと思います。

それでは。
新しい1日を迎えたことに感謝しながら、今日を過ごしたいと思います。
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2011年3月12日土曜日

とりあえず無事です

TANAKA Kohji です。
とりあえず私および家族は無事です。

東北地方で被災された方々が心配です。
2次災害にも気をつけましょう。
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2011年3月7日月曜日

第8回ビジネス勉強会@新橋のご案内

TANAKA Kohji です。
もはや毎月恒例となりましたビジネス勉強会@新橋のご案内です。

第8回は、3月9日、以下の通り開催されます。
(直前のご案内となり申し訳ありません。でもまだ席あるそうですので、ご都合宜しい方は是非!)


開催概要

  • 日時
    • 勉強会
      • 16:00-18:00
    • 交流会(懇親会)
      • 18:30頃〜
  • 場所
    • (いつもの)株式会社ハンドシェイク会議室(新橋)
  • 費用
    • 勉強会は場所代として1,000円いただきます
    • 交流会は実費(飲み代)です
当勉強会は「オープン&シェア」「全員参加」がテーマです。
各自の知識を共有し、各々の仕事に役立てましょう。
全員が何らかのお話を10分程度でしていただきます。

アウトプットをすると自然とインプットの量も増えるのです。
実際にこのスタイルでやってみて、勉強会の本質に触れた気がします。

まだ若干名お席はあるようですので、興味のある方は @ktanaka までご連絡・お問い合わせください。

なお、勉強会だけ、交流会だけという方も歓迎しています。(でも両方参加するとまた違った楽しさがあります)

というわけで、今回もよろしくお願いしますー

前回の勉強会の記事


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2011年3月4日金曜日

iPad2発表。日本での発売は3月25日

TANAKA Kohji です。
先日の予想通り、iPad2が発表されました。
アメリカでは3月11日より、日本では3月25日より発売されます。
iPad2 - Apple
FaceTimeとHDビデオ撮影のための2つのカメラ。デュアルコアA5チップ。10時間使えるバッテリーはそのまま。そのすべてを、もっと薄く、もっと軽いデザインに。もっと驚異的になったiPad。つまり、もっと誰にも似ていないものになりました。
 大方予想通りのスペックで、1台目を躊躇していた人も、これは買って損しない製品でしょう。

とくに、iPadによるFaceTimeは、職場と家庭を結ぶホットラインとなるかも。
iPadはその大きさから、職場や自宅での使用が適しています。

私も自宅ではもっぱらiPod touch ではなく、iPad となりました。

子供でも操作しやすいサイズであり、かつ視力の弱い方でも使いやすい。
そういうサイズだと思います。

噂された7インチサイズはありませんでした。
これは素晴らしい判断だと思います。
「欲しい」という声のあるものが、優れた製品とは限りません。
中途半端な製品をラインナップに加えない。
今後も(ジョブズ休養後でも)その姿勢は変わらないでいて欲しいものです。
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2011年3月3日木曜日

Amazonのクラウドサーバーに待望の東京拠点登場でクラウドが加速する

TANAKA Kohji です。
昨夜、突然ともいえるニュースが。
それを知ったのは、もはやリアルタイムな情報収集手段として定着したtwitterのTL。
Amazonが東京データセンター開設 EC2のレイテンシ改善へ
Amazon Web Servicesが東京にデータセンターを開設。国内ユーザーがEC2を使う場合のレイテンシが「数ミリ秒」に改善しているという。
記事はITmediaより。

クラウドサーバーの旗手ともいえるAmazonが待望の東京拠点をリリース。
価格は他の拠点よりもちょっとだけ高いですが、国内の他のサービスと比較すると割安です。
最安のスモール(デフォルト)インスタンスで $0.10/時。
月間使い続けても、24h×30日で$72です。1$81円で5,832円!!!
安すぎます。
もちろん、時間単位なので、使っていないときには課金されません。
また、AWSのベーシックおよびプレミアムサポートも日本語でご利用いただけるようになりました。AWSプレミアムサポートのお客様は、24時間x365日体制でAWSに習熟したスタッフによる、個々に対応可能で迅速なレスポンスを持つサービスを日本語で受ける事ができます。AWSプレミアムサポートは問い合わせ回数に制限なく、月々のお支払いでご利用いただく事ができ、長期間の契約は不要です。
更に、数か月のうちには、日本円でのお支払いが可能になるオプションを提供予定です。
これはAWSユーザーへあてたAmazonからのメール。
現在は円高傾向にあるため日本円のメリットは無いかもしれませんが、企業にとっては円建てでの支払は嬉しいところ。

