2010年9月27日月曜日

iPhone ヒューマン インターフェイス ガイドライン

TANAKA Kohji です。
iPhone アプリに興味のあるという非技術者の方も多いのではないでしょうか。

そういった方が読むべきなのが、表題のPDFファイル「iPhone ヒューマン インターフェイス ガイドライン」です。
こちらからダウンロードできます。
(基本的に開発者に向けた資料が掲載されています)

ここには、iPhoneというデバイス上で、どのような指針でアプリケーションを作成するかということが書かれています。

つまり、実際にプログラムを書く人だけではなく、アプリを企画する人をはじめとした、アプリを作りたいと考えるすべての人が読んでおくべき資料なのです。

AppleがどのようにiPhoneというデバイスを考えていて、そこに乗るソフトはどのように動くべきかということが、あますところなく記載されています。

これはiPhoneが、Android搭載のスマートフォンと違い、OS(基本ソフト)・ハードウェア(端末)両方同じ会社(Apple)で作られているからこそかも知れません。
つまり、Appleは、アプリケーションソフトによって操作性が異なることを是としておらず、同じiPhoneに乗るアプリは同じ操作性でなくてはならないと『本気で』考えているということです。

これは、(Macを始めとした)パソコンと違い、大きさ・ボタンの数等が限られるので、アプリごとに好き勝手に「これがベスト」という操作を「発明」されてしまうと、全体として不統一となり、かえってユーザーが混乱すると考えているということです。

先日公開されたAppleによるアプリ審査の基準のなかにも「ガイドラインに従わなければならない」と記されています。

つまり、アプリの概要を企画するときに、このガイドラインを知っておかないと、せっかく完成したアプリも、あっさりAppleより「reject」されてしまうのですね。


このあたり、ガイドラインをみんなで読み合わせをする勉強会を開催しても良いかもしれませんね。
やってみようかなあ。
興味のある方はtwitterでご連絡を。

それでは。
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