TANAKA Kohji です。
ツールというものは基本的に、便利のためにあるはずです。
効率的に作業をすすめる、いままでできなかったことができるようになる、等々。
たとえば、携帯電話で電話しても、相手がいっこうに出る気配がないとき、人は少なからずストレスを感じます。
もともと携帯電話がなければ存在しないストレスです。
もともとをゼロとすれば、携帯電話が使えることでプラスとなりますが、それが使えないからと言って、もともとのゼロより下回ることはありません。
しかし、ストレスは存在するのです。
大きな組織に勤めていると、組織のルールでスマートフォンやクラウドサービス等の便利なツールやサービスが利用できないことがあります。
もちろん利用できないのは理由があるのですが。
それでも、何のためのツールなのかと思うのです。
「効率的に作業をすすめる」「いままでできなかったことができるようになる」そんなツールを使用できずに、別の苦労を強いる。
快適な環境で仕事をさせることよりも、管理のしやすさを選ぶ。
何のためのツールなのでしょうか。
以前、どM化する大手企業の社員という記事を書きましたが、ぜひ便利なツールを活用してほしいものです。
それだけで他社よりアドバンテージを得られるのですから。
コンプライアンスは決してブレーキをかけるためのものではないのです。