2011年10月17日月曜日

PHP祭り2011に行ってきました

というわけで行ってきました「PHP祭り2011」
@mon_sat です。

あれ?むしろ、PHP祭りには「行ってはいけない」んじゃなかったの?というかたもいると思いますが。
案の定運動会は延期になったのですが、翌日ではなく翌週に延期という驚愕の事実が判明したのが、当日の朝7:30の延期決定時。
「だったら今から行っても午後には着くのでは?」ということで、
それから急遽スタッフの方に連絡を取り、参戦を決めました。

PHP祭りを簡単にまとめると、こちらの動画となります。



とりあえず再生しながらどうぞ(笑)

昨年2010年もハイテンションな方が約1名いたという記憶があるのですが、今年はそれ以上にハイテンションな方がいました。コアデベロッパーに(笑)


突然大音量で「Epic Sax Guy」をエンドレスで流し、会場を笑いの渦に包み、祭りが終わる頃にはすでに全員の頭の中でリフレインしているという洗脳ぶり(笑)




帰りの道中ですでに曲を買った方もいれば
お疲れのはずの別のコアデベロッパー@predominant


@cakephper I can't sleep. I hear epic sax guy looping in my head.Sun Oct 16 13:45:05 via Twitter for Mac


ということで眠れないらしい(笑)

今回の祭りを総括すると「Epic sax guy 10 hours」ということで異論は無いのではないでしょうか?


そんなハイテンションでパワフルな@gwooですが、イベント終了後はさすがに限界だったようで、ロビーのソファーで体を休めていました。
祭りを盛り上げていただいたお礼を言うと、彼の時計は「深夜2時」を指していました。
土曜日からほとんど寝ずに楽しませ続けた彼の体内時計は、実は深夜2時だったのです。
本当に頭が下がります。

残念なことに今年は祭りの前後にコアデベロッパーの方々と食事をご一緒することができませんでした。
次回はぜひ日本を楽しんでもらえるように、アテンドしたいと思います。

コアデベロッパーのみなさん、そしてスタッフの方々、素敵なイベントをありがとうございました!
(えっと、ブログの内容が動画の紹介で終始してしまったので、また祭りのエントリー書きますw)
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2011年10月12日水曜日

第15回テーマは『○○』勉強会

TANAKA Kohji です。
今週の木曜日、10/13に次回のテーマは『○○』勉強会を実施することになりました。

日時 : 2011年10月13日(木) 17時
場所 : 株式会社ハンドシェイク会議室(新橋)
定員 : 6名+若干名(Skype参加可)

全員参加型の勉強会です。
テーマに縛りはありません。
自分の得意なことや興味のあることから何か決めてください。(ひとり5〜15分程度です)
Open & Share & MashUp

勉強会 : 17:00~19:00(会場代1,000円)
懇親会 : 19:00~ (飲食費用の実費)
※基本的に両方ご出席いただきますが、勉強会のみ、懇親会のみの参加でも構いません。両方参加するとより深くお話を掘り下げられますので是非どうぞ。

twitterでのお申し込みは @ktanaka , @jonetsuinshoku 、その他の参加者までどうぞ。

興味のある方はお声がけください。

この勉強会は月に1度のペースで開催しています。
今回ご参加いただけない方も、ぜひ次回どうぞ。
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2011年10月11日火曜日

プログラムを書けないプログラマーがいるというお話

TANAKA Kohji です。
わたしはプログラムについてはブログで語れるほどの知識がありません。
誰かに教わった経験がなく、すべて必要なときに必要なだけ知識を得てきたので、知識が体系的ではないからです。

しかし、逆にそれで良かったなと思うことがあります。
学生時代に「授業として」プログラムを習い、それを職業にすると、一部に不幸な人が生まれますが、少なくと私の場合はそうではなかったので。
(わたしは文系の学部を出ていますし、プログラムは自分のやりたいことを表現する一手段でしかないと思っているので、そうなることはなかったとは思いますが)

