2010年12月26日日曜日

勉強会という名のセミナーが勉強会文化を駄目にしてしまう

TANAKA Kohji です。
今年はいろいろな勉強会に参加しました。
IT系の勉強会は毎日いくつも開かれていて、わたしもそのいくつかに参加しました。
なかには、シリーズで開催されているものの中で有意義なものは、何度も参加するようになりました。

ATNDという勉強会の参加者を募集するのに便利なサイトがあり、それで探すようにしています。(実際は検索はATND検索サイトを利用するのですが)

勉強会という「有志が運営する」というのが中心の形態には、さまざまなメリットがあります。
「コストの問題を解決し」「講義の幅が広がり」「主催者と参加者が近くなる」等々

今、これだけ勉強会というスタイルが流行っているのは、それだけの意味があると思うのです。

さて。先日。
ある勉強会の告知を見ました。
某企業のウェブサイトです。
企業が開催するということも良くあります。
しかし、よくよくみると。
どうみても従来からよくあるセミナーなのです。

もちろん、勉強会やセミナーに明確な提議がある訳ではないので、それはそれで良いでしょう。

その勉強会というかセミナーでは、1回目こそ無料ですが、2回目以降は有料でした。
普通に、企業が営利目的でやっているセミナーなのです。

もちろんどのように開催しても良いのですが。

それでもわたしは危惧するのです。
そういったセミナーだか勉強会だかが曖昧になり、それがゆえに優良な勉強会を探すことが困難になることを。

ひいては勉強会文化自体が悪い方向へ行くのではないかと。

杞憂に終われば良いのですが。
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