2010年12月18日土曜日

「手を洗いながら考える」というベストプラクティス

TANAKA Kohji です。
昔、あるファーストフード店でアルバイトをしていました。
それなりにバイト歴を重ねた結果、マネージャー職に就きました。

そのときに先輩マネージャーに聞いたのが。

「今やるべきことは何かを考えるとき、ただ考えるだけじゃぼーっと立ってることになる。10秒なら10秒でできることをしながら考えると良い。自分は手を洗うことにしている。15分に1回以上洗わなくてはならないルールだし、それ以上やっても問題にはならない。洗いながら考えを整理すれば、時間的にもちょうど良い」

ああ、なるほどと。
これは良いことを聞いたと、その日から実践しました。

そのお店では「丁寧に手を洗うこと」が義務づけられています。
手を洗う場所はカウンターの裏、いつもいる位置から3メートルほどの距離。

つまり、何のロスも無く、考えを整理する時間を作れるのです。
(人によっては立ってるだけだと怒る人もいる訳で、その対策にもなると先輩は言っていました)

こういう一石二鳥をアイディアと呼ぶのだと思います。
そしてそういうベストプラクティスを積み上げていけば、すべての行動に無駄がなくなることも知りました。

今でもこの考え方は応用しつつ運用されています。
このエントリーをはてなブックマークに追加

Facebookへの「いいね!」ありがとうございます