今まで、どんなに小さなアクセスでも0.8秒程度かかっていたものが、0.1秒以下でのアクセスも可能だそうです。

特にECサイトのように、サーバーが落ちると機会損失が発生するような場合、クラウドに載せて拡張しやすくしておくことが肝心です。
この春には「さくらのクラウド」もスタートするでしょうし、いよいよ本格的な普及期に突入することでしょう。
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2011年3月1日火曜日

「パソコンについて質問してくる人へのオープンレター」

TANAKA Kohji です。
ちょっと古いのですが、同業者が経験したトラブルのことを聞いて、思い出した良記事。
しかし、原文のリンクが切れていたので、この記事を知ることになった記事をご紹介。
(訳は引用元記事の方。すべて引用させていただきました)
パソコンについて質問してくる人へのオープンレター
  • 僕がコンピュータに詳しいからといってすぐにあなたの質問に答えられるわけではありません。多くの場合、まず僕がするのはGoogleで検索することです。コンピュータが手元にないバーや車の中などであなたの質問にすぐに答えられないからといって機嫌を悪くしないでください。
  • そのGoogleですが、あなたも使ったほうがいいですよ。質問をする前にまずは検索してみてください。1日かけてイライラするよりも5分検索したほうがよい場合が多いのではないでしょうか。Googleで検索する前に質問をしてくるのはやめてください。
  • Googleで解決できなかった場合は聞いてもいいのですが、メールや電話で問題を伝えるのはやめてください。あなたは十分に問題を説明した気になっているかもしれませんが、あなたは問題が何であるかもわかっていない場合が多いのです。
  • 僕があなたのところにいってあなたのパソコンを直している間、ずっと話しかけるのはやめてください。親切心からそうしているのはわかるのですが、問題を解決するためにいろいろ読まなくてはいけないのです。そっとしておいてください。
  • ただし、飲み物やらスナックやらは大歓迎です。
  • 問題がすぐに解決する、とは思わないでください。これは映画ではないのです。ひょっとしたら1時間かかるかもしれません。だから「あと20分で出るんだけどさ」というときに僕を呼ぶのはやめてください。
  • 時間がかかりすぎるからといって「あぁ、もういいよ。今日はやめよう」というのはやめてください。作業を始めたからには、問題を解決せずに立ち去るのは嫌なのです。諦めるべきタイミングは僕が自分で判断します。
  • ときに問題を解決するのに数時間かかる、とわかってしまうことがあります。そうしたときには僕がその作業をできないからといって僕を責めないでください。僕にもやることがあるのです。世の中にはこうした作業を有料で請け負ってくれる人がいます。そうした人に頼むべきなのです。
  • 僕が問題を解決できないからといって「えー、パソコンに詳しいんじゃなかったの?」というコメントはやめてください。僕は自分が使っているツールに詳しいのです。UNIXのプログラミングならわかりますが、Window98用のソフトはあまり詳しくないのです。
  • 「コンピュータ専攻じゃなかったっけ?」というコメントも役にはたちません。大学でのコンピュータ学科は数学に近いものであって、こうした問題を解決する学問ではないのです。
  • 最後に一番言いたいのは、「何度も同じことをやらせないでください」です。僕がアドバイスしたとおりにしてくれないと困ります。アンチウィルスソフトを入れてくださいね、といったにもかかわらず、そうしなかったためにまた同じ問題を解決させるのは本当にやめてください。
仕事柄、パソコンについての質問は多いです。
Webサイトを作っているクライアントが、私のことをPCサポート(業者)だと思っている人もいます。(なかにはそれが料金に含まれているとまで思っている人も)

基本的には私は断らずに作業をするのですが、上記のようなコメントは、普段パソコンを常用していないひとほど、しがちですね。

周囲の同業者よりは、私はこの手の作業を得意としているほうです。
というのも以前は1ユーザーだった私が、知識を重ねて、その延長で仕事をもらえるまでになったのです。
その通ってきた途中の経験が、(たとえ今現在メールソフトを一切利用していなくても)なんとか(メールソフト等の)トラブルを対処するときに役立っているのです。

そんなわたしでも、上記のようなコメントには閉口してしまうのです。
ラーメン屋で、同じ麺類だからと、そばを注文するようなものなのです。

「食」という意味では同じですが、材料から作り方まで何一つ重なるところはありません。

あげくに「そばが美味しく無い」と言われた同業者には、同情を禁じ得ません。

これ、同業者じゃなくてもありますよね。
友人のパソコンのトラブル解決を手伝っていて、当の友人から「あぁ、もういいよ。今日はやめよう」と言われた経験のあるひと、多いんじゃないですか?
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