プログラマーという職業は不思議なもので「プログラムが書けなくても」その職に就けることもあるようです。

FizzBuzz問題という有名な問題があります。

これはイギリスの学校の子供たちがよくやっている遊び(というかやらされている遊び)にちなんで名付けた。Fizz-Buzz問題の例はこんな感じだ。
1から100までの数をプリントするプログラムを書け。ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。
どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?
普通はすぐにロジックが思い浮かぶ内容です。
(プログラムを始めて1週間の人でも解けるような内容です。必要なのは剰余の演算子と基礎的な制御構文のふたつだけですから。JavaScriptによる簡単な実装例
しかし
ちゃんとしたプログラマであれば、これを実行するプログラムを2分とかからずに紙に書き出せるはずだ。怖い事実を聞きたい? コンピュータサイエンス学科卒業生の過半数にはそれができないのだ。自称上級プログラマが答えを書くのに10-15分もかかっているのを見たこともある。
と続くのです。

この有名なFizzBuzzを、社内の社員に実施したという方がいます。
FizzBuzz問題を使って社内プログラミングコンテストを開催してみた - ITは芸術だ

上述のFizzBuzzと違い多少付加的な要素がありますが。
10人中2人は問題を解けなかったようです。

この記事は多くの反響を呼び、Twitter等で話題となったのですが、わたしが気になるのは次のtweetです。

前職で採用やってるときFizzBuzz出したけど大手出身者はほとんど解けなくて驚愕した。ベンチャー出の人は大体解けてた。Sun Oct 09 20:51:15 via Echofon

いろんな感想があると思いますが、わたしはこれがすべてを表しているような気がします。

プログラムはパズルを解くようなもので、自分の頭で考えて、それをコードに具現化していく作業だと思います。

自分の頭で考えられない人のみが、FizzBuzzのような簡単なプログラムを書くことができないのです。

では自分の頭で考えられない人とはどのような人か

  • 大学で嫌々プログラムを習った人
  • 業務を細分化し、自分の頭で考える人と、コードを書くだけの人を分けている組織の人
前者については言及しません。もとよりプログラマーにならない方が良いのは明らかですので。

では、後者の問題。
上述のtweetの「大手出身者」というのは、このことを指していると思います。
ソフトウェアを開発する会社というのは数多あるのですが、なかには、この手の会社が多く存在する業種があります。

そのような業種の企業を出身の方を雇う時は、念のため足切りとして、FizzBuzzのようなチェックをやっておく必要はあるかもしれません。

自分の頭で考えられない社員というのは、プログラマーに限らず、あまり活躍の場が多くありません
しっかり見極めないと採用のミスマッチとなり、会社にとっても本人にとっても不幸です。

そして、自分の会社が「そのような社員を生みだしていないか」を常にチェックするべきです。
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2011年10月10日月曜日

tipshareのTipsを自分のブログに貼付ける

昨日の突然の雨を、ぎりぎり回避した @mon_sat です。
降ってきたなあと思っていたら、急に強く降りだしびっくりしました。

さて今日は。
ハロウィンに向けてアドベントカレンダーを絶賛実施中のtipshare.infoの新機能のお話。

もともとは、WordPress界で著名なマクラケン直子さんの要望で。

. @OSSCafe@tipshare のデモ見せてもらった。WordPress 埋め込み対応もしてくれるかもとからしい!かも?Wed Sep 28 07:03:12 via Tweetbot for iPhone

これを受けて実装したものです。

tipshareのTipsをブログに貼付ける

@mon_sat@mon_sat
Tips個別ページを開き、TwitterやFacebookのボタンの横にある[Embed]をクリックし、表示されるコードを各自のブログに貼付ける。
#tipsahre.info

こんな感じで。

今のところはtwitterを埋め込む、BlackBird Pieのように(CSS付の)HTMLを直接貼付けるだけですが、ゆくゆくはAPI対応をしたいところです。

プラグイン作りませんか?

