2010年12月6日月曜日

Google Apps を安易に導入すると大変!?

TANAKA Kohji です。
興味深いWebページを見つけました。
Togetter - 「GoogleAppsを会社に導入したら大変だった。」
http://togetter.com/li/75267
企業の規模が書かれていないので想像するしかありませんが、それなりに大きな(中堅!?)企業という感じでしょうか。

情報システム部風の担当者が苦労している様子がよくわかります。

既存のシステムからの代替というのは、何でも難しいものです。
圧倒的に代替製品が優れていても、既存の慣れたやり方から移行するのは大変です。
(ブラインドタッチの習得の難しさの大半はそこにありますよね)

さらに。
Google Apps™ のような、多少使う人を選ぶ製品の場合はなおさらかも知れません。
(まだまだ改良の余地のある製品群ですので)

何事にもメリットデメリットがあるため、「移行の場合は」特に慎重にいかざるを得ません。

しかし、ビジネスにはスピードが大切。
拙速に進めるのもNGですが、慎重になりすぎて遅々として進まないのはもっといけません。

ではどうするか。

こういった改善は、トップダウンが不可欠です。

トップが自ら音頭をとってあげないと、担当者は苦労の末に、その苦労は徒労と終わるでしょう。

トップが人任せにしてはいけないのです。

そうやって行われる改善は、改善という名の下に行われる、単なる業務の変更です。
なぜ、トップが関わらないといけないのか。
ひとつは組織の構造にあります。

往々にして「無駄」は、組織と組織の間で起きます。
では、それを解決するのは誰か。
答えは自明ですね。

その上の組織ということになります。

では、その上の組織と別の上の組織の間の「無駄」はどうやって解決するのでしょう???
そしてそのまた上の、、、

いずれ答えはトップに行き着くのです。

というわけで、難易度の高い改善の担当者となった方には、負けずに頑張ってもらいたいものです。
このエントリーをはてなブックマークに追加

Facebookへの「いいね!」ありがとうございます