2010年12月14日火曜日

わたしのワインの注文方法と情報の取捨選択について

TANAKA Kohji です。
あまり詳しくないのですが、ワインを飲むのが好きです。

社会に出てから最初にできた趣味と言っても良いでしょう。
同期入社の友達とは、今でもたまに会うとワインを飲みます。

友人はワインの銘柄に詳しく助かります。私はワインの銘柄をほとんど覚えないため、以前飲んだ美味しいワインをもう一度飲むことができません。

友人と飲むときは良いのですが、レストランで注文するときは困ります。
どのように頼むと、自分好みのワインを提供してもらえるのか。

味の表現は多彩ですが、自分の好みを言い当てることは困難です。
飲めば「好み」「好みじゃない」と言えても、飲む前に表現することができないのです。

さんざん試行錯誤して出会ったのが「香りの強い(を楽しめる)ワインが好きですね」という表現。
味の表現ではないし、香りが強いワインが好みという訳でもありません

しかし、この表現を使ってから、はずれが激減しました。(ほとんどが私好みの味のワインでした)

ここから、ふたつの教訓を得ました。
ひとつは、自分の得たい果実を入手するための「表現方法」を知ることの重要性で、もうひとつは、あたらずとも遠からずの重要性です。

前者は検索リテラシーでちょっと触れたことに関連があるかもしれません。
そして後者は。
これが、現代の情報過多の時代に、情報収集するために求められる能力のひとつだと思うのです。

「事実は存在しない。解釈だけが存在する」という有名な言葉がありますが、インターネットのどこを探しても、事実が出てくることはありません。
いや、インターネットに限りません。新聞でも、大きな見出しの記事が意図的に書かれていることも多々あります。

そこで重要なことは、想像力を持って、得られる情報から事実を推定するということではないでしょうか。しかも短時間で。

昨日の記事「情報の目利き能力」に通じるのです。
というわけで、今回はちょっと寄り道をしましたが、おそらく、続きます。
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