TANAKA Kohji です。
昨日の記事の続き、ブラインドタッチ入門です。
昨日は、ブラインドタッチの効用とその際に使用するツールについて記しました。
それでは、これからブラインドタッチを覚えるためのルールを説明します。
1. 指はホームポジションに置く
まず、ホームポジションを覚えましょう。
ホームポジションとは、キーボードに手をのせる場所のことです。
キーボードのFとJを見てください。
小さく突起があることがわかると思います。
それぞれ左右の人差し指をFとJに乗せ、ほかの指をその隣のキーの上に置いてください。
そうすると左から順番に、左手はA/S/D/Fに、右手はJ/K/L/;の上に置かれます。(親指はスペースキーのあたりで結構です)
このホームポジションをまず頭に入れてください。
どのキーボードを触るときも、まず、突起の位置を確認し、その後ホームポジションにそれぞれの指を置きます。
簡単ですよね?でもこれでブラインドタッチの習得はかなり近づいているんです。
2. アルファベットを打つときはキーを見ない
3. キーの位置(と指)を忘れたら、目の前の図(印刷したもの)を見る
昨日準備した箱のようなものと、キーボードの図はありますか?
ホームポジションを覚えたら、各キーの位置を暗記するまで、キーボードではなく、モニターの上に貼付けた紙で、キーの位置を確認してください。
このとき、決して、キーボードを見てはいけません。
段ボールには「こっち見んな」とでも書いておきましょう。
さて、準備が完了しました。
まず、大事なルールを。
「ブラインドタッチをするときは、各キーは、正しい指で、押しましょう」
ブラインドタッチを覚えるということは、とりもなおさず、キーと指の対応を覚えることです。
ですので、決して、独自のルールでキーを押す指を決めてはいけません。
図に従ってくださいね。
よろしいでしょうか?
それでは、最初のレッスンです。
「FとJを交互に押しましょう」
ソフトは、ワードでもメモ帳のようなテキストエディタでも何でも結構です。
ワードを開いて、文字の大きさを大きめにしておくのも良いですね。
漢字入力モードにする必要はありません。アフファベット入力のままで結構です。
(変換キーはしばらく使いません。変換のいらないじょうたいにしてください。また、小文字で結構です)
これを、10分程度やってください。
交互に。交互に。
スピードはいりませんので、リズムだけ意識してやりましょう。
エフジェイ、エフジェイとつぶやきながらやるのもいいですね。
できましたか?
できたら、次ぎにいきます。
「AIUEO」と押してください。
これを10分程度です。
それぞれキーと指の対応を確認しましょう。
Aは、左手の小指。
Iは、右手の中指。
Uは、右手の人差し指。
Eは、左手の中指。
Oは、右手の薬指。
それぞれ、キーを見ずに、押してみてください。
ちょっと指がつりそうですか?
ゆっくりで構いません。
注意点としては、決して下を見ないことと、指がつりそうでも確実にキーを押すことです。
ブラインドタッチ習得に一番難しいことは何だと思いますか?
実は、過去の習慣を切り捨てる、ということなんです。
これができずに、皆あきらめます。
しかし、これができたら、今までなんでやってなかったのか不思議なくらい、ブラインドタッチが簡単だとわかるのです。
実は、苦しいのは、この2日目です。
AIUEOのこの五つのキーは、お分かりだと思いますが、ほぼ2回に1回タイプされることになります。
それだけ重要なキーなのです。
決して、くじけることなく、習得しましょう。
やることは単純です。
AIUEOと何度も何度も繰り返すだけです。
これができれば、ブラインドタッチで使う頻度の高いキーが覚えられる訳ですから。
これだけできれば、今日は終了です。
おつかれさまでした。
続きはまた明日。