というわけで、この機能を使ったプラグインを作っていただける方を募集します。

まずは仕組みを。
tipshare.infoのTips個別ページは、 /view/_id という形式になっています。_idは(24桁程度の)16進数です。
これを、 /posts/view4blog/_id のように変更すると、ブログ貼付用のHTMLを送出します。
このHTMLは、サイト内からAjaxにてリクエストした場合(embedリンクをクリックした場合)は、<html><body></body></html>囲まれていないHTMLを吐き出します。

つまり、上記1のURLから2のURLを導きhtmlを取得し、<html>と<body>タグを除去すれば良いのです。
(先々本格的なAPIを提供する予定ですが、当面はこのBlackBird Pie方式でいこうと思います)

是非ご活用ください!

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2011年10月7日金曜日

Steve Jobs is our "hero"

というわけで TANAKA Kohji です。
書かずにはいられない、Steve Jobs の話です。

前回彼について書いたのは「Steve Jobs はAppleのボトルネックとなってしまうのか」という記事です。
今年始め、彼が経営から退き、休養をするという発表がなされたときのことです。
彼がプレゼンをしない発表会がどんなものか、(結局1度は発表会のみ復帰することがあり)奇しくも、その発表会は、彼の亡くなった日に行われました。
一日も早い復帰を願っています。
と結びましたが、それがかなわず残念です。
現在、Apple社のWebサイトのトップは、今は亡き創業者の写真を掲載しています。
これは私のビジネスパートナーに教えてもらったのですが、画像URLが以下のようになっています。
http://images.apple.com/jp/home/images/t_hero.png
そう。彼は、まさしく英雄なのです。

コンピューターを愛してやまない彼は、コンピューターと呼ばれないコンピューターを、手のひらサイズで我々の手に届けました。

2007年1月、Apple Computer社は、社名を Apple Inc. と改めました。
ここには様々な思いがあるでしょうが、ひとつには、狭義のコンピューターではない、もっと広い製品を届けようという思いがあったと言われています。

2001年のiPod発売、2007年1月にiPhone発売。
そしてiPadやAppleTVという、Appleの「既存の製品とは一線を画したコンピューター」は、もはやコンピューターという冠をつけるにはふさわしくなかったのでしょう。

現に我々はそれを「PCではないもの」として、「コンピューターと呼ばないコンピューター」を利用しています。

私が谷口社長と主催する「テーマは『○○』勉強会」でも何度か、モバイルおよびスマートフォンについての話をしたことがあります。

そこでは一貫してApple製品を勧めてきました。

なぜか?
それは、Appleが提案する世界が、(プライベートはもとより)ビジネスにとっても有用であるからです。
Apple製品の一貫したラインナップということで、Appleが「製品単体」を提供しているのではなく「相互に連携する製品すべて」を提供していることを書きました。

それはライフスタイルの提案であり、ビジネスシーンの提案なのです。
それらに共感したからこそ、私は他の人へ勧めたいと思うのです。
今のAppleのビジネス戦略は、倒産寸前だった97年当時に作った「30年ロードマップ」に書かれた通りのシナリオを描いている
Life is beautiful: アップルの30年ロードマップ
着実にロードマップ通りに歩みを進めるAppleです。
今回のJobs退任(や死去)の影響を語る方は少なくありませんが、以前彼がAppleを去ったときとは違い、彼の哲学は息づいています。

製品設計等で彼ほどの審美眼を持った人はいないでしょうから、徐々に路線は変わっていくと思います。
そして、Jobsによるプレゼンももう見ることはできません。
それでもわたしは、今後のAppleが楽しみです。

Steve Jobs is my hero forever.
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2011年10月6日木曜日

むしろ、PHP祭りには「行ってはいけない」

まずはこちらの写真をご覧ください。(2010年のPHP祭りにて。写真は@lllnorikolllさんより拝借)
CakePHP、Symfony2、Lithiumの各コアデベロッパーがにこやかに並んでいるように見えます。
が、実は全員無表情な写真を「高度な写真加工技術」で修正しています。
実際に拡大すると修正された箇所が確認できることでしょう。





