2010年12月13日月曜日

情報の目利き能力

TANAKA Kohji です。
目利きという言葉があります。
「真偽・良否について鑑定すること」とあります。 by goo辞書

昨日記事にした通り、情報の価値が変化してきました。
歴史的に、これだけの情報が入手可能な状態はありません。

そして、現在においては、その多くはテキスト(文字情報)です。

では、インターネットで提供される文字情報と新聞その他の文字情報の大きな違いというのは何でしょうか?

大きな違いの一つが「視覚的に情報の優劣の分かりやすさ」にあります。
新聞では、文字の大きさ(見出しかどうか等)により、その情報の重要性を分けています。
すべてがその規則に則っているため、瞬時に情報の取捨選択が可能という利点があります。

一方でインターネットの場合は。
多くはまず、検索エンジンによる検索で情報を探すというところから始まります。

検索エンジンにより「貴方が求めていると思われる情報」を順序付けしますが、それは完璧ではありません。

検索結果から、必要とする情報を探すという行為が必要なのです。

表示されたページが、貴方が求めているかどうか、そして何より、正しい情報かどうか、を選別する必要があります。

そこで必要なものが、情報選別のスキル(能力)なのです。
このスキルを目利きと表現することとします。

私が小さかった頃言われていたことの一つに
「活字になっていると信憑性が高く感じられる」
というものがあります。

私の親世代には多いのでしょう。
同じ情報を見ても、それが活字で書かれているかどうかで、その優劣を判断することに大きな影響を及ぼしてしまうという方。

現代は逆なのです。
情報が並列化され、個人が発信できる手段を得た今、優劣は、受け取り側が、瞬時に、正確に判断する必要があるのです。

重要なことは、その判断のスピード正確さが、現代においては重要という認識です。
というわけで、続きはまた。
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