9月1日から始まるオクトーバーフェスト豊洲が楽しみすぎますね。
というわけでTANAKA Kohji です。
さて、昨日の情報のパケット化の続きです。
中長期な流れとして、インターネット上のコンテンツが、小型化してきたという話をしました。
小型化した主な理由として「書きやすく」「どこでも書け」「読むのに時間がかからない」ということをあげました。
「書きやすい」というのは。
ブログのような記事を書こうとすると、ある程度まとまった時間が必要になります。書く内容の正しさを検証するための調査や、関連する外部ソースへのリンク等々、ひとつの記事を書くために、それなりの準備が必要となる訳です。
しかし、ミニブログ等「小さなコンテンツ」であれば、それは極小化されるか、ゼロになります。
「どこでも書け」というのは。
スマートフォンの普及により、屋外でのpostというのが普通になりました。twitterは言うに及ばず、写真投稿のような「撮ってその場でpost」という利用は「ミニブログ+スマートフォン」の最も得意とする利用シーンです。
「読むのに時間がかからない」というのは。
これは実は「書きやすい」と「どこでも書け」の裏返しでもあります。
インターネットがビジネスや生活の一部となった今日では、必要な情報を効率的に収集することが求められます。
「読むだけで時間がかかる」コンテンツは、どうしても読者を限定してしまうのです。
「外出先でも手軽にチェックできる」程度のコンテンツの方が、現在の利用シーンにマッチしていると言えるでしょう。
そして、時代は「PV=閲覧数」から「賛同=シェアの数」へと移ってきました。
twitterのReTweet、facebookのLike(いいね)、tumblrのReblog等々
シェアにより、PVが増え、さらにシェアされる、という循環が生まれるのですが、この循環の仕組みこそが、実は「情報のパケット化」と相性が良いのです。
あたかも、通信が「パケット方式」を採用したことで、通信量が増えていったように、情報がパケット化していくことで、情報量が増えてきたのです。
つまり、情報のパケット化とは、情報量を増やすことと同義といえます。
では、この先、インターネット上のコンテンツは何が求められているのか。
続きは明日。
コンテンツが細分化した社会