TANAKA Kohji です。
インターネットの原点のお話から。
インターネットは、Webページの集合体です。
Webページとは、 http://blog.direct-search.jp/ 等のURLをアドレスバーに入力し表示されるページのことです。
特にそれらがまとまるとWebサイトといいます。一般的にはホームページと呼ばれたりしますが。
ネット上の各ページは、リンクという形式で、繋がります。
正式には、ハイパーリンクリファレンスと言い、リファレンスつまり、言及することを言います。
何かについて語るときに、その元の文章が書かれたページはここですよ。というものです。
元々は。
つまり、インターネットの世界において、誰かが書いた内容に反応する時は、元の文章の出所を示すというのが、ひとつのルールなのです。
そして。
Twitter等のツール(サービス)が登場し台頭してきました。
字数の制限を理由に、元の情報を示さない人がいます。
そして、そういった情報が、公式・非公式なReTweetでもって「拡散」していくのです。
その結果。
「近しい人からの情報だから本当のことだろう」と、間違った基準で物事を判断してしまい、誤った情報が信じ込まれるということが増えてきました。
不幸なことに、発信者が間違いに気づいても、その修正は修正前の情報ほど拡散されない傾向にあります。
どうすれば回避できるのか。
簡単です。
情報の出所である出典を明記すれば良いのです。
そうすれば、時間のある場合は出典元を確認できます。
流し読みでもできれば、その情報の意図するところや、言及している内容との差分を確認できるのです。
情報の目利き能力のひとつは「出典が明記されていない文章は疑う」ことで、もうひとつは「出典を明記しない人の文章を疑う」ことです。
これだけ自分のルールにしっかり刻みましょう。
世の中これができてない人が多いようですので、それだけでアドバンテージを得られますから。
ちなみに補足しますが、現在はTwitterの公式サイトでの投稿はURLを記述しても文字数カウントされない仕組みを導入しています。
ますます原典を表示しない情報の信憑性が低くなってきています。