というわけで、タイトルは釣りです。本当にありがとうございました。





こんにちは。
@sio_19851001 さんからバトンが来ました @mon_sat です。
昨年PCも持たずにハッカソンに参加した @sio_19851001 さんの記事(PHPMatsuriは、怖いところじゃないんだよ。)を読むと、確かに怖いものは無くなります(笑)

phpmatsuri2011バナー




「以前は勉強会すら参加してなかった私」が、個人的にこのイベントでどんなふうに変わったかを、書いていきたいと思います。
(なお正式表記はおそらく phpmatsuri ですが、ここでは「PHP祭り」と表記します)


リレーブログを読んでみると、PHP祭りで行われることが「去年以上に」盛りだくさんだと気づきます。
よしおかひろたか氏の基調講演、各セッション(増井雄一郎さんによる Titanium Mobile 、Graham Weldon による CakePHP 2.0 、Fabien Potencier による Symfony2 、Garrett Woodworth  による Lithium )および、ニフティクラウドを始めとした各スポンサーのセッション、テストワークショップ、夜に開催されるという「謎の」闇PHPMatsuri(って何??)、そして各所で開かれるワークショップ諸々。

そのうえで、メインはもちろんハッカソンですから、次の日の発表会(LT大会)があるのです。


えーーっと。あれ?却って、お腹いっぱい???


考えてみれば去年も同じくらい内容が濃かった訳です。
しかし参加してみたら「すごく楽しかった。明日も明後日も続いたら良いのに」と、思ったことを覚えています。

tweetを拾ってきました。

こんなにエキサイティングな2日間は久しぶりです。お会いした方々、本当にどうもありがとうございました。そしてお疲れさまでした! #phpmatsuriSun Oct 03 13:22:48 via HootSuite


「こんなに盛りだくさんでも、自分が興味があるのは、ひとつかふたつだしなあ。参加するメリットはあるのだろうか?」と思っている方はいませんか?

なぜPHP祭りは参加者 *みんな* が楽しめるお祭りなのか?
この疑問に答える前に、私の経験を少しだけ。

勉強会というものに参加したことの無かった私が、初めて参加したのが2009年に開催されたCakePHP祭り(CakeMatsuri)でした。
ワークショップとカンファレンスの(金・土)二日間の構成で、わたしはカンファレンスのみに参加し、CakePHPについていろんな情報収集をしたものです。
ワークショップの方はコミュニティのメンバーが講師やサポート役となり、実際に手を動かして勉強するタイプで、カンファレンスの方は主にコアデベロッパーの方々を海外から呼びCakePHPの新バージョン等の話を聞いたりCakePHPとは直接関係のないトピック(NoSQL等)の話を聞きました。

CakePHP以外の話も聞けたことで、カンファレンスはものすごくためになったのですが、わたしがそれ以上に印象に残っているのは「カンファレンス後の懇親会」
パーティ形式の懇親会で参加者が交流するのですが、初参加でもすぐに馴染める、和気あいあいとした雰囲気がありました。素敵なコミュニティがCakePHPの良さを象徴しているような気がします。

CakePHP自体の知識を得つつ、コミュニティの方々との交流も図れ、さらにはコアデベロッパーと「日本で」話をすることができるという。
こんな素敵なイベントに参加するチャンスは滅多に無いでしょう。


そして翌2010年。CakePHP以外にもsymfony、Lithium、CodeIgniter、Zend Framework等など。枠組みを一気に拡げ、名前がPHP祭り(PHP Matsuri)と改まりました。
さらには「ハッカソン」ということで、一気にイベントの内容がパワーアップ。
このころには勉強会にはいくつも参加していたのですが、ハッカソンについては参加する機会が無く、またまた絶好のタイミングで開催されることに。

会場が私の自宅から比較的近かったこともあり、2010年はスタッフとして当日、受付け等でお手伝いいたしました。

ひとりハッカソンして作ったアプリがCakePHP賞の2位となり、Pocket詳解 CakePHP辞典Niftyクラウドの無料券もゲットしたり、それがきっかけでLithiumのイケメンコアデベロッパーのjoelに「プレゼンよかったよ」と言われたり。ええ。お世辞だとは思いますが、それが何か?

