TANAKA Kohji です。
何となく思いついたのでエントリー。
先日、なぜ教えることが難しいのかについて書きました。
その続き。
パソコン操作に慣れてない方が、してはいけない質問の仕方の話し。
「○○(という機能)について教えてください」という聞き方をしてはいけません。
先日の記事の通り、教えられないのです。
ベターな聞き方は「○○についてなんですが、××をするのにどうしたらできますか?」という感じ。
たとえばゴルフを例にとりましょう。
電話で話をしているとします。(なぜかは先日の記事の通り)
「ドライバーの打ち方について教えてください」と言われても、その人にとってジャストなアドバイスができる人は希です。
「ドライバーなんですけど、まっすぐ飛ばすにはどうしたら良いでしょう?」であれば、まだましですよね。
何をしたいかがはっきりしてきています。
もっというと。
「ドライバーで打つといつも左に曲がっていきます。まっすぐ飛ばすにはどうしたら良いでしょう?」であれば、もっとアドバイスしやすいでしょう。
パソコン操作となると、がぜん「○○について教えてください」という聞き方が増えるのです。
とくにトラブルの場合「メールが使えなくなりました」というだけの質問が多いのです。
「どうやって検索すればそのトラブルの解決方法が見つかるか」を考えましょう。
そうすれば、最終的に分からなくても、もっと具体的な質問ができるでしょう。
教える人は質問者の操作を見ていないし、見られません。
そんな環境で適切なアドバイスを求めるのであれば、自ら試行錯誤しないと難しいのです。
知るべきは「検索の仕方」なのですから。