TANAKA Kohji です。
ついに待ち望んだ新しいモバイルルーターであるところの(関係代名詞)『光ポータブル』が送られてきました。
この製品、もともと2009年夏にNTT BP社がフィールドトライアルを実施したPersonal Wireless Routerという製品がもとになっています。
その時点で非常に他製品を圧倒した逸品で、モニターからでた意見は『発熱の問題』に集中しました。
これはルーター自体が3Gアクセスを行なう製品の宿命なのですが、3Gでアクセスすることで少なからず発熱を行ないます。
現行のモデルよりひとまわり以上小さかったモニター製品では、その熱の問題が回避できません。
当時発売を年内と言っていたため、『売するなら冬。カイロとして使えるから』と揶揄されたものです。
予定より半年以上遅れて(iPad登場と時期を同じくして)発表された同製品では、その唯一の弱点を克服し、同種の製品としては最長クラスのバッテリー持続時間を誇り、そして有線LANおよび公衆無線LANでも自動で切り替わるという、他に類を見ない特徴を備えています。
まさに最強のモバイルルーターといえるでしょう。
ひとあしはやく発売したPocket Wifi でしたが、このPersonal Wireless Router があったために、残念ながら「決定打」とはなりませんでした。
が、これはおそらく決定打となるでしょう。
もしこれを超えようとしても、11nの規格への対応やUQ WiMAX対応くらいしか考えられず、大きくアドバンテージを取れることはありません。
やはりモバイルルーターという『インターネット環境を持ち出す』製品はバッテリー持続時間に占めるウェイトは大きいのです。
さっそく今週末活躍します。