2010年12月25日土曜日

七味五悦三会

TANAKA Kohji です。
年末ですね。

年末、大晦日にやる風習の話です。
もともと鴻上尚史氏のエッセイで知りました。
(エッセイ内でも、たしか杉浦日向子さんが言っていたということで書かれていました)

大晦日に一年を振り返る風習が、江戸時代にあったそうです。
一年というのは長いもので、その細かな記憶は薄れていきます。
その細かな、そのなかでも、良い出来事を思い出し、そして「ああ今年も良い年だった」と考えるのだそうです。

これは素晴らしいと思いませんか?
忙しくて辛い一年もあるでしょう。でも、忘れがちな幸せな出来事にスポットを当てることで、良い思い出で頭の中を一杯にして年を越すのです。

具体的に「七味五悦三会」で何をするのか

  • 七味は、今年食べた美味しかった料理を7つ
  • 五悦は、今年経験した楽しかったことを5つ
  • 三会は、今年出会った「一生付き合いたい」と思える素敵な人を3人
これを大晦日、除夜の鐘を聞きながら(?)家族それぞれ言い合うのだそうです。
そして、全員が言えたら「ああ、今年も良い年だった。来年も良い年だといいね」というのだそうです。

この素敵な風習を、今年の大晦日に、あなたの家でもやってみてはいかがですか?
お勧めですよ。
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