TANAKA Kohji です。
先日、週末に開催しているiPhoneアプリ開発の勉強会に参加してきました。
まだまだ開発に不慣れなため、このような勉強会に参加しつつ、経験値を増やすことが必要なのです。
さて、そのなかで。
参加者のひとりが、わたしと同じく、iPhoneアプリの勉強をはじめて間もない方でした。
そのかたは普段、Androidで採用されいてる言語JAVAを使って開発をしているとのこと。
iPhoneアプリは、Objective-Cという、Apple製品以外では使われていない、多少特殊な言語を使用しています。
そのため、ほぼすべての開発者が、iPhoneアプリを開発するにあたって一から言語を学ぶということになります。
しかし、上述の方は、Androidではなく、iPhoneによるアプリケーションの開発を行なうというのです。
じつは。
これは、めずらしいことではありません。
これは「製品として」iPhoneのほうが魅力的であると、開発者自身が考えている結果なのです。
統計を採ったわけではありませんが、Android開発をメインにしている方は少数派です。
そしてこの傾向が続くと。
iPhoneアプリはますます充実していくでしょう。
(Androidアプリも充実していくことは間違いありませんが、なかにはiPhoneアプリを移植したものということになるでしょう)
そして、ユーザーはアプリが充実しているデバイスを選択するはずです。
モバイル端末をハードウェアのスペックで選ぶ時代は過去のこと。(もはやカメラの画素数に魅力を感じません)
これから生き残るデバイスは、何より、開発意欲が沸くものでなくてはならないのです。
それは、AmazonやTwitterがAPIと呼ばれる機能を公開し、サードパーティ製アプリを作りやすくしたことで、他社の追随を許さない状況を構築していったことと相似形です。
さて。Androidの巻き返しはあるのでしょうか?
ユーザー数は圧倒的にAndroidのほうが増えていくことでしょう。
そこに活路があるかどうかは、また別の機会に。