2011年8月5日金曜日

英語のwebアプリを使用する

TANAKA Kohji です。
web上のサービスが、ビジネスの場面で役に立つ機会が増えてきました。
わたしも多くのサービスを利用しています。

そして、そのなかのいくつかは、日本語対応されておらず、英語のユーザーインターフェイス(UI)で利用しています。

もしかしたら英語のwebアプリを使用するのが苦手な方もいるでしょう。
特にインターネット自体をあまり日常的に使用していない場合、その傾向は顕著です。

しかし、幾つかの理由で、わたしは日本語化されていないサービスも利用していくべきだと思っています。

  • 英語圏発のサービスが多い
  • 使われている単語はさほど難しくない
  • あとから日本語化されるサービスも多い
まず、ひとつめ。
日本人として、また開発者として、残念なことに、世の中に日本発のサービスはあまりおおくありません。
ほとんどが英語圏の人が開発したサービスです。

最近日本語化されたDropboxを例に取りましょう。
サービスが開始されたのは、2008年9月です。今から約3年前。
当然英語のUIでしたが、当時から日本でも爆発的に普及しました。

シリコンバレーと呼ばれる米国西海岸のベンチャー企業が開発していますが、Dropboxに限らず、シリコンバレー発のサービスは雨後の筍のごとく存在します。

それだけ使い勝手の良いサービスが生まれる可能性は高いのです。
もちろん、当初は、英語のUIを使用することになりますが。使わないのはもったいないと思いませんか?生産性がまったく違うのですから。


ふたつめ。
今日、サービスは細分化されています。
twitterが良い例ですが、あまり複雑な機能を備えておらず、できることが限られています。
機能が絞りこまれているといったほうが良いでしょう。

つまり、非英語圏の人にとっても、使うのが簡単なのです。
そのうえで、webアプリで使用される単語のほとんどは、他とあまり変わりません。
Sign in , agree , follow , tag , etc...

現在鋭意英語を勉強中のわたしでさえ、さほど難しくはありません。
慣れればなおさらですね。


3つめ。
Dropboxが日本語化されたのが、2011年4月。
いよいよ今年から正式に日本語対応されました。
今までのように、英語がわからないから、ブログ等の解説を読むという必要がなくなりました。

これは、Dropboxが「投資を受け」「国際化に時間とお金を使える」ようになったということです。

このようにユーザー数が増えると、あとから日本語化される例は山ほどあります。
そのときに使い始めるというのでは、競合他社に遅れをとります。
もちろん、使いやすくなってから使うということでも構いませんが、人気のサービスはいずれ日本語化されるのです。
早くに使っておくに越したことはないですね。


UIが英語でも、サービス内で日本語が使えるということが一般的になりました。
これは、英語(アルファベット)が基本のインターネットの世界で、国際化が浸透してきた証左です。

もはや、UIが英語かどうかで、サービスの利用有無を判断する時代ではないのです。
良いサービスだと知ったら、躊躇することなく使用するようにしたいものです。
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