「死ぬ気でやれば何事もなせる」という言い方があります。
「できなければ死ぬのであれば人間100%の力を出す。そのつもりで頑張れるかどうかが重要」という言い方もあります。
死ぬ気でやると言うことはどういうことでしょうか。
「危機感を持つ」という言い方もありますね。
たとえば組織が停滞気味なときや赤字続きのとき、しばしば上役から言われることです。
ただなかなか危機感を持つことが難しい状況なことも多かったりします。
会社の危機と社員の危機感は必ずしも相関しない。むしろ業績の悪い会社ほどたるんだ雰囲気であることが多い。弱いトップの下で社内に自然発生的に危機感が広まるのは手遅れの段階に入ってからだ。優秀な経営者は危機感を人為的に創り出す。成長会社ほど社員がピリピリしているのはそのためだ。経営陣が「危機感を持て」と無闇に言っているうちに、危機感に不感症になる組織も多いです。
by 経営パワーの危機(三枝匡)
しかし。
自分自身にムチを入れることはさほど難しくないと思います。
どんなに苦しくても、それが常態化すれば、人はそれに慣れてしまうものです。
苦しい日常のなかでも「いつでも想いを持ち続ける」ことができる人だけが、唯一、成功への切符を手にすることができるのです。
そしてタイトルに上げたフレーズとなります。
たとえば私のいる世界では、数年のうちに英語ができないと仕事を無くすと思っています。
それを端的に表しているのが English or Die というフレーズ。英語を真剣にやるか、もしくは、のたれ死ぬか。
自分の環境に危機感を持てば、自分自身を変えることは容易いのです。
落ち目の組織に危機感を持ち、その組織自身を変えることと比べれば、転職や絶え間ない自己研鑽など、とるに足らないことでしょう。
自分一人が努力すれば良いのですから。
さて。
○○に何を入れるかは、その人次第です。
真綿で首を絞めているのは自分自身かもしれません。