ハッカソンが初めてなら、勉強会のような場所でLTとはいえ発表するのも初めてでした。
にもかかわらず、こんな光栄な結果となり嬉しい限り。
今年初めて参加される方も、おそらくちゃんと準備できれば注目されます。目立てば私のように良いことあります。場合によっては参加費取り返すような商品だってありますし。

これは後に別勉強会ででてきた言葉ですが「せっかくイベントに参加するなら、目立たないともったいない」とのこと。


1年目で「こんなチャンス滅多に無いから参加しないともったいない」と知り、2年目で「どーせなら、ある程度は、目立たないともったいない」と分かりました。



でも、今思えば、もっと積極的になれば良かったと後悔しています。
初参加だから、とか、初ハッカソンだから、とか、関係ないのです。
参加している以上、有名人も初めての人も一緒。
せっかくコード書いたなら、発表しないともったいないです。
(失敗したってどーせ誰も気にしてないし、運良くはまったら商品もらえたりするしね)



一昨年のCakePHP祭りのときは、ワークショップとカンファレンス(お弁当と懇親会付き)で19,425円でした。(わたしはカンファレンスのみなので8,925円)
昨年のPHP祭りのときは、2日間のセッション等に食事宿泊付きで、22,000円でした。

そして今年のPHP祭りも22,000円です。(食事4回+宿泊込み)

イギリスで行われたCakeFestが4日間で$950(2日間のカンファレンスでも$420)ですので、それと比べたら激安な訳ですが、それ以上に、わたしは「この22,000円を払わないのはもったいない」と思っています

わたしは、今仕事で使っているツール等の多くは、CakePHPのコミュニティを通してその良さを知り使い始めました。
CakePHPがgitで管理されるようになったと知ってはgitを使い始め、テストの書き方を知ってはテストを書き始め、英語が使えないと生きれないと聞いては英語の勉強を始めました

そのいずれも「今では、無いとやっていけない」必需品です。
ほかにも、この一連のイベントがきっかけで知ったこと、始めたことは枚挙に暇がありません。
それらのきっかけは、すべてこのイベントからなのです。
slywalkerさんのいう「種を拾いに行くべし」という言葉の意味は深いと思います)

さらに。
今は、コミュニティで知り合ったメンバーとプロジェクトを組む機会が増えました。
仕事の幅が、何倍にも広がったのです。

どれだけ、本業で利益を生んでいることでしょう。



仕事の幅が広がったといえば。
PHP祭りとなって面白いのは、他のフレームワークを使っている方が多く参加されるのです。普段なかなか交流できない方々と話ができ、一般的な勉強会では決して聞けなかったであろう話をたくさん聞くことができます。
Fusicさんのブログでも「他のフレームワークは使いやすいのだろうか?」の答えが得られるメリットが書かれています

参加者のなかで、CakePHPもsymfony2もLithiumもTitanium Mobileも全部使っている人はあまりいないでしょう。もしかしたらゼロだと思います。
では、なぜ、それでも参加するのか。
各FW使いが交流することで生まれるメリットがあるからだと思うのです。


ここに「なぜPHP祭りは参加者 *みんな* が楽しめるお祭りなのか?」の答えがあります。
積極的に交流すれば、化学反応が起き、すべての人が今より前に進めると思うのです。



参加者の一覧を見てください。
そうそうたるメンバーです。

ああ、私も参加したいなあ、、、

え?

え?

