2011年6月27日月曜日

CakePHP2.0勉強会で勉強した

@mon_sat です。
先週土曜に開催したCakePHP2.0勉強会のお話。


もともと今月の初旬に、以前から企図していたCakePHP2.0の勉強会をやろうという話を実現することを、いつものメンバーで決めました。
その後もうひとり手伝っていただくことになり、概ね4名で勉強会を開催することに。

この時点では日程だけ(決めうちで)決めたのみで、会場も、内容も決めていませんでした。
(聴講スタイルではなく、実際に手を動かしてもらうワークショップ形式にすることだけは何となく決まっていましたが)

人数もどれくらい集まるか読めず、こちらの想定では20人を超えるくらいだったので、まずは勉強会の参加者募集サイトATNDに、会場・内容未定のまま、30人定員で告知しました。

その後何人かから会場提供の申し出をいただき、最終的に今回の会場に決まりました。
勉強会で大変なのはやはり会場手配だなと再認識。
(トライコーンさん他、提供の申し出をいただいたみなさま、ありがとうございました)

会場が決まった辺りから申し込みが増えてきて、最終的にはキャンセル待ちの方をどんどん繰り上げていき47人まで増加。(当日キャンセルが出てるため最終40~45人程度)

勉強会の様子は別ブログに書くとして、この規模の勉強会を運営するのは初めてのことで、そこで勉強になったことを書きたいと思います。


勉強会の内容を決める


今回はワークショップの講師を務めた@hiromi2424と、司会をしてもらった@cakephperさん、そして@konsanの4人で運営。

まず弊社の事務所で打ち合わせをして勉強会の概要を決めました。(この時点では場所も決まっていませんでした)

メインであるワークショップの講師は良いとして、その他に、セッション・LT(ライトニングトーク)・事例紹介等を行うことを決定。話をしてもらえる人を募集することに。
最悪集まらなければ自分たちでやることにしたら、結局セッションの発表者が集まらなくて自分たちでやりましたけど(笑)

スケジュールは余裕を持って作成。結局、時間は30分程度押しましたが、質疑応答を無くしたことでオンスケで完了。
手配の行き違いでビール到着が、少しだけ遅れたことが悔やまれます。

当日予期せぬことが起こりがちなので、余裕を持ったスケジュールにしておいて、時間が余った時のネタを決めておくというのが良さそうですね。



懇親会の準備


実は懇親会がメインという位置づけの勉強会でした。ハッシュタグも飲み会用の #cake_beer だし。

以下の理由により、事前払い料金制ということにしました。

  • 酒類・食事類の発注量が読めない(今回は勉強会場で懇親会も実施する)
  • 万が一にも会計がマイナスになることは避けたい(当日の発注追加等で)
  • ATND Payment というPaypalを利用した素敵な事前料金徴収システムがある
ということで、事前料金と当日料金を定め、なるべく事前に申し込めるように設定。
したのですが。
当初勉強会参加者のわりに、なかなか懇親会参加者が集まらなくて冷や冷やしました。

結局事前受付締め切り時点で5割程度。
最終的には75%程度の方が懇親会参加ということで、余裕を持って運営することができました。

ATND Payment は非常にお勧めです。

また、当日申し込みもある程度予想できる場合は、やや多めに発注しておいて、当日現金で申し込んでいただいた分で追加発注をかけるというのが安全ですね。
今回は意外と食事のすすみが遅く、足りないかな?という量でちょうどでした。

そのため追加発注として残しておいた分を二次会費用の足しとして寄付することができました。


コミュニティの雰囲気は運営者ではなく参加者で決まる

今回もっとも勉強になったのはここでした。

もともと運営をした我々はCakePHPのコミュニティで知り合った仲間です。
そして各自が、口にこそ出さないものの「この素晴らしいコミュニティの輪を広げる」ことを願っているのです。

だから「勉強になる」のはもちろんのこと「楽しかった」と言ってもらえるようなそういう勉強会にしたいと、わたしは思っていました。

その結果。
盛況の懇親会に、運営としてではなく、いち参加者として参加しながら思ったことは、「やっぱりCakePHPのコミュニティは素敵だ」ということです。
初めての方が割と多めだったにもかかわらず、最初から和気あいあいとした雰囲気でスタート。
それともみんなお酒が目当てだったのでしょうか(笑)

いやいや。
やはり参加者の方々を含め、言葉には表しにくい、良き雰囲気がありました。
(もちろんなかには雰囲気をつかみづらかった方もいたとは思いますが)

わたし自身が、このコミュニティに参加したことで、多くのことを得られました。
少しでもその恩返しができたなら、この勉強会をやって正解だったと思います。


参加者から発表者・運営者へ

勉強会で勉強ができるのは、運営者の方が多かった。

実際ワークショップは自分でも参加者としてやろうとしたのですが、結果的にそれは敵わず、それどころか後半は講師と一緒に解説をするということになりました。

それでも、自分自身がもっとも勉強になったのは。
やはり自分が発表者としても準備をしたことで、より積極的な姿勢で勉強会に臨めたことにあると思います。

自分で経験したから言えますが、いち参加者よりは、発表者として参加するほうが、段違いに得られるものが大きいです。
LTや事例紹介は、当日何人かの方に、急遽お願いしました。(にもかかわらず、皆が聞きたいようなネタが集まり、驚きましたが)
おそらく発表していただいた方々も感じたと思います。
今回発表されなかった方は、次回ぜひ!

そして、発表者から運営者へ。
Ustream配信をしていただいた @suzuki さんをはじめ多くの方に助けてもらいながら勉強会は幕を閉じました。
もしもっと勉強したいということであれば、運営をしてみるというのも一興ですよ。

というわけで一番得をしたわたしからは以上です。
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