興味深いWebページを見つけました。
Togetter - 「GoogleAppsを会社に導入したら大変だった。」
http://togetter.com/li/75267企業の規模が書かれていないので想像するしかありませんが、それなりに大きな(中堅!?)企業という感じでしょうか。
情報システム部風の担当者が苦労している様子がよくわかります。
既存のシステムからの代替というのは、何でも難しいものです。
圧倒的に代替製品が優れていても、既存の慣れたやり方から移行するのは大変です。
(ブラインドタッチの習得の難しさの大半はそこにありますよね)
さらに。
Google Apps™ のような、多少使う人を選ぶ製品の場合はなおさらかも知れません。
(まだまだ改良の余地のある製品群ですので)
何事にもメリットデメリットがあるため、「移行の場合は」特に慎重にいかざるを得ません。
しかし、ビジネスにはスピードが大切。
拙速に進めるのもNGですが、慎重になりすぎて遅々として進まないのはもっといけません。
ではどうするか。
こういった改善は、トップダウンが不可欠です。
トップが自ら音頭をとってあげないと、担当者は苦労の末に、その苦労は徒労と終わるでしょう。
トップが人任せにしてはいけないのです。
そうやって行われる改善は、改善という名の下に行われる、単なる業務の変更です。
なぜ、トップが関わらないといけないのか。
ひとつは組織の構造にあります。
往々にして「無駄」は、組織と組織の間で起きます。
では、それを解決するのは誰か。
答えは自明ですね。
その上の組織ということになります。
では、その上の組織と別の上の組織の間の「無駄」はどうやって解決するのでしょう???
そしてそのまた上の、、、
いずれ答えはトップに行き着くのです。
というわけで、難易度の高い改善の担当者となった方には、負けずに頑張ってもらいたいものです。