ええ、、参加未定です。そして微妙です。
4歳のムスメの運動会があるのです。土曜日に。東京で。

それが判明しても行こうと思ってました。終わってから。
でも、万が一雨が降ったら日曜日になるらしく、、、雨乞いに成功して台風が直撃しない限り行けません。


うん、みなさんは、行かなくて良いんじゃないかな?PHP祭り。
楽しくないよ、多分。いや、間違いなく。
むしろ、PHP祭りには「行ってはいけない」


つまんないと思うからお勧めしないけど、どーしても行きたい人は止めないから。
チケットは以下のページで販売中だよ。
http://2011.phpmatsuri.net/phpmatsuri/paypal
Paypalアカウントがあっても無くても買えるって。(他の方を紹介したらキャッシュバックもあるって)

まずは、↑のページで、twitterによる認証をして基本情報を書き込みましょう。


あ、最後に注意点が。
2009年のCakePHP祭り。わたしがワークショップに参加してない理由だけ。
それは、油断してたら、いつのまにか売り切れてたから。泣く泣くワークショップ諦めました。
興味のある人は面倒くさがらず、とっとと購入しておくと良いと思います。
駆け込み需要で売り切れてしまっても「後の祭り」ですから(お、上手いこと言った)


もうひとつ蛇足ながら、誤解の無いように。
冒頭の画像は、加工されたものではありません。コアデベロッパーが本当に楽しんでいるのが分かります。
(冒頭の釣り画像ではなく)ちゃんとサイズ変更した画像を置いておきますのでぜひご確認を



というわけで??リレーブログを終了します。
今日は19時からCakePHP2.0勉強会を株式会社VOYAGE GROUPさん(株式会社ECナビより社名変更)で行います。
@konsan と @hiromi2424 、@cakephper さんとともに開催します(その他多くの方に協力してもらっています)

明日は、その @cakephper さんです。
(二日酔いに気をつけて)更新よろしくお願いしますー。

phpmatsuri公式サイト

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2011年10月5日水曜日

アドベントカレンダーでTipsを書こう

深夜2時の発表は、眠気に勝てずスルーした TANAKA Kohji です。
au版iPhoneきましたね。発売当初は大混乱すると予想してますが、auユーザーはぜひiPhoneへの移行を検討するべきでしょう。
ただ残念なのは、例年6月頃に発表していた新製品を数ヶ月遅らせたにもかかわらず、iPhone5ではなくiPhone4Sだったこと。今後のAppleのリリーススケジュールが気になります。
(この話はまた別途)

さて。昨日の予告通りの記事を書きます(キリッ
tipshare.info という、「小さな、何かの役に立つ」情報=Tipsを記録して、みんなで活用しようという趣旨のサイトを公開しました。(プロトタイプを公開中)

まだ始めたばかりですが、少しずつTipsが集まってきました。
自分自身で投稿したTipsが、意外とすぐに役立ったりするので面白いのですが、それ以上に、備忘録的に投稿したTipsが自分にとって当たり前なものでも、他の人にとってはそれは当たり前ではないということがあるともっと面白いのです。


こら便利! QT @mon_sat
アドベントカレンダー3日目のTipsを書きました | .gitignore 集 #tipshare | http://t.co/bpEslJjn via @mon_sat (明日は @kara_d さんです)Mon Oct 03 03:51:07 via web

このTipsにあるWebページ自体は何度か使っているのですが、その度に検索して見つけて、、ってやっていたので、自分のために記録したTipsという感じ。(もともとはどこかのブログ記事で知った内容ですしね)

ですが、それでも(当然のこととして)全員が知っているものではありません。
最近gitを使い始めたという方もいるでしょう。
だからこそShareが必要だと思うのです。

というわけで、貴方だけが知っているTipsではなく役に立ったTipsを記録していくようにしましょう。


さてさて。ようやく本題。
アドベントカレンダーです。
もともとアドベントカレンダーとは右の写真のようなもの。

アドベントカード (Advent card) とは、アドベントの期間中に窓を毎日ひとつずつ開けていくカードである。アドベントカレンダーとも言う。
カードに作られた窓を1日に1つずつ開けていく。そして、全部の窓を開け終わるとクリスマスを迎えたことを教えてくれる仕掛けになっている。
via アドベントカード - Wikipedia
もともとはクリスマスにやる習慣ですね。
子ども達が「もういくつねると〜」と数えるイメージでしょうか。

