2010年10月5日火曜日

英語は世界を広げ、そして自分の殻を破ってくれた

mon_sat です。
(This is my account as a developer.)

昨日の記事に書いたPHP Matsuri ですが、各所で英語が多用されました。
海外からのゲストスピーカーは通訳こそいるものの当然英語。
そして、それだけでなく、我々発表者も、プレゼン資料を英語で作ったり、なかには英語でプレゼンする人がいたりしました。

そのきっかけとなったのは基調講演をされたよしおかさんのスピーチ(記事後半)

昨年行われた前回のイベントでも、終了後の懇親会でゲストとの交流は当然英語ということになりました。
今回はそれに備え、ある程度「心構え」だけはしてたつもりで、そのため、今回のハッカソンのアプリも英語で作り、日本語対応するということをしました。

ゲストの方にもアプリの内容が伝わるようにしたかったのです。

しかし、上述の基調講演の隠しテーマとして「英語でコミュニケートすることの重要性」をうたっていて、他の参加者からもプレゼン資料を英語で作るという方が何人もでました。
(英語のドキュメントを読むのは慣れていますからね。ヒヤリングは慣れてなくても)

今回はスタッフとして一部お手伝いしたということもあり、イベント前日のスタッフ懇親会から参加しゲストとお話しする機会を得ました。
それからイベント終了後の「お疲れさま会」まで足掛け3日間、ゲストとは英語のトークを試み、最後は普通の会話をできるくらい変わりました。
何が?
「わたしの英語に対する姿勢」が、です。

最終日、夕食後お台場のデッキから東京の夜景を見つつ6人のゲストの方とお話ししました。
ゲストの方も心得たようで、私と話すときは、なるべく平易なワードを、分かりやすいアクセントで話してくれます(笑)
そういうこともあって。
「自由の女神があるんだっけ?」「(私)あそこですよ」「Nate!あれが自由の女神のレプリカだよ」「どれどれ?あ、あれか」
「(私)ガンダム知ってますか?」「知ってるよ」「(私)ガンダムのフルスケールの模型もあったんですよ」「本当?大きさはどれくらい?」「about 20 meters」「本当?」
「(私)でも今はないんです」「どうしたの?」「(私)移動しました。静岡へ」
なんて会話を。(もちろん意訳)
自分から話題をふるなんてこと、初日の夜には考えられませんでした。
要は気持ちですね。

英語は世界が広がります。
そして、自分の殻もやぶってくれました。

屋形船が説明できずにいたら「party boat ?」というらしい。Yes, Japanese party boat!
(今翻訳すると house boat とでてきましたが)

帰りはホテルまでタクシーで送ることに。
社内でもネイト夫妻といろいろお話ししました。
(驚いたことに運転手さんも普通に会話していました)
「京都へ行くんだ」「(運転手)京都へ行ったら豆腐を食べてください」「Tofu ? Tofu は知ってるけど、みそで食べるんでしょ?」「(私)ええ?いや、京都のは熱いお湯に入っていて・・・」
「お寿司はNYで食べられますか?」「食べられるけど美味しくないよ。日本のは美味しい」「(奥さん)刺身も好き」「本当ですか?築地は知ってますか?」「Tukiji ? Fish market ?」「日本中から魚が集まります。この道をまっすぐ行くとありますよ」
などなど。
10日近い休みははじめてだそうで、ふたりで旅行に行けなかったそうです。でも、ふたりとも日本を非常に気に入ってくれて、また来年も来るよと言ってくれました。(嬉しいですね)

解散時は皆さんとも。
「(ジョエル)君の発表は良かったよ」「本当ですか?ありがとうございます。嬉しいです」
お世辞でしょうが、本当に嬉しかったです。頑張ってアプリ作って、勇気出して発表して良かった。33人が連続でLT(短い発表。今回は4分)したのです。発表したことを覚えてくれてただけでも嬉しいのに。
「(クリス)帰るのは明日だよ」「(私)忙しいですね。来ていただいて感謝しています。」「(クリス)また来年来るよ」「(私)来年ぜひ会いましょう!」
「(グラハム)自転車で来てるの?ここからどれくらい?」「(私)2kmくらいです。」「(グラハム)そこも銀座エリアなの?」「(私)いや違いますねー」「(グラハム)何て呼ばれてる?」「(私)Fukagawa。江戸の頃ですが」「(グラハムのGF)I Know Edo 古い呼び方よね、東京の」
他にもいろいろお話しできました。
これは最後まで送り届けることができたからで、それも会場が家から近かったという偶然の産物。

尊敬する方々と、日本人は私一人。
こんなに恵まれた状況はありません。
機会を作ってくれた @yando さんに感謝です。

これをきっかけに自分の殻をもう1枚破って、世界を広げることにしようと決意しました。
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