TANAKA Kohji です。
「若い人は、年齢を重ねた人より保守的」という言葉があります。
若い人の方が、持っているもの、守るべきものが少なく、少ないためにそれを守ろうとして、かえって保守的になるということです。
逆に年齢を重ねると、それらを捨てることを厭わず、保守的ではなくなるのです。
これらを、知識や情報に置き換えて考えてみたいと思います。
知識量の少ないかたや、情報をあまり多く入手できていない方の方が、今ある知識に固執し、却って新しい知識を取り入れたがらないということが往々にしてあるようです。
あきらかに多くの情報を知っている方の話を聞かず、自分のやり方に固執して、それが自身の成長を阻害しているというシーンを目撃しました。
一方で幅広い知識を持っている彼は、あきらかに自分よりも知識の無い方からも、何らか学ぶことがあるのではないかと、知識を広げることに貪欲です。
自分の知らない知識が世の中にはたくさんあるということを知っているからでしょう。常にアンテナを張っている感じです。
マルチレベルマーケティングのビジネス等に若い人の方がはまりやすいのも、要は同じだと思います。
親世代が、訪問販売で不当に高額な商品を購入してしまい、それを指摘されても「良い買い物をした」と思い込んでしまうのも、要はそういうことかもしれません。
常に自分の知らない知識があることを認識していれば、情報収集のアンテナは広がります。
またブログ等で、自分の知っていることをアウトプットしておくと、逆に情報が集まる傾向にあります。
今の自分の知識に固執すること無く、未だ知らない何かを貪欲に吸収していきましょう。
半年後の自分が、半年前と比べて、大きく成長していることに気づくでしょう。