先週のTwitter勉強会で学んだことを中心にまとめていくシリーズの最終回です。
Twitterが高度な情報収集ツールであるというわたしの使い方は変わらないのですが、どうせならビジネスに活用したいという方も多いでしょうし、そちらが多数派かもしれません。
そこで、最後に、ビジネスで活用するための基本的な考え方の部分を、@taks99 さんのやりかたを参考にしつつ、まとめてみます。
ビジネスシナリオを描く
Twitterを使用して、どのようにビジネスに繋げるのかというのを、まず明確にすると良いとのこと。
これは、ECサイトであれば、「ユーザーが広告を見る」→「ランディングページ(広告からの誘導用ページ)」→「購入ページ」と『導線』を張るように、Twitterでも、どのように自社商品・サービスの受注まで繋げるかを事前に想定する必要があるということです。
そうしておくと、実際のユーザーの行動(動線といいます)をトラッキング(把握)し、その差異をみながら修正が図れるからです。
たとえばシナリオとして、メールマガジンの登録をゴールとしてみましょう。
- Twitter内の検索で購読対象なユーザーを見つけ、mentionsを飛ばす
- 反応があったユーザーにたいし、有益な情報を日常的につぶやく
- bio(プロフィール)やメルマガ紹介のつぶやきからメールマガジン登録ページへ誘導する
- 登録ページにて登録してもらう
- メールマガジンの反応に対し、mentionsを飛ばす
- (1へ戻る)
のような感じでしょうか。
ここは、実際の商品・サービスによって、上記の例の4の部分、つまりゴールが変わってくるため、まったく違うものになるでしょう。
フォローされることを目的とするのではなく、読まれることを目的にする
シリーズ初回にお話ししたように、フォロワーの数を増やすことが重要なのではなく、あなたと関連の深いフォロワーを増やすことが重要です。
それはとりもなおさず、あなたのつぶやきを「見てくれる」人を増やす必要があるということです。
質のよろしくないフォロワーを増やしても、あなたのつぶやきを見てくれる人は増えません。
あなたと関連の深い人を見つけ、そしてそのユーザーとTLで交流することが重要なのです。
きちんとそういうことをしている人は、フォロワーの数に比例して、リストに入っている数も増えていくそうです。
ひとつの指標といえるかもしれません。
(もちろんどんなリストに入っているかにもよりますが、概ね比例するでしょう)
ほかのユーザーの役に立つつぶやきをする必要があります。
毎日ブログ書きましたという報告しかしないなら、(あなたがアルファーブロガーなら別ですが)質の高いフォロワーは増えないでしょう。
逆に、あなたの考えをしっかり表明していれば、それに共感してくれる方々は、あなたのつぶやきに注目するはずです。
つまり、あまりTwitterだからといって、特別なことはないのです。
ただ、ツールが違うということで。
もし真剣にTwitterをマーケティングツールとして利用するのであれば、その特性を理解した上で、当たり前のことをやるということを常に意識した方が良さそうです。
というわけで、わたしが勉強会で理解したことのまとめは終わりです。
ちなみにこのブログでは勉強会で学んだことのほんの一部しか書いていません。
また、わたしなりの独自の解釈で変換している部分も多々あります。
興味のある方は、ぜひ、勉強会に参加してみてください。
最後になりますが、講師の @taks99 さん、ありがとうございました!