そして、ソフトウェア開発者のなかでは、次のようにアレンジしてイベント化しています。
エンジニアの世界では、技術系アドベントカレンダーというものがあります。これは、一日一個ずつ tips 的な記事を掲載していくというものです。
技術的アドベントカレンダーの有用性について - TokuLog 改メ tokuhirom’s blogより
2010年の去年は40近く開催されたようです。

で、tipshare.infoを始めたことだし、ハロウィンでアドベントカレンダーをやってしまおうというのが、この企画です。

Halloween Advent Calendar の画像検索を見ても、相当数が存在しますので、「季節外れを気にすること無く」やってます(笑)

10月1日からハロウィンの10月30日までですからまだ先は長いです。
どなたでも、このSpreadSheetに名前を書いて当日、簡単なTipsをひとつ書くだけで参加できます

というわけで貴方のTIpsが他の人にとっては有用かもしれません。Tips書いてみませんか?http://tipshare.info/advent
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2011年10月4日火曜日

プロトタイプを公開中のtipshare.info

夜は22時半には眠くなるときがある TANAKA Kohji です。
「年とるとねえ、、」とか言われますが、私の場合、学生時代からありましたから。

さて。
9/1に「続きは明日」と書いたままほったらかした話題です。
(気づいたら10月ですから、一ヶ月後でした。すみません)
インターネット上のコンテンツは小型化(パケット化)されてきて、それに伴い流通量が増えてきた。という話から、インターネット上の情報がパケット化していくと、情報を加工すること無く、メタデータ化しやすくなっていくと考えられます。

そして、twitterのつぶやき(ひとつひとつ)のようなマイクロコンテンツよりも、もう少し価値のある情報がパケット化していくのではないかと予想しました。

ここまでが前回の話。
で、そんな視点で発想したのが、現在プロトタイプを公開中のサービス
http://tipshare.info/
です。
これはTipsという「小さな、何かの役に立つ」情報を記録して、みんなで活用しようという趣旨のサイトです。

例えば、iPhoneを使っていて、どーも調子が悪いということでリセットしたいと。
で、そんなtipsがこんな風に読めます。

もし貴方が、役に立ったTipsがあったら、それを投稿しておきましょう。
かならずそれが「自分自身の」役に立つ時がきます。

経験ありませんか?
業務で調べたことをブログにまとめ公開しておいたら、あとで自分が検索して見つけて、助かったということ

だからといって、一日の終わり、その日に覚えたすべてのことをブログにまとめることなんてできません。
「このプロジェクトが終わってからまとめよう」と思っていても、プロジェクトが終わったら達成感から腑抜けてしまい(笑)結局書かずにいることというのも多いでしょう。

そんなとき、マイクロブログのほうが書きやすいのです。

私自身が投稿するとき、一番最初は、戸惑いました。
短いTipsであってもなお、どんなことを投稿すれば良いのか分からなかったのです。

しかし、一度書いてしまえば、その後はなんてことありません。
この tipshare を作りながら、覚えたことは、順次投稿していくようにしました。

なぜなら休憩中でも投稿できるから。

そして、しょっちゅう使うわりに、その度に検索するようなことは、tipshareと相性が良いことが分かりました。

twitterでは、自分の発言が埋もれてしまうのでメモとしては機能しづらく、Evernoteでは何でも投稿できてしまいすぎて、却って機能しづらいのです。

tipshareのウリのひとつが、各Tipsを関連づけるふたつの機能です。

  1. 本文内にハッシュタグを書くと、同じカテゴリのTipsが見つかる
  2. 関連するTipsを投稿することができ、Tips同士がgitのブランチツリーのように繋がる
前者は、twitterライクに本文に #tipshre 等と書き込むことで、自動的にカテゴライズされていく機能です。
twitterと違い、ハッシュタグもフォローできるので、知りたいTipsを自分のTLに載せることができ、見逃さなくなるでしょう。

