2010年7月31日土曜日

利用しているクラウドサービス

TANAKA Kohji です。

昨今話題のバズワードとなっているクラウド。
クラウド(cloud)とは雲のことですが、インターネットを雲の絵で表すことから、クラウドを使ったサービスとは本来パソコンのなかに保存するようなソフトやデータを、インターネットを利用して提供するサービス全般を指すことが多いです。

以前ASPとかSaaSとか呼ばれていましたが、基本的に同一です。
(細かいことはいいのです笑)

現在興味があるのは、断然Amazon Web Services や Google App Engine に代表されるクラウドホスティングですが、今日はより一般的な、中堅・中小企業が活用するべきクラウドサービスたちについて書きたいと思います。


Dropbox


Dropboxを使用すると、PC内のデータを(何も意識することなく)インターネット上に自動的にバックアップしてくれます。
さらに、会社や自宅といった複数の環境でもDropboxで指定したフォルダに入れたデータは(自動的に)同期されますので、「ああ、あのファイルがあったらいいのに」ということが無くなります。
USBメモリを使用すれば、外出先のホテルのPCやネットカフェでも使えますね!

わたしの場合、他社と共有できるフォルダを作成する機能を利用し、クライアントとのデータの受け渡しに使っています。
とにかく超絶便利です。

同様のサービスに、SugarSyncというのもあります。


Google Apps


意外と知られていませんが、Googleの各種サービスは、独自のドメイン(example.com)で使用することができるようになっています。
(一部対応していないサービスも年内に全対応するとの発表をしています)

特に便利なのが、メールです。
中堅・中小企業がメールアドレスを持とうとすると、自社でメールサーバーをたてるか、Webサイトを置いているレンタルサーバー等が提供しているメールサービスを使用していることが多いでしょう。

前者はコスト負担が大きいうえに、保守対応に手がかかります。

後者は、容量的な問題やメールアドレス数の制限の問題、場合によってはすべてのメールを管理者(Webサイト製作委託業者を含め)が閲覧できるというケースもあります。
さらに、レンタルサーバーの移転のたびの作業等々を考慮すると、今すぐにでも替えたほうが良いです。

Gmailを会社で利用できると考えればイメージしやすい方もいると思います。
Gmailなので、自宅やモバイル環境でも使えますし、もちろんOutlookといった普段使いのメールソフトでも使用できます。
自宅と会社の未読管理を同期できるIMAPを利用できるので、より柔軟にメールを利用することができるでしょう。

しかも、メールアドレス数は無制限です。
(正確には無料で使えるユーザー数は制限がありますが、各人が持てるメールアドレスは無料で無制限に利用可能)

グループウェアとしての機能である、カレンダーや、(有料版のみですが)施設管理も可能です。
他にも、写真・動画共有、ファイル共有、ブログ(コレ)、簡易Webサイト、Q&A、短縮URL、、、、あげていくときりがないほどの多くのサービスを利用できるのです。

詳しいことはまた別の機会に。
利用していない企業は、今すぐに!
他にもいろいろあるので、それもまた。
このエントリーをはてなブックマークに追加

Facebookへの「いいね!」ありがとうございます