2010年12月2日木曜日

Apple iOS、「次に使いたい携帯OS」でAndroidと引き分け(Nielsen調査)という記事より

TANAKA Kohji です。
次の記事をご覧ください。
Apple iOS、「次に使いたい携帯OS」でAndroidと引き分け(Nielsen調査)
GoogleのAndroid OSの人気は依然上昇中だ。今日(米国時間12/1)発表されたNielsenのデータによれば、シェアを食われているのはAppleのiOSとRIMのBlackBerryのようだ。Nielsenによれば、10月の調査で、AppleのiOSとAndroidは「次に使いたい携帯OS」で引き分けとなったという。回答者は現在携帯電話を使っており、1年以内にスマートフォンを購入する予定があるユーザーだった。
これを読むと、Androidの人気が高まっていると読むことができる。
もちろんそれは真実ですが。
私が気になったのはこの箇所。
すでにスマートフォンを所有しており、新しい機種の購入を考えている層では、AppleのiPhoneが35%でトップとなった。一方、すべての携帯電話ユーザーのうちスマートフォンへのアップグレードを考えている層ではAndroidが28%でトップだった。
スマートフォン所有者・・・iOSが35%
スマートフォン非所有者・・・Androidが少なくとも28%以上

実は海外でも、日本と同じく、iPhoneが回線品質の良くない通信会社でしか利用できない国が多いのです。

そのため、iPhoneにしたいけど、通信会社を変えるのは嫌だという層は多いでしょう。
そんな人の票を今一番集めやすいのは各社で出されているAndroidです。

もしiPhoneが各社で提供されたら、上記の結果はどうなるでしょうか?

想像するしかありませんが、そのヒントが「スマートフォン所有者でトップ」というアンケート結果です。

これはとりもなおさずiPhoneの完成度がAndroidのそれを大きく上回っているからなのではないかと私は考えます。

Androidが進化し変化が見られるのか。
それとも、日本のAndroidは、やっぱりガラパゴス化してしまうのか。

各通信会社の「本気度」が問われます。
本気でスマートフォンに傾注するなら、日本の大企業が苦手なビジネスモデルの大転換を受け入れるしかありません。
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