2011年1月5日水曜日

前向きなtweetに思うこと

TANAKA Kohji です。
twitterのTL上では、前向きなtweetがあふれています。
名言botしかり、人生の、社会人としての、どう生きるかを教えるtweetしかり。

わたしは20代前半を、そういう書物を読みあさっていたので、基本的に前向きな発言が大好きです。
あらゆるビジネス書や自己啓発系の書籍を読むと、基本的に同じことを述べていますよね。
(それがいけないというのではなく、基本的にあるべき姿というのは近しいことが多く、それらを角度を変えて語られているということなのだと思います)

10年以上前、twitterのようなツールのなかった頃、その役割は音楽(歌謡曲)が担っていたような気がします。
一時期、前向きな歌詞の歌ばかりが流行ったことがありました。
(小中学生で構成されるグループがテンポの速い前向きな歌を歌っていたときはのけぞったものです)
音楽からパワーを貰うことも多かったですよね。

しかし。
現在において歌謡曲のパワーは落ちました。
CDが売れなくなり、以前ほどヒット曲のお茶の間への浸透も減っていると思います。
前者はケータイが普及し小遣いの使い道が変わったことが大きいと言われています。
そして後者は。
テレビの影響力の失墜が一因だと思っています。

テレビドラマの視聴率の30%越えが普通だった頃、主題歌となった歌は飛ぶように売れました。
時が経ち、テレビドラマの主題歌に選ばれても、さほど騒がれなくなりました。(売れた曲が結果的にテレビドラマの主題歌ばかりだとしてもです)

今はCMで使われるほうが影響力が大きいそうですが、それすらデジタルレコーダーの普及がCM飛ばしを加速させています。
(関係ありませんが、逆にCMを解説するような番組があったら面白いと思います。CMクリエイターがどこまでこだわって作っているのかを、有識者が語るのです。制作費は安くなるし一石二鳥ですね(笑)糸井重里氏とかが解説してたら絶対に見ます)


さてさて。
そんな「前向きおたく」な私でも、さすがに前向きな歌ばかりだと聞き飽きることがあります。(松本人志氏がつくった後ろ向きな曲を、げらげら笑いながら聞いたものです)
前向きなtweetは、いつ見ても勉強になることが多いです。
しかし、そんな大好物なわたしでも食傷気味になることが、今後あるかもしれません。
能天気なわたしでも、風邪を引いたときは、むちゃくちゃネガティブです。
そして、ネガティブなときに教わることも多いのです。

人生 Open and Share を目指すわたしとしては、辛いときも苦しいときもオープンにしたうえで、人を明るくさせる前向きなtweetをしていきたいと思っています。
というわけで、前向きに頑張ろうze!
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