後者は、関連するTips同士を繋げる機能。
Tipsはしばしばアップデートしていくことでしょう。以前のTipsが古くなることもあります。
そんなとき、この関連Tips投稿機能を使うと、Tips同士を関連させ、古いTipsを表示しても最新のTipsに繋がるようになっています。


とにかく一度、(昨日今日で役に立った)何かTipsを投稿してみてください。
後々、自分自身の役に立つかもしれませんよ。
サイトへのログインはTwitterアカウントのみで行えます。
とっても気軽に試せますので是非どうぞ。
(プロトタイプ/試作品なのでまだまだ不充分な点がたくさんあります。 @tipshare までフィードバックもらえると助かります!)


10月はハロウィンの月。ということでアドベントカレンダーというイベントをtipshare上で行っています。明日はその話を。(こんどこそ明日。多分)
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2011年10月3日月曜日

共通言語の重要性

週末は二日とも当日に予定が入った TANAKA Kohji です。
土曜の勉強会は自分で選択したんですけどね。当日行くことを決めるのはもしかしたら初めてのこと。
タイミングって重要で、感覚的なものが刺激されたのかもしれません。

さて。
共通言語についての話。

会社を経営していく上でビジョンが重要ということはよく言われることです。
テーマは『○○』勉強会でも話題にあがりました。

ビジョンの効用はいくつもあると思うのですが、そのなかで私が大切にしているもののひとつに「共通言語を使ってコミュニケートできているかどうか」があります。

たとえ同じ日本語を使っていても、物の見方が違えば「考えること」や「導く結論」がばらばらになります。
そうすると、同じ話題(たとえば「今度の新製品の顧客対応について」という話題)でも、出てくる意見が、てんでバラバラ、方向性がまちまち、ということになってしまうのです。

これではせっかく「衆知を集め」ても仕方がありません。

V字回復の経営で、次のようなシーンがあります。

改革メンバーが集結し、現状の問題点をカードに書いて明確にしていく。集まったカードは500枚。ではこれらの問題点をもとに、今後どうするか?メンバーはまず、それらを分類しようと試みました。『KJ法』『魚の骨』いくつかの方法を試みるも結果、失敗。

なぜなら個々の問題同士は複雑に絡み合い、どの分類をもってしてもMECEできないのです。
「分類しないと解決の道筋をつけられない」そう思い込むメンバーでしたが、改革メンバーを指揮する者が別の視点を与えます。

「皆さんはこれらの問題を分類しようと試みてきました。しかし今必要なのは、分類手法ではないのです。ということは?われわれに必要なものは何でしょう?」「皆が参照すべき『考え方』つまり『コンセプト』ですよ。お互いの認識の共通基盤がなくて、(略)拠り所にしている考え方、理論、コンセプトがバラバラだったら、集団として現実を整理することはできないのです」
そして、経営者自らが、社員が共有できる「コンセプト」「理論」「ツール」を提示することが組織の変革には必要といっています。

そのひとつが、ビジョン、ではないでしょうか。
ビジョンを提示し、全社員を同じ方向に向かせ、同じ共通言語で会話させる。
それが、すべての業務におりていくのです。

共通言語、大事ですね。

弊社が使用するCakePHPというフレームワーク(汎用的な機能をまとめて提供し、土台として機能するソフトウェア)があります。

わたしがCakePHPユーザーのコミュニティで会話し感じるのは、そのフレームワーク以外の話題であっても、CakePHPを通じた共通言語が生まれているということです。
そうすると、多少バックボーンの違いや業務の違いがあっても、会話がスムーズに進みます。

ビジネスもソフトウェア開発も、その点では違いはありません。
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